2021年12月に上演される2人芝居舞台への出演者を募集。2022年には地方公演も行う予定。

ギャラ1ステージ１万円以上から(要相談)×ステージ数・衣装提供あり・リハーサル代・オーディション費無料。

◇テーマ
人間によって創られたコンピューティングワールドを描くことで
自分自身との距離を置き「思考に対して余白」を与えるエキシビション公演

「無題の存在」こそが、人間同士のユートピアを築き上げる。
心の中に染み付く思い出や感情は永遠に自分のものなのであるとすれば、コンピューターワールドではなく「目に見えない」「名前を付けられない」実態のないものにこそ我々は支配されているのではないか。幸せや幸福は他人が定めるものではない。言葉の標準化を定め秩序を保とうとするその先にはジレンマと破滅が待っている。

この矛盾から見える真の「無の存在」を掲げてゆく。

脚本・演出：小池樹里杏

【募集キャスト】
◇近藤椿 役
独身。Unknownのプロジェクトリーダー
孤独なエンジニア。
幼い頃から貧乏な暮らしにコンプレックスを持っていた為、税理士になること目指して勉強していた。
しかし、大学の研究機関（ラボ）を紹介され Unknownのプロジェクトを立ち上げることに。プライドが高く早口。背伸びしてきた椿の大学時代に青春という言葉は似合わない。
仕事を愛しテキパキとこなしてきたが、
プロジェクトの立ち上げメンバーだった仲間や先輩たちは次々と自殺や殺人に関わってしまい心を病んで離職していく人ばかりだった。
次々と自殺や殺人に関わってしまうプロジェクトの仲間を見送ってきた自分に自信を無くしてしまっている。自分を見直すことが時に耐え難かった。

◇春本雄太 役
バツイチ独身。
小説家志望ではあったが、私立高校の教員として植物教育の授業を担当している。
明るく前向きでよく笑い、スポーツも万能。
ユーモアを交えた春本の授業は生徒たちや周りの教員からも人気だった。
4人兄弟の長男で、しっかりものの優しい心の持ち主。
順風満帆な人生のように見える雄太の人生には、誰にも言えない秘密があった。
唐突に勤めていた学校を解雇になり、転職先を理事長から紹介されたのが「ワードスコープ」を行う特別機密組織「unknown」だった。
自分がなぜこの場所にいるのかもわからない雄太はこの環境になかなか慣れなかった。しかし、今までの自分人生経験からうまれる豊かなアイディアは「unknown」でも活かされていく。