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2018/10/04 21:03
ミュージカル『まいっちんぐマチコ先生』11月上演 原作者・えびはら武司が選んだ「究極のマチコ先生」は和地つかさ
Hカップのグラビアアイドルで女優の和地つかさが、麻衣マチコ役で主演する舞台『ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生〜画業45周年だよマンガ道〜』の発表記者会見が4日、東京・マジックバー手品家新宿店で行われた。今回、総合演出を手掛ける原作者のえびはら武司は「わっち(和地)でマチコを作ろうと思ったのがこの企画のはじまり」と、和地のキャラクターに惚れ込んで個人的にキャスティングをオファーしたことを明かした。
1980年から連載されたえびはら武司の漫画『まいっちんぐマチコ先生』。TVアニメ化されると社会現象となるほどの人気となり、その後もグラビアアイドルの登竜門として、映画、ビデオで実写化されたほか、3度の舞台化もされるなど、その人気は衰えない。今回、漫画家デビューから45周年を迎えるえびはらが自らプロデュース、総合演出を務める究極のミュージカル版『まいっちんぐマチコ先生』が誕生。マチコ誕生の裏側を描いた『まいっちんぐマンガ道』のエピソードも加えた完全オリジナル新作ストーリーとなる。
舞台の役衣装で挨拶に立った和地つかさは「今回画業45周年と言うことで、えびはら先生から直接お話をいただいて、こうやってマチコ役をやらせていただくのがすごくうれしいです! 数多くの素敵な先輩方が演られてきたマチコ先生役なので、今回も、すごくみんなによかったと思ってもらえるようにがんばりますので、よろしくお願いします」と意気込みを語る。
えびはらは「高校3年のときに漫画家デビューしまして、なんと45年経つということで、今年はアニメの話もまたきてますし、舞台や映画、いろいろとやれる限りのことをやってやろうと。じゃあ、いっそのこと自分で舞台をやったらどうなのかなと思って、自分の好きな方にオファーして、こういうキャスティングになりました、どうせならやったことのない、自分の好きなミュージカルでやっちゃおうと考えて構成したつもりですけど、所詮素人の舞台なのでどうなるかわかりませんけども、今までの舞台にない、とんでもない仕掛けをいろいろ考えてますので期待してください」と舞台についてコメント。
原作者自らが『これぞ究極のマチコ』として和地をキャスティングしたいきさつについては、「やっぱりイメージが近かったのが一番なんですけど、たまたま衛星のテレビを観てたらですね、(和地のイメージビデオで)段ボール箱に入ったわっちが出てきましてですね(笑)。段ボールから楽しそうに出てきたので“なんだ、この子は!”って(笑)。マチコの役をやっている方はいっぱいいるんですけど、天然の楽しさが入ってるコがいなかったんです。演じながらも雰囲気的に楽しいのは“この子だ!”と思って、個人的にオファーさせていただきました。“わっちでマチコを作ろう”と思ったのが今回の企画の始まりだったんです」と明かした。
この日は、えびはらの呼びかけで集まったキャストも集結。友情出演の楽しんごや、毎回の特別授業に登場するプロレスラーのブル中野、ザ・グレートサスケ、日向小陽、映画『ハレンチ学園』で柳生十兵衛役を演じたベテラン女優・児島美ゆきらも登壇した。『ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生〜画業45周年だよマンガ道〜』11月10日から13日まで東京・R'sアートコートにて上演される。