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2013/01/08 13:21

デビュー

アップアップガールズ(仮)が2年ぶりにハロプロのステージに。「辞めさせられた私たちが、2年間頑張ってきたすべてを見せたい!」

6日、ハロプロの新春公演にゲスト出演したアップアップガールズ(仮)。メンバーは全員ハロプロの研修生“ハロプロエッグ”の出身者。
6日、ハロプロの新春公演にゲスト出演したアップアップガールズ(仮)。メンバーは全員ハロプロの研修生“ハロプロエッグ”の出身者。

 7人組アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)が、6日に東京・中野サンプラザで行われたハロー!プロジェクトのお正月公演『Hello!Project誕生15周年記念ライブ2013冬〜ブラボー!〜』に、ハロプロエッグ(研修生)OGとしてゲスト出演。メンバーの仙石みなみ(21)は「ハロプロエッグを辞めさせられた私たちですが、2年間頑張ってきたすべてを見てほしい」とアピール、最新シングル『チョッパー☆チョッパー』を披露した。

 アップアップガールズ(仮)のメンバーは、ハロプロエッグの研修過程を修了したメンバーで一昨年結成された。ハロプロメンバーとしてのデビューを夢見て、レッスンに励んできた彼女たち。研修修了の段階で、メンバーの大半は5年以上レッスンを積んでいたがデビューには至らず、不本意な思いもあったと思われる。

 グループ結成後、ライブを中心に活動してきたが、今回ハロプロ15周年記念の企画として、新春公演にハロプロエッグ出身者としてゲスト出演することに。彼女たちにとって、2年ぶりにハロプロのステージとなった。現在ほぼ毎週のようにライブを行っている7人だが、このステージに臨むにあたってはやはり特別な思いがあったようだ。メンバーの森 咲樹(19)は「ハロプロのステージでアップアップガールズ(仮)を“かましたろ!”と思います」と勢いよく語った。

 そしてライブのゲストコーナーで、ステージに登場した7人。しょっぱなからMCで「ハロプロエッグを辞めさせられた私たちは、2年間アップアップガールズ(仮)として活動してきました。この2年間頑張ってきたことのすべてを見せたいです!」と宣言した上げた仙石みなみ。

「辞めさせられた」の言葉に観客は大きく反応。コミカルな感じでの発言だったが、その中には、逆境を乗り越えてきた彼女たちの「なにくそ!」「ここから上へ上へ這い上がってやる」と、ここまで頑張ってきた彼女たちの強い思いが込められていたのだろう。また自分たちのパフォーマンスのレベルが向上し、ライブでの動員も増え、今ならハロプロの中でも戦えるという自信が生んだ発言なのかもしれない。

 ステージでは最新曲『チョッパー☆チョッパー』を披露。疾走感あふれるサウンド、スポーツのようなハードな振付などハロプロの楽曲とは一線を画したナンバーながら、彼女らのファンのみならず、場内の観客の心を大いにつかんだようだ。曲中、観客とのコール&レスポンスの箇所では、ライブで鍛えられてきた彼女たちの面目躍如で、グイグイと前に出て観客を煽り、場内をヒートアップさせた。

 ステージを降りて開口一番「ぶちかましてきました!」と仙石。「つかみで笑ってもらえたので、その勢いで私たちのことを知らない人も曲に入ってきてもらえたと思います」と満足した様子だ。「エッグとして立っていたステージに、こうして7人で立って自分たちの歌を披露できて嬉しかった。2年間頑張ってきたことをこの1曲に込めて、ハロー!のメンバーやスタッフさんに伝えたいと思いました」と語った。

「『何!?この子たち?』ってお客さんを驚かせる自信はありました」と話すのは古川小夏(20)。「自分たちが今持っているものをすべて出し切れさえすれば…。出し切れるか不安もあったけど、ステージに出ると楽しくて、ずっと笑っていた気がします」。

 思惑通り、彼女たちを知らない観客も驚かせることができたようだ。また「雛壇に座っていたハロー!のメンバーさんたちが驚いてくれたのも嬉しかった」と関根梓(16)。やはり楽曲やパフォーマンスのタイプ、観客の煽り方など異質だったのか、他のハロプロメンバーも最初は戸惑ったようだ。だが次第に手拍子などでアプガのステージを盛り上げた。

 その関根は、本番前は「ヤバイな」と緊張気味だったというが「でも私たちの前のスマイレージのステージを観ていたら、楽しくなってきて…。ステージに出た瞬間、第一声から会場が揺れるんです。地響きのように!今度は私たちのステージでこの感じを出していければいいな!」

「純粋に楽しかった!」と笑顔で話すのは森。「コール&レスポンスを一緒にやってくれたり、私たちのファンの人以外も含めて会場にいるみんなで一体になって楽しさを味わってもらえたのが嬉しかったです。今後、他のアイドルとの対バンライブもありますが、この感じで楽しめたら…。今日は今後につながるステージになったと思います」

「最初は不安でした」というのは佐藤綾乃(18)。「2年ぶりなのでどんな反応が返ってくるのか…。でも出るからには自分たちも楽しまないと。楽しさがお客さんにも伝わるようになるには、私たちが心の底から楽しまなければと思いました」。佐保明梨(17)は「2年前一緒にステージに立っていたハロー!のメンバーや、スタッフさん、先生に、『2年間で変わったな』と思ってもらえるように頑張りました!」と振り返った。

 また「今回一番嬉しかったのは、ハンドマイクを持ってハロー!のステージで歌えたこと」と話すのは新井愛瞳(15)。彼女らが2年前までエッグとしてステージに上がっていたときはヘッドセットマイクをつけてバックでダンスしていた。「自分たちの曲で、自分たちの振付でパフォーマンスできて嬉しかったんです! 今度は私たちのワンマンライブで中野サンプラザを埋めたい。“どうだ!ハロー!プロジェクト”って言ってみたいです」と力強く語った。

 アップアップガールズ(仮)は、20日(日)の愛知・日本特殊陶業市民会館で行われる同公演にもゲスト出演する(14時30分開演)。

 また1月30日には1stアルバムが発売、2月24日の新潟から各地方のアイドルとの対バンイベントツアーをスタート、そして4月13日には、3rd単独ライブを横浜BLITZで開催する。

 なお、アップアップガールズ(仮)のメンバーを輩出した「ハロプロ研修生」の新メンバーを求めるオーディションも現在開催中だ。

関連写真

  • 6日、ハロプロの新春公演にゲスト出演したアップアップガールズ(仮)。メンバーは全員ハロプロの研修生“ハロプロエッグ”の出身者。

  • MCで大きなインパクトを与えた、メンバー最年長・仙石みなみ(21)。好きな言葉である“侍魂”を発揮した。

  • この日も熱いパフォーマンスを見せた古川小夏(20)。「暑苦しいくらいが丁度いい」が信条。

  • 「ハロプロのステージで、アプガを“かましたかった!”」と元気いっぱいの森 咲樹(19)。

  • メンバー一の汗っかきで、一生懸命なダンスや歌が持ち味の佐藤綾乃。昨日18歳の誕生日を迎えた。

  • 「『2年間で変わったな』とみんなに思ってもらえるように頑張りました!」と佐保明梨(17)。

  • 「今度は私たちのステージで中野サンプラザの客席を揺らしたい!」と関根梓(16)。

  • 「“どうだ!ハロー!プロジェクト”って言ってみたいです」と力強く語る新井愛瞳(15)。

  

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