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2017/10/09 17:46
プロクライマー・野中生萌、世界レベルの技を披露「クライミング界の最強を目指したい」
プロフリークライマー・野中生萌選手(TEAM au所属)が9日、モリパークアウトドアヴィレッジで行われた『クライミングパフォーマンスショー』 に出演、世界ランキング4位のトップクラスのクライミングを披露しました。
祝日「体育の日」とあって、多数の観客が詰め掛けたクライミングウォール前ステージに野中選手が登場。トークセッションでは「登山が趣味の父のトレーニングに付き合ってクライミングジムに行ったこと」が、クライミングを始めたきっかけと明かし、会場に集まった子供たちからクライミング体験について「楽しかった!」と声が上がると「嬉しい!」と顔をほころばせた。
続いて野中選手は巨大なクライミングウォールを使ったデモンストレーションで、15mを超える壁を6分以内に登る競技“リード”を実演。日本式の応援の掛け声「ガンバ!」コールが響く中、難易度が高いウォールを軽々と攻略していく野中選手。その世界レベルの技を目の当たりにした会場からは「格好よかった!」と大きな歓声が上がり、野中選手は「上からの景色が絶景なので、ぜひ挑戦してみてください!」メッセージを送った。
こうした競技コース以外に、ロッククライミングも精力的に行っている野中選手。「自然と一体となって行うクライミングも気持ちいいです」と外岩でのクライミングの魅力をアピールし、「ロッククライミングもスポーツクライミングも、すべてのクライミング界で最強を目指したい!」と今後の抱負を語っていた。
■野中生萌(ノナカ・ミホウ)プロフィール
1997年5月21日生まれ。9歳で山登りのトレーニングとして父親に連れて行かれた川口のジムでクライミングに出会う。ダイナミックなムーブを得意としており、日本でも世界でも常にトップ争いを続けるプロフリークライマー。2017 ワールドゲームス(ボルダリング種目)2位、2017 クライミングワールドカップ世界ランキング 4位。