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2013/05/24 20:31

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人見知り度は病の一歩手前 オードリー・若林が初エッセイを発売

初エッセイ『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』の発売記念イベントを開催したお笑いコンビ・オードリーの若林正恭。 (C)DeView
初エッセイ『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』の発売記念イベントを開催したお笑いコンビ・オードリーの若林正恭。 (C)DeView

 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が初エッセイ『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』を発売し、その記念イベントとして都内で握手会を行った。

 本書は雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載され、読者支持第1位を常時獲得しているという「若林正恭の社会人シリーズ」を書籍化したもので、連載分に加筆修正したものとともに、大型書き下ろし2本を収録した意欲作。

 若林は「(『ダ・ヴィンチ』連載中)書籍化っていう気持ちで書いてなかったので、書籍化と聞いたときはビックリしました。雑誌は月一の連載で、コンビニとか本屋に行って開かないと読めないものじゃないですが。なので好き勝手に書いてたんですけど、これはマズイことになったなって最初は思いましたけどね。まとめて読むと、自分でも自分のこと考えすぎだなって思いましたね。ここまでネガティブなエッセイないなって」と苦笑しながら語った。

 そんな若林の人見知り度はというと「テレビを出せていただいくようになった最初の1年、けっこうひどくて。先輩の楽屋挨拶も10回くらい(自分の楽屋と先輩の楽屋を)往復してようやく挨拶に行ける状態だったんです。この本を心理学者の人が読んだって言ってたんですけど、病のゾーンの一歩手前くらいの状態らしくて」と周りが引くほど重度。それでも「嬉しいですね。人見知りで良かったのかなって思います。本が一冊できるなら」とコンプレックスが役に立ったと嬉しそうにコメントした。

 また出版に際して、中学からの付き合いでもある相方の春日俊彰に同書を贈ったそうで、「パプアニューギニアに行く途中で読んだと。偉そうに『共感する』とか、『いつの間にか春日を追い越してた』とか言ってたんですけど。中学からあいつの後ろを歩いてるつもりは1回もない。前を歩いてるつもりだったので、それはそうだろうなと」と辛らつ。さらに「ラジオでも(書籍について)ちょっとしゃべりましたけど。春日のことを書いている章もありまして、そこを宣伝してくるようにと言われました。なので、飛ばして読んでもらっていいかな」と話し、報道陣の笑いを誘った。

 『ダ・ヴィンチ』では現在も連載中とのことで「ちょっとずつ成長しているので、読んでいただければ」とこちらもPR。「人見知りは直ってきてはいるんですけど、人並みにはまだなってないです。今はお仕事なので、しゃべらないとギャラ泥棒になるんで。なるべくしゃべっていこうという気持ちはあるんですけど、プライベートとなるとなかなか難しいですね。話しかけたりするのは」と今は仕事ではスイッチを切り替えているようだ。

 そんな重度の人見知りが原因なのか彼女いない歴8年。「ホントに彼女ほしんですよね。昨日も相方と話してて、お互い8年彼女がいないコンビで8年っていうとちょっと引くじゃないですか。性格に難があるコンビなんじゃないかって、そろそろそういう話もないとねって」と真剣。記者から「この場を借りて募集したら?」と言われるがまま「こちらの本ですね、私のプロフィールのような内容になっているんで、このような男でもいいという方がいれば、ぜひ事務所に写真付きで手紙を送ってください」と彼女募集の告知を合わせて初エッセイの発売記念イベントを終了させた。

 オードリー・若林の初エッセイ『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』はメディアファクトリーより現在発売中。

関連写真

  • 初エッセイ『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』の発売記念イベントを開催したお笑いコンビ・オードリーの若林正恭。 (C)DeView

  • ファンに直接本を手渡す若林。 (C)DeView

  • 多くの報道陣に囲まれても仕事なので笑顔で答える若林。 (C)DeView

  

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