オーディション写真の撮り方 ｜ デビューちゃんの「オーディション写真で失敗しないコツ」

上目使いで可愛く小顔に撮れるからといって、SNSに投稿するような自分撮りはやっぱりNG。顔のパーツのバランスや印象も全く違うものになってしまうから、しっかり正面撮影の写真を使おうね。撮影したときにツルツルにビューティー加工されるアプリでの撮影もNGだよ。

今流行ってる写真アプリを使うと、まるでアニメみたいに可愛くなれちゃうけど、こういう写真を送られても、審査員は困っちゃう。会おうと思ってもぜんぜん別人なのは分かっているし、印象も良くないよね。「加工写真はNG」と断っている場合がほとんどだから、最初から審査対象からはずされちゃうので注意！　明るさ調整ぐらいならOKだよ。

撮影してくれる人がいないからと言って、手軽に鏡に自分を映して応募するのは、意識が低いと思われてもしょうがない。目線もおかしくなるし、人物もどうしても小さくなってしまって、スタイルや全身バランスもわからなくて審査できないからね。誰かに頼んで撮ってもらうのがベストだし、セルフタイマーで撮影することもできるから。

カメラのレンズ（広角側）は、近づいて撮ると外側が歪む性質があるので、上からすぎる位置から撮ると「頭でっかち」に、下からすぎると下半身が変なバランスになってしまうよ。撮る人が少しだけ離れて、撮られる人のお腹から腰辺りの高さで撮るとバランスのいい写真が撮れるよ。

顔アップも全身も、カメラを縦にして撮ったほうが、小さくなりすぎずに画面に収まるよ。寄り過ぎて、頭が切れたりしないように気を付けて。

大半のデジカメは、シャッター半押しでピントが合うようになっているので、しっかりピントが来てからシャッターを押してね。いくら雰囲気のある写真になったとしても、ピントはくっきり合わせるようにしてね。

応募写真は本人を見せるものであって、ファッションを見せるものではないので、体型をあまり隠すような服装は、それだけでスルーされてしまう可能性も。腕まわりやウエスト、脚など体のラインがわかるような、なるべくすっきりした服装で撮影したほうが好印象だよ。

いかに撮影の時間が無いからといって、部屋のなかでササっと撮った写真を送るのも考えもの。背景がごちゃごちゃしていて人物に目がいかないし、めちゃくちゃ生活感のある写真を送られたって、審査する人のほうが困っちゃうよ。

頭からつま先まで入っているといったって、めちゃくちゃ引き過ぎで背景や景色ばかりが目立って、本人が分からないという写真。こんな応募写真あるの？　いやあるんです！　旅行に行ったときに観光名所の前で撮った写真を全身写真として代用するのもやめよう。お店の中で撮ったスナップとかも、本人の魅力を殺しちゃってるよね。

窓を背景にして撮った写真で意外とありがちなのが、逆光で本人が真っ黒の写真。光は敵にも味方にもなるので、ご用心！

楽しく遊んでいた友達を非情にもバッサリカット！　そして顔にスタンプ！　きゃーっ！　やっぱり自分一人でしっかり撮影しようね。