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2013/04/26 17:31
モーニング娘。が“2作連続1位”でファンに感謝。鞘師「3つめの良い事は、3作連続1位か『紅白』出場!」
モーニング娘。が新曲『ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない』の発売記念イベントを、25日、東京・渋谷の東横線旧渋谷駅跡地・期間限定イベントスペースで開催。メンバーの鞘師里保は新曲の『トリプル良い事があった』の歌詞になぞらえ、「2作連続1位でダブルで良い事があったので、3つめは3作連続1位か『紅白歌合戦』出場を目指したいです!」と力強く語った。
53枚目のシングル『ブレインストーミング/君さえ居れば何も要らない』が4/29付オリコン・ウィークリーランキングで初登場1位を記録。前作『Help me!!』に続き、2作連続の1位となった。モーニング娘。の2作連続1位は11年2ヶ月ぶりの快挙。この日のイベントは、ファンへの感謝の気持ちを表す意味でで開催された。
ライブ前の記者会見は、東横線の旧・渋谷駅のホームの先の線路の上で行われた。リーダーの道重さゆみは「進化している渋谷と、今のモーニング娘。は似てると思います。今日、ここでイベントができて嬉しいです」と笑顔で語った。
2作連続1位については「心から嬉しいの一言です!」と道重。田中れいなは「モーニング娘。として最後に2作連続1位になれてうれしいです!」と心境を語った。
来月21日の武道館公演でモーニング娘。を卒業することが決まっている田中。「卒業まで1ヶ月を切りましたが、れいな的には、卒業を発表する前もした後も心境は変わってなくて、毎日を楽しんで突っ走っていきたいです」と語る。
一方道重は、田中が前向きな気持ちを持っていたので、しんみりするというよりも、前向きに応援したいという気持ちを持っていたというが、さすがに「卒業まであと1ヶ月を切って、だんだん実感がわいてきました」と話す。「れいなとこうして話すのも、あと1ヶ月なんだなと思うと寂しくなってきました」。
そんな中、モーニング娘。の新世代を引っ張る鞘師里保は「『ブレインストーミング』の歌詞に「トリプル良い事があった」という歌詞があるのですが、『Help me!!』と『ブレインストーミング』が2作連続で1位になり、ダブルで良い事があったので、『紅白歌合戦』出場や、次のシングルも1位を獲るなど、3つめの良い事を目指して頑張っていきたいです!」と力強く語った。
卒業後はバンド「LoVendoЯ(ラベンダー)」として活動する田中は、「れいなの3つめの良い事はLoVendoЯで活躍できること。モーニング娘。にもこれからも活躍してもらって、れいなが『モーニング娘。にいたんだよ』と自慢できるように活躍してほしい!」と後輩たちにエールを送った。
そして迎えたライブ本番。新曲『君さえ居れば何も要らない』からスタート。その後、メンバー一人ずつ、2作連続1位についての感謝のメッセージをファンに送った。
鞘師は「いろんな方に支えてもらえたおかげ」、石田亜佑美は「全国各地で、私たちを待ってくれている人がいるからイベントができる。感謝したいです」と語った。また道重は、歴代の先輩リーダーにメールで2作連続1位の報告をしたエピソードを披露。「私とれいなが加入した時のリーダーの飯田圭織さんは『みんなが頑張ったから』とおっしゃってくださいましたが、私たち現役が頑張れるのは、歴代の先輩方のおかげ。そして、つんく♂さんやスタッフさん、ファンのみなさんにお礼を言いたいです」とその気持ちを表した。
続いて、12年前の1位獲得曲『ザ☆ピ〜ス!』を現メンバーで歌い、場内は一気にヒートアップ! その後、『Help me!!』など最近のヒット曲を中心に披露した。場内の盛り上がりはもちろん、渋谷駅の通行人も、かつてのモーニング娘。とは趣きが異なるパフォーマンスを目にし、立ち止まって、耳を傾けている人も少なくなかった。
そしてラストは新曲『ブレインストーミング』で締めた。
ライブが終わっても興奮冷めやらない様子のファンは、こうしたイベントライブでは異例のアンコールを叫んだ。そんな中、感激の表情でステージにもう一度現れたメンバーたち。アンコールを想定していなかったということで再度『ブレインストーミング』を歌い、場内の喝采を浴びた。
モーニング娘。は現在、『モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL〜田中れいな卒業記念スペシャル〜』を開催中。
また日本武道館での『〜田中れいな卒業記念日〜』は21日に開催。田中は「田中れいなの10年間の集大成を見せたい!」と意気込みを見せる。