2022.06.22
森達也第一回劇映画監督作品「福田村事件」レギュラーエキストラ募集
主催:関西キャスティング スタジオRETAO
ドキュメンタリー映画で手腕を振るってきた森達也が「福田村事件」をテーマに初の劇映画を監督。同作のレギュラーエキストラを募集する。
本作は、関東大震災100年に向けて、知られざる歴史・語り継がれてこなかった悲劇を今に、そしてこれからの世の中に伝えるために、そしてこの歴史を繰り返さないための警鐘として、何より人間というものの危うさを描くために企画された。
企画は、一昨年に『火口のふたり』でキネマ旬報ベストワンに輝いた脚本家・映画監督の荒井晴彦。監督は一昨年『i―新聞記者ドキュメント』でキネマ旬報文化映画ベストワンを獲った森達也。この二人によるキネマ旬報ベストワンコンビが実現。なお本作が森達也の第一回劇映画監督作品となる。
▼作品概要
企画:荒井晴彦
監督:森達也 (映画「i-新聞記者ドキュメント」など)
制作プロダクション:ドッグシュガー
撮影スケジュール:2022年8月中旬〜9月末(予定)
配給:太秦株式会社
公開時期:2023年9月予定
https://twitter.com/prime_casting
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▼募集内容
讃岐行商団や福田村の村民:2歳〜50歳の男女。基本的にレギュラーエキストラとしての募集だが、現場でセリフなどが割り振られる場合もあり。作品への深い理解、熱意がある人の応募も待っている。
■監督・森達也プロフィール
広島県呉市生まれ。立教大学在学中に映画サークルに所属し、1986年にテレビ制作会社に入社、その後フリーとなる。地下鉄サリン事件後、オウム真理教施設でオウム信者たちを撮った『A』は1998年に劇場公開。ベルリン国際映画祭など多数の海外映画祭でも上映され、世界的に大きな話題となった。1999年にはテレビ・ドキュメンタリー『放送禁止歌』を発表。2001年には映画『A2』を公開、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。2006年に放送されたテレビ東京の番組『ドキュメンタリーは嘘をつく』には村上賢司、松江哲明らとともに関わり、メディアリテラシーの重要性を訴えた本作は、現在でもドキュメンタリーを語る上で重要な作品の一つとなっている。2011年、東日本大震災の被災地で撮影された『311』を綿井健陽、松林要樹、安岡卓治と共同監督し、賛否両論を巻き起こした。2016年にゴーストライター騒動をテーマとする映画『FAKE』を、そして2019年には東京新聞の望月衣塑子記者を被写体にした『@ー新聞記者ドキュメントー』を発表した。
■福田村事件とは
関東大震災直後から飛び交った流言飛語――朝鮮人が武器を持って襲ってくる、井戸に毒を投げ入れた、放火して回っている等々。それらを信じた市井の人が自警団を結成し、「九月、東京の路上で」朝鮮人を虐殺した。そのデマは東京近郊にも飛び火し――
そして、関東大震災から5日後、千葉県東葛飾郡福田村で9人の日本人が殺された。彼らは香川から来た行商団だった。讃岐弁を朝鮮語と間違えられたのだ。9人の中には臨月の妊婦もいた。彼らは被差別部落の出身だった。
年齢 | 2〜50歳 |
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性別 | 不問 |
締切 | 2022.06.29 21:59 |