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2017/10/06 20:55
ももクロ百田夏菜子「思い切ってやりました」ベテラン声優・野沢雅子からの助言を受け声優に初挑戦
ももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子が5日、都内にて、ゲスト声優本格初挑戦となる『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』の公開アフレコを行った。
原作は、“いたずらの王者”を目指すキツネのゾロリが、双子のイノシシのイシシ&ノシシを子分に冒険を繰り広げる、こどもたちに圧倒的な人気を誇る児童書『かいけつゾロリ』シリーズ。30周年を迎えるアニバーサリーイヤーに、映画第5作目となる『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』が公開される。
本作では、ゾロリ達が過去にタイムスリップし、衣装に縫い付けられたトレードマーク「ZZ」の秘密が明らかにされる。百田は、ゾロリが過去にタイムスリップした際に出会う、若き日のゾロリの母・ゾロリーヌの声を担当。
小学生のころから『かいけつゾロリ』を読んでいたという百田は、「プレッシャーとか緊張とかいろんな気持ちがあったんですが、自分がこの作品に参加できるっていうのがすごく嬉しかったです」と喜びをかみしめ、「今回、私がゾロリーヌの声をやらせていただくことによって、みなさんと一緒に映画自体をより素敵な作品にできたらいいなって思います」とコメント。
公開アフレコでは、2つのシーンに挑戦。ゾロリーヌがゾロリとイシシ&ノシシのために可愛いオムライスを作ってあげるシーンでは、「じゃん!でも出来たのはオムライスでした〜!!」と元気いっぱいキュートな声で台詞をしゃべり、ゾロリと運命の話をする場面では、ガラっと声色を変えて艶っぽい演技を披露した。声優本格初挑戦となる百田は「初めて知ることも多くて、難しい部分もあったんですが、今やってみてすごく楽しかったという思いが強いので、(映画の)完成が楽しみです」とニッコリ。
また、この日は原作者の原ゆたか氏とゾロリも登場。ゾロリの初対面に、百田は「初めて会えてめっちゃ嬉しい!見てたよ、小学生のときから!!」と大興奮の様子だった。百田のアフレコを見守っていた原氏は「初めてのアフレコにゾロリを選んでいただいてすごく嬉しかったんですが、初挑戦ということで一抹の不安があった」と明かしつつ、「でも、すごく良くてホッとしています。いい感じに仕上がりそうなので、ワクワクしています」とコメント。
さらに、百田が演じたゾロリーヌについて「ちょっと興奮しました。恋してキュンキュンしたり、ゾロリが昔のママに会ってちょっと悲しくなったり、映画が引き立つようになっていたので、安心して映像ができるのを待っていられます」と太鼓判を押した。
アフレコ前に、声優のお仕事についていろいろと調べたという百田。「声優のお仕事がどんな感じかわからなかったので、とりあえず動画サイトで「声優」「アフレコ」の動画を探したり、「声優」「大事なこと」とか検索したり、声優さんの記事を読んだりして、何が大切なのかっていうのをいろいろと調べました」と告白。
また、以前、ベテラン声優の野沢雅子と対談した際のエピソードについて触れ、「野沢さんが『あなたは私に似ているところがあるから、思ったままにいったほうがいい』と言ってくださって。そのときに、思いっきりやっていいんだ!ってことを学べたので、今回は思い切ってやりました」と語り、「野沢さん、ありがとうございます!!」と感謝の思いを伝えた。
『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』は、11月25日(土)全国ロードショー。