ニュース
2019/01/25 20:31
【女子のためのグラビアのススメ】葉月あや「人から褒められるところを武器にして戦ったらいい」
犬童美乃梨、橋本梨菜、葉月あや、森咲智美ら、週刊誌やコミック誌のグラビアでお馴染みのトップグラビアアイドルが多数在籍、さらにアイドルユニット「sherbet」、「ヤンチャン学園音楽部」のプロデュースなどを行っている芸能プロダクション「リップ」が、タレント・グラビア・アイドル、モデル・歌手など幅広いジャンルで活躍する新人タレントを募集中。今回、リップに所属する“圧倒的巨乳”葉月あやにインタビュー。グラビアデビューのきっかけから、この仕事のやりがい、今後の目標、目指す人へのエール等について話を聞いた。
◆「グラビアの仕事だけは唯一続いています」
――この世界に入ったきっかけはスカウト?
【葉月】スカウトされてすぐに『日テレジェニック2014』のオーディションを受けました。芸能界はそんなに甘いものじゃない、とにかく仕事をさせなきゃいけないということで、この日テレジェニックを受けることになりました。
――日テレジェニックのオーディションはどんな経験でした?
【葉月】今後も絶対に忘れない3ヵ月間。正直めちゃくちゃ過酷でしたね。素人がポイッと放り込まれてとにかく必死にやってたいただけなんですけど、素人だからこその物怖じしない感じが良かったのかなって、今となっては思います。
――途中で心が折れたりはしませんでしたか?
【葉月】私メンタルはめちゃくちゃ強いんです。でも身体には疲れが出ましたね。自分では気持ちは負けてなかったんですけど、でもそれだけ自分なりに必死に頑張ってました。
――それでもくじけなかったのは?
【葉月】負けず嫌いだからですね。オーディション中、毎週人気投票の順位が発表されて脱落していくんですけど、私は素人だったので、もちろん最初はファンはゼロで。30位台から始まって、地上波に出て10位ぐらいで。5〜6位ぐらいまで上がったときに、もっと上を目指そうと頑張ったら、最後の週で記者発表の時に1位になれました。オーディションにチャレンジしたことで、どんどんやる気になっていったんです。
――以前の取材で、どんなバイトも続かなかったという話を聞きましたけど。
【葉月】そうなんですよ! お寿司屋さんとかハンバーグ屋さんとかで働いてたんですけど、全然続かなくて。グラビアの仕事だけが唯一続いていて(笑)。
――何が違ったんですか?
【葉月】バイトなら、働いても1時間で稼ぐお金は決まっているし、評価もそんなに変わらないじゃないですか。でも芸能の仕事は、ある程度気合を入れて頑張っても、報われないところが面白いんですよ。頑張っても結果に直結しないところが面白くて続けているというのもあります。それが負けず嫌いにとっては面白いんです。バイトは時給でどれだけもらえるか予想がつくんですけど、このお仕事は報われなくても、次につながることもあったりして。
◆「毎日見える景色が違うことが楽しいです」
――このお仕事をしているからこそのやりがいは?
【葉月】毎日同じことをするわけじゃない。現場も違うし、撮影の内容も違うし、仕事の内容も違う。同じことが二度とないというか、毎日見える景色が違うことが楽しいです
――海外や地方での仕事も楽しそうですね。
【葉月】このお仕事では、ご飯が楽しみですね(笑)。いろんなところに行って、地方のご飯が楽しみですし、その土地にいる人に会えるのも楽しみなんですよ。普通に生きていたら、ここまで頻繁にいろんなところに行けるってあまりないじゃないですか? 挨拶をして喋ったときに、地方の言葉を感じると嬉しくなるんですよ。いろんな人に触れ合えるのは楽しいです。
――グラビアの仕事って、女子を謳歌しているイメージがあります。
【葉月】正直、40、50、60歳になってできる仕事じゃないと思うので。今、この若い時期で、人に堂々と見せられるうちにやっておきたいです。将来、年を取った自分のためにも。こんなにキレイだったんだなとか残せますし。
――先日は憧れのK DUB SHINEさんと一緒にMCバトルの審査員を務めたとか。
【葉月】そうなんですよ!!! 私、音楽とストリート系のファッションが凄く好きで。中学生のときにキングギドラさんをめちゃめちゃ聴いていて、携帯の待ち歌にしてたぐらいなんです! K DUB SHINEさんやZeebraさんは、あのころの私たちのヒーローだから、会えるってなったらめちゃめちゃ緊張して、握手するときも手とか震えちゃって。でもめちゃくちゃ嬉しくて!
――それが一緒に席を並べてMCバトルの審査員をすることになるとは…。
【葉月】もうめちゃくちゃ嬉しかったですね。すぐに地元の友達に自慢したら、「すごいな、マジでうらやましい!」って(笑)。
――そういう仕事も、自分で言葉にして発信していたことが実現した結果ですよね。
【葉月】今は、ファッションのグラビアをやらせてもらったり、音楽のイベントにも呼んでもらったりしているので、もっと言い続けたいですね。ストリートファッションとヒップホップはカルチャーが同じでつながってるので、そういうことを少しでも広める役割ができればいいなって。
――でもデビュー時は黒髪の清純イメージだったとか?
【葉月】そうなんですよ(笑)。もともと中高めちゃくちゃギャルで、そのあとも日サロに週4ぐらいで行ってたんです。でもデビューする1年ぐらい前に、色黒が流行らなくなったんです。当時のギャル雑誌が廃刊になったりし始めて、白ギャルが流行りだして。私地黒なのであまり白くはならなかったんですけど、そのタイミングでジェニックに出ることになったので髪も暗くしました。地元の友達からは「ぶっちゃって」ってすごく言われてました(笑)。だから今は徐々に自分のスタイルが確立されてきてだいぶ楽になりましたね。
――所属事務所のリップはどんな会社ですか?
【葉月】個々の個性を大事にしてくれている部分が大きいと思います。リップガールズの5人(犬童美乃梨・森咲智美・橋本梨菜・葉月あや・☆HOSHINO)にしても、それぞれの個性があって、個性をつぶさないようにしているので。「この子はなんの担当」というのも、女の子それぞれが理解している。普通に考えたら、一緒に仕事はしているけどライバル。でも、ちゃんと相手を尊重してあげられるという、本当にいい子が多いと思います。居心地はすごくいいですね。
――スタッフはどんな雰囲気ですか?
【葉月】面白いですよ!(笑)。全員クセが強いんじゃないですかね。でもみんな優しいです。多分この記事を見る人も、芸能界のことが全く分からなくて、ニュースとかで悪いイメージを持ってるかもしれないですが、そんなことないと知ってもらいたいですね。
◆「自分が戦えない場所で勝負するより、勝ち抜いていけるところで戦いたい」
――そもそもグラビアの仕事をはじめるときは不安じゃなかったですか?
【葉月】私、不安に思わなかったんです!グラビアを始めたのも、タレント・女優・モデルと仕事にもいろいろジャンルがあるなかで、自分がみんなより頭一つ抜けられるのはどこだろうって考えたんです。それってグラビアだなって思ったんです。“バーンッ! どうだっ!”っていう感じで出ました。
――自分の強みをちゃんと見つめて決めたんですね。
【葉月】コンプレックスだったものがプラスに変わって、好きなことになるという部分では、すごくいい仕事なんじゃないかと思います。自分が戦えない場所で勝負するより、勝ち抜いていけるところで戦いたい。自分の良さを理解する、人から褒められることを武器にしたほうがいいのかもしれないですね。
――芸能の仕事をしていて良かったことは?
【葉月】自分の知らなかった自分に会えたりするんです。自撮りだと自分の好きな角度とか決まってますから。グラビア撮影をしてもらうと、「私ってこんな顔するんだ」とか「こんな顔できたんだ」とか、写真から伝わるものがあったり。知らない自分に出会えるのは嬉しいことだなって思います。
――これからグラビアを目指してみようと思う女子に向けて、エールをお願いします。
【葉月】絶対に一人ひとりの良さがあるし、絶対に武器があるので、その武器を理解したうえで一歩を踏み出してもいいのかなって思います。私も以前、『デビュー』の雑誌を手にしたことがあって、応募しようと思ったこともあったけど、そのときは一歩を踏み出せなかったんです。今は今しかないし、人生変わるから、一歩を踏み出してください。
――こんな子に応募してほしいというイメージはあります?
【葉月】こういう仕事って絶対に『隙間産業』だから、誰もやってないことをやるのがいいと思います。今だったらなんだろう…ものすっごい背が高いとか? バレーボールやってました、バスケやってましたみたいな子とか、絶対にフィーチャーされると思うので。
――葉月さん自身が今後やっていきたいことは?
【葉月】私はファッションが好きなので、ファッションをフィーチャーしてもらえることが多いんですけど。絶対に可愛いと思うんです、ストリートファッションをおっぱいが大きい女の子が着るって。スレンダーなファッションモデルとはまた違って、グラビアの女の子が着るからこそ違うかっこよさが出そうで。そういうシーンを広げていきたいんですけど、グラビア界もなかなか変わらないんですよね。だから同じ志を持った子に来てほしい。そういう人はファッション関係にいったり、映像や音のほうに行っちゃうので、私はグラビア界の開拓者として頑張りたいです。
なお現在オーディション情報サイトの「デビュー」の『冬の特別オーディション2019』で、葉月あやが所属する芸能プロダクション「リップ」が、タレント・グラビア・アイドル、モデル・歌手など幅広いジャンルで活躍する新人タレントを募集中。所属後は、ドラマ、映画、バラエティー番組への出演や、週刊誌、コミック誌のグラビア、アイドルユニット活動など幅広く活動していく。「絶対有名になるんだ!」そんな強い意志の人であれば、経験者、未経験者、地方在住者(寮完備など待遇も充実)、問わず大歓迎。表現力、歌唱力などジャンルに合わせたレッスンにより、スキルアップを全面的にバックアップしていく。応募の方法は、オーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。