東京女子プロレスとアップアップガールズのコラボイベントとして開催される『アップアップ東京女子(プロレス)(仮)〜全員一緒にアッパーキック！〜』（6月27日・新宿FACE）の記者会見が7日、HARAJUKU AbemaStudioで行われ、東京女子プロレスとアップアップガールズ（プロレス）の4人対4人のシングルマッチ4試合が行われることが発表された。

　『挑み続けるぜFIGHTING GIRLS!』4対4チャレンジマッチと題された試合は、東京女子プロレスから山下実優、中島翔子、坂崎ユカ、辰巳リカ、アップアップガールズ（プロレス）ラク、ヒカリ、ヒナノ、ミウが参戦。シングルマッチ4試合が行われ、対戦組み合わせは後日抽選にて決定する。

　このチャレンジマッチに向けての意気込みを聞かれたミウは「先日、東京女子プロレスで一番を決めるトーナメントに出場のチャンスをいただいたんですが、ヒカリに負けてしまい、チャンスを掴むことができませんでした。今回は先輩とのシングルマッチということで、さらなるチャンスを掴めるように、もっともっと成長した姿を見ていただけるように、勝ちに行きたいと思います」

　ヒナノは「メンバーの中で私だけシングルマッチを経験したことが無いのですが、今の一つの目標として、シングルマッチを戦うことを挙げていました。（仮）姉さんが見守ってくださっているなかでシングルマッチを戦えるということは、すごく有難いことだし、恵まれていることなので、絶対に今の自分の限界を超えて、勝てるように頑張りたいと思います」

　ヒカリは「私の中で、先輩たちは強い存在なので、少しでも近づけるようになりたいと思っています。先輩だから負けてもしょうがないという気持ちは一切なく、全力で勝ちを獲りに行きたいと思います。（仮）さんがライブをやったり、私たちのライブがあったり、シングルマッチがあったりするなかで、一番印象に残る試合をしたいと思っています」

　ラクは「私は元々アイドルになりたくて（プロレス）に入ったんですけど、自分の殻を破るきっかけができ、今自分の殻を破っている最中です。私のような人たちに、殻を破るきっかけができるような試合をしたいと思っています」とそれぞれ意気込みを語った。

　迎え撃つ東京女子プロレスの山下実優は「4人のコメントを聞いていて、ワクワクしますし、先輩としてというよりは、リングに上がれば先輩後輩関係ないので。私もチャンピオンとして、レスラーとして、相手になった子には全力でぶつかりたいなと思います。相手になった子自身も私を壊す勢いで来てほしいですし、そうじゃないと私も面白くないし、観ている人も面白くないと思うので。そこの部分は4人とも誰と当たろうとそういう気持ちで来てほしいです」とコメントした。

　今大会はコラボ興行ということで、プロレスファンだけでなくアイドルファンも見に来る試合となるが、ミウは「元々スポーツをやってきて、アイドルが好きで、アプガ（プロレス）になったんですが、私がアイドルとしてでもプロレスとしてでもどちらでも輝いていることを見てもらえるように精いっぱい頑張りたいです」とコメント。ヒナノは「幼稚園の時から9年間ぐらい柔道とサンボを学んでいたこともあり、みんなよりちょっと軽やかに動ける部分もあると思うので、プロレスの全力さと軽やかな動きの両方を見ていただけたらなって思います」とアピール。

　ヒカリは「私は元々プロレスラーになりたかったということもあり、やっと夢が叶ったので、夢が叶ってリングの上で闘っているところを見ていただけたらなって思います」と語り、ラクは「アイドルしか見たことがない人で、初めてプロレスを見てくれる人もいると思うので、そのギャップも見てほしいし、プロレスを好きになるきっかけを見つけてもらえたらなって思います」と呼び掛けた。

　プロレスの選手の側から、アイドルファンに向けて山下は「東京女子プロレスの子たちって一人一人の個性がすごいので、その色を見てほしいです。ただ戦うだけじゃなく、考えて、意志を持った戦いというか。面白いのもあり、ストロングな部分もある東京女子をアピール出来たらいいなって思います」と語った。

　6月27日・新宿FACEで行われる『アップアップ東京女子(プロレス)(仮)〜全員一緒にアッパーキック！〜』。当日はアップアップガールズ（仮）のライブも予定されているほか、大石真翔とハイパーミサヲ、上福ゆきの3人で結成した「アップアップガールズ（偽）」、伊藤麻希、瑞希の伊藤リスペクト軍団も参戦。今大会の模様はAbemaTV格闘チャンネルで生中継される。