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2017/11/10 19:42

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お米擬人化「ラブ米(コメ)」舞台版が間もなく開幕!田村升吾×健人×白柏寿大 各ユニットリーダー対談

RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜に出演する(左から)健人、田村升吾、白柏寿大(C)Deview
RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜に出演する(左から)健人、田村升吾、白柏寿大(C)Deview

 お米の擬人化が話題となった「ラブ米(コメ)」を舞台化した、『RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜』が11月17日(金)より品川プリンスホテル クラブeXにて開幕。伝説のお米ハーベスター『五穀米』に憧れて、穀立稲穂学園に入学したひのひかりらが、廃校寸前の学園を救うべく『ラブライス』を結成し、『ハーベストショー』を通じて米の人気復権を目指し奮闘する姿を描く物語。

 今後の活躍が期待される若手俳優が集結した本作で、物語の主人公で『ラブライス』のリーダー・ひのひかり役を演じる田村升吾、舞台版のオリジナルキャラである、陸稲米を中心とした『ST☆RICE(スターリッス)』のネリカ役・健人、古代米を中心とした『GAZEN BOYS(ガゼン ボーイズ)』の白瑞光役・白柏寿大という各ユニットのリーダー対談を実施。本作のみどころやそれぞれのチームについて、お互いの印象などを語ってもらった。

【田村升吾×健人×白柏寿大 インタビュー】


◆「まず“お米の擬人化”ということにビックリしました」


――お米擬人化で話題を呼んだ「ラブ米」を、今後の活躍が期待される若手俳優陣で舞台化される本作。出演が決まったときの思いは?

【田村升吾】「僕ら『ラブライス』のメンバー5人は、オーディションで選ばれたんです。僕自身、主演を務めさせていただくのが初めてで、出演が決まってビックリしたのと同時に、不安と責任感が一気に湧いてきました」

【白柏寿大】「やっと(主演)来たか!って感じ?」

【健人】「シメシメみたいなね」

【田村升吾】「違います!(笑)。まったくそんなことはないです!! 最初は不安もありましたが、出演すると決まったからには、きちんとやり遂げないといけないなという責任感のほうが今は大きいです」

――舞台版のオリジナルキャラクターを演じるお二人はいかがですか?

【健人】「僕はまず“お米の擬人化”ということにビックリしました。なおかつ、僕が演じるネリカは舞台版のオリジナルキャラということで、どんな役になるんだろうっていう楽しみもありました」

【白柏寿大】「僕も健人と同じで舞台のオリジナルキャラだったし、“古代米”というものに馴染みがなかったので、どんなお米なのかいろいろと調べたんです。そしたら、僕が演じる白瑞光は、白く美しい稲穂が特徴というのを知って。その後に、今回のキャラクタービジュアルや資料を見たら、“何においても完璧”と書いてあって、震え上がりました(笑)」

【健人】「僕もネリカが“どんなことでも器用にこなすことができる役”っていうのを知ったときは、マジか!?って思った」

【白柏寿大】「とにかく完璧な二人だからね。白瑞光は流し目でグルメ達を酔わせてしまう役でもあったので、とにかく家でずっと流し目の特訓に励みました。テレビを観るときもこうやって流し目で見ていたくらいです(と流し目の実演を繰り返す)」

【田村】「上達しました?」

【白柏寿大】「いや、僕さっきからずっと流し目やってるじゃん! わからなかった!?……どうやらまだ上達してないみたいです。本番までに、もっともっと頑張ります!!(笑)」

――原作をご覧になって、どんなところに魅力を感じました?

【健人】「アニメは約5分間という短い時間の中に、“米”ディ要素がぎっしり詰め込まれていて、次の話がどんどん観たくなるような作品です。そういう部分においては、舞台版でも同じように、“また観たい!”と思ってもらえるような作品にしたいなと思います」

【白柏寿大】「『ラブ米』が持っている作品の魅力って、いい意味で“何やってんだ!?(笑)”という、ひたすらにくだらないのがすごく面白いと思っていて。舞台でもお客さんがそんな感覚になるよう、僕らは全力で真面目にふざけていきたいですね」

【田村升吾】「僕はアニメを何度も繰り返し観たんですが、2度、3度観たからこそ気付く“米ギャグ”がいろんなところにちりばめられていて、何回観ても楽しめる作品だなと感じました。舞台でも2度、3度観たいと思ってもらえるように、初見では気付かないような細かいシュールなネタもたくさんやりたいなと思います」


◆「演出もぶっ飛んでいて、今までにない2.5次元舞台だと思う」


――何度観ても新しい発見があるかもしれないと。あの世界観がどんな風に舞台化されるのか、とても楽しみです。

【田村升吾】「演出の村井(雄)さんの芝居の付け方や演出がすごくぶっ飛んでいて、これまでのようなストレートで王道のキラキラした2.5次元舞台ではないと思います。今までにないような新しい2.5次元舞台になるんじゃないかなと」

【白柏寿大】「原作あっての2.5次元舞台ですが、『ラブ米』に関しては原作を知らない人でも楽しめると思いますし、キャストのことをあまり知らないという人も、観に来ていただけたらきっと“推し米”ができると思います」

【健人】「お米って誰にとっても身近なものだと思うし、予習なしで観に来ていただいてもぜんぜん大丈夫です。観終わったあとに、気になった“推し米”がいたら、ぜひそのお米について調べてもらえると、“この米はこういう性質があるから、こんなキャラクターだったんだ”というような発見もあると思います」

――それぞれ演じる役についてのキャラクター像を改めて教えてください。

【田村升吾】「ひのひかりは、誰からも愛される憎めないキャラクターで、そこが彼の良さだなと思います。『ラブライス』のリーダーでもあるので、チームはもちろん、このカンパニーにおいても、微力ながらも、きちんと引っ張っていけるように、芝居の中でそれを出していければいいなと思っています。それと、オリジナルキャラの『ST☆RICE』『GAZEN BOYS』の人たちのキャラクターが本当に濃いので、負けないように演じていきたいです」

【健人】「ネリカはクールな性格だけど、陸稲や『ST☆RICE』への想いは熱いキャラです。陸稲は畑で栽培される品種で、水が少ない地方でも収穫できるのですが、あまり有名ではないので、メジャーなお米に対する嫉妬心があったり、でも、“俺らのほうが強いんだ!”という想いを持っていたりする役だと思うので、そういう内に秘めた熱い想いも見せていきたいと思います」

【白柏寿大】「僕が演じる白瑞光の一番の魅力は、何においても完璧で美しいという一面がありつつ、実は隠された一面がある、という部分だと思います。美しさに振りきりつつ、隠された一面とのふり幅を存分にみせていきたいです」


◆「『ラブライス』はフレッシュな面々が多いので若さが売りです」


――それぞれのチームのカラーは?

【白柏寿大】「僕ら『GAZEN BOYS』は、“和”ですね。美しい雅の塊だなと」

【健人】「『ST☆RICE』はストリートっぽい感じというか、泥臭さだったり、這い上がってきたダークホースみたいな感じかな」

【白柏寿大】「『ST☆RICE』はバキバキに“踊る”んですが、僕らは華麗に“舞う”感じです。舞(マイ)です、米(マイ)じゃないですよ!!(笑)」

【田村升吾】「うまいっすね!!!(笑)。『ラブライス』は、両チームがすごく個性的な分、王道を行くチームだと思います。キャスト自体もフレッシュな面々が多いので、若さが売りかなと思っています!(と言いながら健人と白柏を見る)」

【白柏寿大】「若さが売りって言いながら、何で僕らを見たの?(笑)」

【健人】「まあ、年上だけどさ。僕ら二人同い年だからね(笑)」

【田村升吾】「違う!違う!!(笑)。2つの強いライバルチームがいるからこそ、僕らの『ラブライス』がそこに必死に喰らいついて行くという絵が、お客さんにもわかりやすいと思うし、僕らは常にチャレンジャーという意識を持って、この2チームに立ち向かっていきたいです。先輩たちがいる2チームに勝つために、僕らはどう戦っていくべきかを考えたときに、変化球ではなくて、ストレートにぶつかっていくことが大切だなと感じています」

――お話を聞いていると、とても仲が良さそうな雰囲気が伝わってきますが、3チームそれぞれ、普段はどんな雰囲気ですか?

【健人】「僕らは5人中4人が関西人なので、ずっとうるさいです(笑)。でも、集中するところは集中するし、ダンスが得意な人がほかの人たちに教えたりとか、役割分担もはっきりしていて、みんなで助け合ってやっている感じです」

【白柏寿大】「『GAZEN BOYS』はほかのチームと違って3人なんですが、“これでいいか”という妥協が一切なくて、みんな可能な限りやろうという空気感なので、すごくいいチームだなと思っています」

【田村升吾】「『ラブライス』のみんなは個性が強い。同世代のキャストが多いなか、ささにしき役の(星乃)勇太くんが一人、けっこう年上なので……」

【白柏寿大】「僕らと同い年だわ!」

【健人】「どんどん心をえぐっていくな(笑)」

【田村升吾】「えっと……ちょっとだけ年上なので(笑)、最後の砦みたいな感じでいてくれているんです」

【健人】「一歩引いて、全体を見てくれているっていう安心感ってこと?」

【田村升吾】「そうそう! それにキャラが一人も被っていなくて、それぞれ役割も決まっているので、僕がしっかりと引っ張っていければ、もっといいチームになるだろなって」


◆「各チーム、ライバル意識を持ちながら、切磋琢磨していきたい」


――それぞれのカラーがまったく違うんですね。

【白柏寿大】「ほかのチームを見て、うらやましいなと思う面もあるけど、自信を持って“このチームで良かった”とも思える。どうせやるなら、やっぱり自分たちのチームが一番人気になりたいという野望を持ちながらも、各チームで切磋琢磨していけたらなと思います」

【田村】「いい意味でライバル意識はありますよね。本番入ってバチバチしたらどうしましょう?」

【健人・白柏寿大】「絶対にしないと思う(笑)」

――お互いの印象についてもお聞きしたいのですが、まずは、田村さんの印象から。

【白柏寿大】「ちゃん(田村の愛称)は、とにかく可愛い。一生懸命頑張っているのを見ていて、この座長をしっかりと、ライバルユニットのリーダーとして健人と二人で支えていきたいなって思います」

【健人】「一生懸命なところが、ひのひかりっぽいよね。ちゃんは、本当に可愛いし、愛されキャラだなと思う」

【白柏寿大】「ちゃんも健人も共演するのは初めてだけど、健人は役の通り、何でも器用にできるイメージ」

【田村升吾】「確かに。僕もオールラウンダーなイメージがあります。誰にでも仲良く接しているし、健人くんも誰からも愛されるタイプだと思う」

【健人】「器用じゃないんだよ。けっこう不器用なんだよ〜」

――では、白柏さんに対しては?

【健人】「寿大くんは、落ち着いていて物静かな感じだったから、最初は年上だと思ってた。でも、話すとすごく話やすいし、盛り上がるときは盛り上がるタイプだよね」

【田村】「僕のイメージだと、クラスにいたらみんなを引っ張っていくような感じ。『遊びに行こうぜ!』って率先して誘ったり、常に周りに人が集まっていて、ついていきたくなるような人だなって思います」

【健人】「リーダー気質なところはあるよね」

【白柏寿大】「この前、3人で一緒にご飯食べに行ったんですけど、それぞれ全然違うポジションだから、すごく居やすかった。真面目な話もちゃんとできるし、イジったりもできて、すごくいいバランスだなって思いました」

【健人】「この作品をいい舞台にするために、リーダー同士、変な気を遣わずに、言い合えるところは言っていきたいよね」


◆「諦めた時点で夢は叶わなくなってしまう。続けることが大切」


――では最後に、芸能界デビューを夢見る『Deview』読者に向けて、みなさんが思う“夢を叶える秘訣”を教えてください。

【白柏寿大】「紙に書き出してみるというのは、意外とオススメです。実は去年の終わり頃に、2017年どんな仕事をしたいかという目標を、1月から1ヵ月ごとに書いていたんです。そのときはまだ何も決まってなかったけど、この月に舞台やるとか、自分のイベントやるとか、自分のやりたいことを書いていて。昨日、部屋の掃除をしたらその紙が出てきて、読み返したらけっこうその通りになっていたんです」

――書き出して、自分の目標や想いを明確にするというのは大事ですよね。

【田村升吾】「言葉にすることも大事だなって思います。“役者になりたい”と思うだけじゃなくて、周りに自分の夢を言うことで、自分の中で明確な意思になっていって、そうなると人って行動に移るんじゃないかなと。そうやって努力している姿を誰かが見ていて、いつか結果に繋がっていくんだと思います。“デビューを見てオーディションを受ける”とか、自分の目標に向かって行動していかないと夢ってなかなか叶っていかないのかなと思います」

【健人】「僕は諦めないこと、辞めないことが大切だなと思います。なかなか上手くいかないときって、“この夢は叶わないのかな”と思ってしまって、意思が弱くなって途中で辞めちゃったりするかもしれないですが、辞めた時点で叶わなくなってしまうと思うので、続けることが大事なのかなと思います」

 RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜は、11 月 17 日(金)〜26 日(日)まで品川プリンスホテル クラブeXにて上演される。

【プロフィール】
田村升吾(たむら・しょうご)●1998年5月30日生まれ、栃木県出身。ワタナベエンターテインメント所属。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 氷帝・芥川慈郎役。2018年には、映画『ちょっとまて野球部!』(1月27日公開)が控える。

健人(けんと)●1993年11月6日生まれ、大阪府出身。スペースクラフト・エンタテインメント所属。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 不動峰・伊武深司役をはじめ、「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上〜 吉良イヅル役、斬劇『戦国BASARA』毛利元就役、舞台『刀剣乱舞』鶴丸国永役など、数多くの人気作で活躍中。

白柏寿大(しらかし・じゅだい)●1993年11月8日生まれ、新潟県出身。インゴットエンタテイメント所属。主な出演作は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」青葉城西高校・松川一静役、『劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪』大羅役など。2018年3月に上演される『極上文學 第12弾「風の又三郎・よだかの星」』に出演が決定。

関連写真

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜に出演する(左から)健人、田村升吾、白柏寿大(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜に出演する(左から)健人、田村升吾、白柏寿大(C)Deview

  • ひのひかり役を演じる田村升吾(たむら・しょうご)(C)Deview

  • ネリカ役を演じる健人(けんと)(C)Deview

  • 白瑞光役を演じる白柏寿大(しらかし・じゅだい)(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜に出演する(左から)健人、田村升吾、白柏寿大(C)Deview

  • ひのひかり役を演じる田村升吾(たむら・しょうご)(C)Deview

  • ネリカ役を演じる健人(けんと)(C)Deview

  • 白瑞光役を演じる白柏寿大(しらかし・じゅだい)(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜の見どころを語る田村升吾(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜の見どころを語る健人(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜の見どころを語る白柏寿大(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜の見どころを語るキャスト陣(C)Deview

  • RICE on STAGE「ラブ米」〜Endless rice riot〜キービジュアル(C)RICE on STAGE「ラブ米」

  • ひのひかり/田村升吾(C)RICE on STAGE「ラブ米」

  • ネリカ/健人(C)RICE on STAGE「ラブ米」

  • 白瑞光/白柏寿大(C)RICE on STAGE「ラブ米」

  

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