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2017/04/03 20:50

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NMB48山本彩、総選挙辞退の理由語り、卒業もキッパリ否定「将来もやっていきたい方面のことを形にする」

NMB48の山本彩が、ファーストフォトエッセイ『すべての理由』(幻冬舎)発売記念イベントを行なった(C)Deview
NMB48の山本彩が、ファーストフォトエッセイ『すべての理由』(幻冬舎)発売記念イベントを行なった(C)Deview

 アイドルグループ・NMB48の山本彩が3日、福家書店新宿サブナード店で行なわれたファーストフォトエッセイ『すべての理由』(幻冬舎)発売記念イベントに登場した。

 本書は、家族について、幼少期の思い出、音楽との出会い、デビューのきっかけなど、今まで語ってこなかった部分までを書いた一冊。「今まで語らなかったことで、過去にこういう人を好きになっただとか、恋愛とも呼べないようなエピソードとか、過去のこういうことが今還ってきているな、とか。さらけ出すだけ出したんですが、タイトルが一番難しかったので、そこは秋元(康)先生にお願いしてつけていただきました」。

 「さらけだす」と一口に言っても、山本にとっては難しい作業だったという。「アイドルっていうのは、普段はキラキラしていて、皆さんに明るい部分を見てもらって、楽しんでもらう存在だと思うので、逆にそうではない部分を出すというのは勇気が要ることだなと思いました。(さらけ出したのは)簡単に言うと、暗い部分というか…(笑)。私はあまりそれを言葉にしたり、文にしたりするのがあまり得意なタイプではなかったので、すごく考えながら書きました」。

 この本にも「克己心(こっきしん)という言葉を大切にしている」と書いているが、それはNMB48のメンバーとなって芽生えた感覚だという。「周りにはたくさん刺激してくれる人がいるんですけど、刺激されながらもされすぎてはいけないと。結局、向き合うのは自分自身、負けられないのは自分ということを大切にしたいんです。それは周りにいるメンバーや、出会った人たちに教えてもらったことですね」。

 初めはライバルと感じたNMB48の仲間だが、「それぞれの良さを見て、じゃあ自分はどういうふうに出ればいいのかを考えるようになった」ことで成長してきた。その上で改めてNMB48はどういう存在かを聞かれると「一人で仕事をさせてもらうことが増えて、そうしたときに改めてNMB48に帰って、みんながいるだけでこんなにも居心地がいいんだっていうことや、こんなにもみんなに助けてもらっているということを知ったので、ホントに“家庭”みたいな感覚です」と笑った。

 この本を書く前と書いた後での変化について「自分と言う人間が理解できた」という山本。これまでは「立場もあって、他の人のことを考えることがすごく多かったので、案外自分自身と向き合えてなかったのかなって思いました。周りのことを気にかけることで自分の事をごまかしていたり、自分の感情から逃げてたなって」と自己分析。「悔しいことは悔しいとか、嬉しいことは嬉しいとか、そういうことに気付いて口に出すということが大事なんだなって」と前を向いた。

 山本は今年の『AKB48シングル選抜総選挙』への出馬を辞退。「去年の選挙で“今年を最後に“というのを、応援してくださっている皆さんにも伝えていましたし、自分自身もその覚悟で臨んで、あの結果(4位)をいただけたのが、それ以上ない光栄なことだったので。そのときの約束のままの気持ちで行きたいと思いました。出ることについても悩んだんですが、そんな中途半端な覚悟で出るっていうのが、みなさんに期待を押し付ける感じがするなと思ったので」とその理由を語る。

 立候補をしなかったことで「『総選挙』っていう場所においての“てっぺん“は考えなくなって、『総選挙』だけじゃないって考えるようになりました。違う舞台でもっともっと自分を高められるようになりたいって思っています」と新しい考え方を手に入れた様子。「打倒指原(莉乃)を考えないのか」と食い下がる記者に対しては「指原さんは次元の違うところにいる」と比較を避け、「順位にこだわらない形で、私がグループを良くしたいという思いは強くあります」と語った。

 立候補辞退となると、ファンやマスコミの間には「卒業」の文字がちらつくが「現時点ではそういうことはない」とキッパリ否定し「辞退するとなったら、卒業っていうふうに思われちゃうのかなと思ったんですけど。でも私としてはグループとしての活動を続ける上で、もっと先を見たときに“辞退”という選択が自分を成長させてくれると思っています」と前向きな辞退であることを明言。そして「私以外にも辞退された方がいて、選抜の枠がガッと空いちゃうのかな思うので、そこにNMBのメンバーが食い込んでほしいなって思います」とも。

 一方で「選挙を辞退したことで皆さんの気持ちが離れないように、この期間は自分ができることを形としていかなきゃいけないなと思います。自分が将来もやっていきたい方面のことを形にする予定です。それを楽しみにしていただいて。現段階ではまだ…。ナイショにします」と語る山本。本を書くことで自分と向き合い、自分の進む道を定めた山本。「自分が将来もやっていきたい方面」とは、もちろん音楽活動のことだろう。昨年ソロアルバムをリリースし、ツアーも行なった山本。今年、さらに大きく飛躍することを期待したい。

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