TremendousCircusでは、2022年9月30日(金)〜10月2日(日)に上演する『女の子は死なない(仮)』の出演者を募集する。

TremendousCircusではこれまで田中円の戯曲を上演してきたが、本公演では初めて葭本未織(少女都市/gekidanU/うさぎの喘ギ)氏の脚本・演出で上演する。

■あらすじ／脚本・演出より
舞台は阿佐ヶ谷の劇場。どしゃぶりの雨の中、4人の少女が劇場を借りにやってくるーーー。

女の子たちが、置かれている状況の苦しさから、自己の内面を変えようと努力する。
何度も何度も努力する。でも苦しさは変わらない。極限まで追い詰められてふとした瞬間に、「そうか、わたしが変わるんじゃなくて世界が変わらなきゃいけないのか」と解る。
自分を救済するためには、世界と闘わなければならない。
それは悲しいことに、人生を賭した長い長い闘いである。
それでも、踏み出せば道ができる。
少女たちの遥かな道のりの第一歩を描く物語にします。

劇作家　葭本未織

■TremendousCIrcusについて
田中円の脚本・演出作品を上演する劇団。2016年結成。
世界初・日本発「ゴシック演劇」と称し、日本特有の文化であるゴシック＆ロリータを舞台衣装に取り入れ、爆音のダークミュージックと共に、童話や史実を題材にしながら、児童虐待、LGBTQ差別、女性差別など社会派エンターテイメントを創作し続ける。
演出に女形、男装を多用し、出演者に多くLGBTQが参加するなど、性別にこだわらない、ジェンダーフリーな社会実現を目指している。

■演出家プロフィール
葭本未織　よしもとみおり
劇作家。1993年1月17日生まれ。兵庫県出身。
文学座附属演劇研究所本科・研修科を経て、立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。
2歳の誕生日に阪神・淡路大震災を被災。生家が全壊し、仮設住宅で育った経験を持つ。
抑圧への抵抗、困難からの克服を、鋭利な台詞で描く社会派劇を上演する。

＜推薦・受賞歴＞
『聖女』第60回岸田國士戯曲賞 推薦。
『光の祭典』アイホール平成30年度次世代応援企画break a leg 選出。2019年度こまばアゴラ劇場地方プログラム採択。
『永浜』第16回杉並演劇祭 優秀賞受賞。
『リアの跡地』令和3年度北海道戯曲賞最終候補ノミネート。

■公演概要
【公演名】TremendousCircus 『女の子は死なない(仮)』
【作・演出】葭本未織(gekidanU/うさぎの喘ギ/少女都市)
【音楽監督】Dee Lee
【主宰】TremendousCircus
【出演】知乃　当山楓花　菅原茉利奈　ほか
【上演時間】約１時間半
【劇場】阿佐ヶ谷シアターシャイン
【公演日時】2022年9月30日(金)〜10月2日(日)　
　　　　　※仕込み期間：9月28日(水)、29日(木)
・一日2ステージにて計6公演を予定。