2021.08.23
ミュージカル『春のめざめ』オーディション〈10月〉
主催:レプロエンタテインメント
演出の奥山 寛
芸能プロダクション・レプロエンタテインメントが、2022年7月にミュージカル『春のめざめ』をオンライン型演劇場・浅草九劇にて上演することが決定。それに先立って、出演者のワークショップオーディションを開催する。
ワークショップオーディションを実施する『御茶ラボ』は、エンタメに関わるあらゆる「クリエイター」「アーティスト」「ビジネスマン」「ユーザー」が、縦(│)横(─)斜(/)めに交わる「エンタメの溜まり場」になることを目指し、各種ワークショップやイベント等を実施中。
浅草九劇は、今年で5年目を迎え、貸館のみならず、自主事業にも力を入れており、本格的なミュージカルを小劇場の距離感で楽しめる企画の第一弾として、今年の12月にオフ・ブロードウェイ ミュージカル 『キッド・ヴィクトリー』を上演。そして企画の第二弾として、2022年7月にミュージカル『春のめざめ』の上演を予定。同作の演出にも『キッド・ヴィクトリー』の奥山寛を迎えて上演する。
本作は、19世紀末のドイツを舞台に、少年少女たちの思春期を通し、それに対する大人たちの抑圧、その結果としての悲劇を描いたロックミュージカル。2006年にブロードウェイで初演を行い、第61回トニー賞で、ミュージカル作品賞を含む8部門を受賞するなど高い評価を得ている。
本作上演に向けて、大人役以外の少年少女たちの全11役のオーディションを実施する。
●募集キャスト
男性・女性合わせて11役(全役ダブルキャスト)
・メルヒオール (男性)
社会のルールには従わないという強い意志を持つ、賢い男の子。
宗教を信じない、急進的な学生。ヴェンドラへの強い想いと、目覚め始めた性的衝動にもがく。
声域:E3〜E5
・ヴェンドラ (女性)
純粋。自分を取り巻く世界や自分の身体の変化について日に日に興味を増していく。
傷つきやすいが、自分の成長/進化には積極的に取り組む。新しく発見した性的側面をメルヒオールと一緒に探求する。
声域:G2〜B4
・マルタ (女性)
日常的に父親から暴力的な虐待を受けている女子学生。
モリッツに密かに想いを寄せている。
声域:E3〜E5
・モリッツ (男性)
メルヒオールの親友、問題を抱えた学生。
父親を必死で喜ばせようとするが、いつも失望させているように思われる。
繰り返し見る性的な夢や勉強で落ちこぼれていくことに追い詰められて、自殺を考えるようになる。
声域:C3〜A4
・テーア (女性)
ヴェンドラの親友。
無邪気で純粋で居続けようとする女子学生。
声域:E3〜E5
・ハンシェン (男性)
結構ナルシストな、メルヒオールの学校友達。
自分のセクシャリティについては特に問題を感じていない。
ルックスの良さと聡明さを武器にエルンストを虜にする。
ルパート役も演じる。
声域:A♭2〜D5
・アンナ (女性)
ドイツ人の女子学生でマルタの親友。楽天的で少し世間知らず。
マルタの苦しみをいまいち理解しきれない。
声域:E3〜C5
・エルンスト (男性)
メルヒオールの学校友達。世間知らずで簡単に影響されやすく、そのせいもあってハンシェンと恋に落ちる。
ラインホルトも演じる。
声域:A♭2〜A4
・イルゼ (女性)
マルタの姉。彼女も虐待されていて、家から逃げ出し芸術家集団とともに(アーティスト・コロニーに)住む。
昔からの友達モリッツが死ぬ前に手を差し伸べる。
声域:E3〜E5
・ゲオルグ (男性)
メルヒオールの不器用な学校友達。ピアノの先生への想いに飲み込まれてしまう。
ディーターも演じる。
声域:A♭2〜D5
・オットー (男性)
メルヒオールのクラスメート。自分では適切でないと思っている感情にもがき苦しむ。
ウルブレヒトも演じる。
声域:A♭2〜D5
■公演概要
ミュージカル『春のめざめ』
台本・歌詞:スティーヴン・セイタ―
音楽:ダンカン・シーク
原作:フランク・ヴェデキント
演出:奥山 寛
主催:株式会社レプロエンタテインメント
公演日:2022年7月中旬〜下旬(予定)
会場:浅草九劇
内容:
19世紀末のドイツ。
無味乾燥な授業、理不尽な教師たち、無理解な親…。
思春期の真っ只中にある十代の少年少女たちは、
保守的な社会の中で息が詰まりそうな退屈な日々を送っている。
年齢 | 18〜25歳 ※10代に見える人。 |
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性別 | 不問 |
締切 | 2021.09.30 23:59 |