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2017/02/16 18:22
「バクステ外神田一丁目」11期生デビュー枠募集中 6期生デビュー枠の仲良し同期3人にインタビュー
東京・秋葉原にある「国内最大級のアイドル育成型エンターテイメントカフェ」AKIHABARAバックステージpassに所属するアイドルキャストたちによって結成されたユニット「バクステ外神田一丁目(バクステ)」。2017年の新体制始動に向けて、オーディション情報サイト「デビュー」とのコラボで11期生「デビュー/Deview」枠として、同ユニットの新メンバー募集するオーディションを開催、現在参加者を募集中だ(http://deview.co.jp/Audition/Overview?am_audition_id=21201)。そこで『6期デビュー枠』として加入し、現在も活躍中のメンバー、久保田玲子(21)、神崎しほ(19)、志賀琴和(18)の同期3人組にインタビューを行なった。
■バクステ外神田一丁目6期デビュー枠インタビュー
久保田玲子×神崎しほ×志賀琴和
――バクステ6期デビュー枠に応募したきっかけを教えてください。
志賀琴和「中学生くらいから、AKB48の板野友美さんをテレビで観てアイドルに憧れていました。中学を卒業したとき、普通科の高校に行きながらアイドルをやりたい、でもバイトもしたいなって考えていたとき、ちょうどいいタイミングで毎月読んでいた雑誌『デ☆ビュー』さんでバクステの追加募集を見つけたんです。アキバのアイドルの文化はすごいって思っていたので、秋葉原でアイドルが出来るバクステを選びました」
神崎しほ「私も高校生のときアイドルが大好きで、アイドル現場にも行っていました。自分もアイドルになりたいって思ったとき、高校に通って、働きながらアイドルも出来てっていうところに引かれて。雑誌の『デ☆ビュー』も読んでいましたし、WEBのデビューでアイドル募集を調べたりしていましたので、デビュー枠に応募しました」
久保田玲子「小さいときからアイドルが好きで、最初はモーニング娘。さん、中学生のときはAKB48さん、高校生のときはももクロさんが好きで(笑)。高校はすごく厳しかったので、大学生になって上京して余裕が出来たときに“ああ、やっぱりアイドルになりたいな”って改めて思って。“今からでもできるアイドルって無いのかな?”って思って調べても、18歳までのところが多くて。でも、バスクテはカフェの仕事もあるので『15歳以上』だったし、結構条件が良かったので(笑)。歌って踊るのも好きだし、バイトも出来るし、でもやるからにはちゃんとアイドルをやりたい!って決心をして応募しました」
――オーディションを受けたときのことを思い出してもらえますか?
志賀「オーディションの日は普通に学校があったので、遅れて行ったんです。ちょうどれいちゃん(久保田)と一緒の回でした。お化粧もしてなかったし、制服だし、不安で不安で“これはだめだ、絶対受からない”って思ってました。周りを見たら年上の方が多かったので、アピールできるのはただただ若さだけでした(笑)。歌唱審査では板野さんの『1%』っていう曲をアカペラで歌ったんですが、ビデオカメラが回っていて、そんなカメラを見るのも初めてだったので、頭が真っ白で何を喋ったか覚えてません」
神崎「高校はお化粧禁止だったので、お化粧にも慣れていなくて、制服で行きました。すごく緊張したんですけど、ただただアイドルが好きということを言って…。歌唱審査ではアカペラだったんですが1コーラス以下で自分で切っちゃって、失敗したなぁって思いました」
久保田「私は、やっぱりアイドルって他の人にないようなものを出していかないと受からないのかなって勝手に思っていて。私、ムーンウォークを特技にしていたので…」
志賀「覚えてる! 覚えてる!(笑)」
久保田「それを披露して、歌も大好きなミュージカルの歌をあえて歌いました」
――不安や緊張がありながらも、見事に合格! 知らせを聞いたときはどうでした?
志賀「あぁこれから始まるんだ…みたいに思いました」
神崎「でもすごく嬉しかった。初めてアイドル活動をするので、これからの未来に向かってワクワクしました」
久保田「私、お母さんとお買い物をしていたときに突然メールが来て。実はお母さんに受けたことを言ってなくて」
志賀「えーっ」
久保田「正直受かると思ってなかったので嬉しい気持ちと、受かった時点でお母さんに言わなくちゃいけないのは分かっていたので“どうしよう、大丈夫かな?”っていう気持ちとがありました。家族もこれまでは、受かると思ってないから応援してくれていた感があって、実際受かっちゃったら“ちょっと反対”みたいな。でもやっぱり“アイドルをやりたい”っていう自分の意志を改めてちゃんと伝えたら、やりたいことならいいよって言ってくれて。今は応援してくれています」
神崎「私の家族も、やりたいことならっていう感じで応援してくれています」
志賀「同じです!」
――6期デビュー枠も活動歴は3年になります。これまでの活動で印象に残っていることは?
久保田「『乙女心の鍵』というシングルでジャケット選抜に初めて入れたことが一番思い出深いです。バクステは人数が多くて、なかなか全員が載れるわけではないので、ジャケット選抜はみんなの目標。その夢が叶った瞬間はすごく印象的でした。入って2年ぐらいのときで、それまでの苦労もあったんですが、頑張っていれば見てくれている人もいるし、自然と結果もついてくるんだなって実感できました」
神崎「私は3周年、4周年、5周年の記念ライブに出させていただいているんですが、ライブは成長を見せられる場だと思うので、それぞれ印象深いし大好きです。5周年ライブでは、6期生だけで『Oh my destiny』を歌ったんですが、歌詞が染みて、歌に感情が入りました」
久保田「あれは最高に楽しかったよね! 皆でアイコンタクトし合いながら、本当に楽しかった」
志賀「私は、地上波のテレビに出させていただいたのが印象に残っています。バラエティなんて初めてで、本番はすごく緊張したし、放送を見るのも反応が来るのもドキドキだったんですが、すっごくいい経験になりました。選ばれたメンバーで『ニノさん』に出させていただいたんですけど、たくさんのことが学べました。タレントさんを観て“ああ本物だ”って思ったり(笑)」
――「バクステ」ってこんなところだよって言うのを教えてください。
久保田「カフェのお仕事もあるので、お客さんとの距離が近くて、ほかのアイドルさんでは有り得ないようなコミュニケーションの取り方があります。だからこそ、歌やダンスのパフォーマンス以外でも、自分の個性を出しやすくて、自分の素も出しやすい。その分自分自身のことを見てもらえている感じがします。本当に自分自身のパーソナルな部分を知って好きになってくれているのが分かるので、それが嬉しいです」
神崎「私も最初はステージが苦手だったりしたんですが、それでもフロアに降りてきたら、今日のステージの感想を伝えてくれたり、褒めてくれたり、ときにはアドバイスをくれたり。話すのが苦手でも、カフェ業務をしっかりしているところも見ていてもらえたりするから、すごくいいなって思います」
志賀「ほとんど毎日ステージがあるんですが、たまに奇跡みたいな、みんなが釘付けになるようなステージがあるんですよ。そういうステージが見られたり、自分が出られたりするとすごく良かったなって思います。二度と同じステージはないし、同じメンバーも、同じ曲もない。いつも頑張ってベストを尽くしているんだけど、それ以上の奇跡が生まれる場所なんです」
久保田「一人でステージに立てる瞬間もバクステの魅力。ほかのアイドルさんだと、ソロで一曲を歌わせていただく機会ってなかなかないじゃないですか? それをグループに入ったばっかりの頃から経験できるんです。最初は緊張もするんですが、何回もステージを重ねてレベルアップしていけるのも魅力の一つかなと思います」
――バクステに入ると、こんなところがいいよっていうところは?
志賀「毎日人に見られているという意識があるので“ちょっとお化粧を頑張ってみよう”とか、“ダイエットを頑張ってみよう”とか。自分磨きにつながるって思います」
久保田「入ったときとくらべて、みんな全然可愛くなって。いい意味で垢抜けられたのかなって思います。あと嫌なことがあっても、近くで励ましてくれる人がいるから、自分の原動力になります」
――個人として、どんなところが成長できましたか?
久保田「最初はステージに立つのも毎回緊張で、怖かったんですけど、今は本当にステージで歌って踊る瞬間がすごく楽しい。以前は振りを覚えるので精一杯で余裕も無かったのが、曲ごとに動き方や表情も研究できるようになって。ステージを楽しむことができるようになったと感じています」
神崎「私はすごく人見知りで“自分から話しかけていいのかな”って思ったりしていたんです。最近、初めての方でも“話しかけてみよう”って積極的になれたのが、成長したところですね。プライベートでも、家にいないでちょっと外に出てみよう、メンバーに話しかけて遊んでみようって思うようになって、みんなとも仲良くなるきっかけにもなりました」
志賀「明るくなったと思います。それまで上手く自分を出せなかったんですけど、いろんな自分の出し方を学べたので、意識が変わりました。暗くても全然変われます」
久保田「社交的になるよね」
――大食いでブレイクしたもえのあずきさんみたいに、新たな能力を開花させる人もいますね。
久保田「自分では気付けない魅力を教えてもらえます。私もここでは『頭脳担当』とか言ってるんですけど、お客さんとコミュニケーションをとるなかで“なんか賢い”みたいに言ってもらえたのがきっかけで。自分のなかで眠ってる才能も見出せる場所ですね」
神崎「本当にいろんな経験をさせてもらえます。舞台やナレーションをやっている子もいますし。私は『エラバレシ』というアイドルユニットのメンバーとしても活動させてもらっていますが、そこでも大好きなアイドル活動ができて嬉しいです」
志賀「私は自分の顔にコンプレックスがあったんですが、ルックスだけじゃなくて、歌やダンスで評価してもらえたり、愛嬌ということも評価してもらえるということが分かって。コンプレックスがあったって、いろんなことを強みに変えられることを知りました」
――この3人は同期ですが、お互いにどんな子か紹介してもらえますか? まずは志賀さんは?
久保田「いい意味で昔から変わっていなくて、バクステのなかでもこの3人のなかでも、妹的な存在です。無邪気で可愛いんですけど、実はよく考えていて、芯がしっかりしていて、いろんなことを良く見ていて、観察眼がすごいなって…」
志賀「はずかしい…」
神崎「妹キャラだけど実は大人です。子供っぽいところがありつつ、しっかりしてる」
久保田「精神的には大人。でも猫が大好きで無邪気で可愛いんですよ」
――では神崎さんは?
久保田「かんちゃんは…結構ミステリアスな…」
志賀「見た目はふわふわしてる感じなのに、ミステリーとか好きで」
久保田「実は運動が得意でアクティブ」
志賀「それ意外だった!」
――お披露目のときにブリッジを見せていましたよね。
神崎「そうなんですよ。体操をちっちゃい時にやっていたので」
志賀「すごーい!」
久保田「最初、かんちゃんとは仲良くなれないかと思ったんですよ、カベを感じて。それは多分、お互いに人見知りだったから。でもいつの間にか何でも話せるようになって。2人にはいつでもなんでも話します。今日も実は、この取材の前に3人でちょっと早く集まって遊んでました(笑)」
――最後に久保田さんは?
志賀「れいちゃんは頭の回転が速いし、言葉言葉に頭の良さが出ています」
神崎「お姉ちゃんみたいで、いっぱい考えてくれています」
志賀「ストイックなんですよ、ダイエットもすごく頑張っているし。ダイエットって口先だけじゃ絶対ダメじゃないですか、そこをちゃんと結果に出していることがすごい」
神崎「すごい可愛くなった!」
久保田「はずかしい(照)! なにコレ!」
神崎「みんないい子でよかったなって思います。本当に(笑)」
――女の子がこれだけ集まると、ギスギスするんじゃないかって思っちゃいますよね。
久保田「入る前は、女の世界は怖いって思ってました」
志賀「いじめられるって思ってました」
久保田「でも先輩も優しいし、後輩もいい子たちばっかりで」
志賀「フレンドリーです。でもカフェ業務を成立させるためにちゃんと言うべきことは言ってくれるし、ステージについても言ってくれる先輩が多いので、そういうところもバクステでは重要なんだと思います」
久保田「ダンスレッスンもあるし、先生もいるんですけど、それでも最初は付いていけなかったり、いっぱいいっぱいになっちゃうときもある。そんなときに先輩が“大丈夫?”とか“分かんなかったら教えるよ”とか声をかけてくれて」
志賀「お休みの日なのにわざわざ来てくれることもあるので、頭が上がらないなと思います」
久保田「だから私たちも、後輩のことも気にかけてあげたいと思うんです。私はステージのMCをやることが多いんですが、ステージで気付いたことは後輩に伝えるようにしています」
神崎「自分が先輩に教えてもらったことは、まだ全然後輩に伝えられてないと思う。後輩がすごくしっかりしてたりするんですよ! 今度入るのが11期だから、私たち6期はちょうど真ん中ぐらいなんですよね。憧れられる存在にならなきゃなって思う」
――3月15日に初のベスト盤が出るんですが、特に印象深い曲や、これから応募を考えている人に聴いて欲しい曲を上げてもらえますか?
志賀「え〜〜っ! 迷う!」
神崎「印象深いのは『青春クロニクル』!」
久保田「それはあるね!」
神崎「6期デビュー枠は『青春クロニクル』の店舗盤のCDのジャケットに出られるという枠だったので、やっぱり思い出深いです。初めての曲参加で、ミュージックビデオにもダンスで出させていただきました」
久保田「私は『The 輝ける』という曲がお勧め。私たちの心情を歌ったエナジーソングで、努力し続ければ絶対に輝けるから頑張ろうというメッセージの曲なので、11期で入ってきてくれる子には聴いて欲しい、すごく力をもらえる曲です。夢に向かっている人みんなへの応援歌です」
志賀「『夢見る少女がここにいる!』という曲も私たちのことを歌っている曲。まさに、夢見る少女=アイドルに憧れて入ってくる子たちには、この曲がきっと刺さるんじゃないかって思います」
――最新シングルも収録されます。
志賀「『わたし道』の歌詞も大好きです。迷っても止まっても間違いじゃないんだみたいな…」
久保田「これも力をもらえる曲だよね。ブレてしまいそうなときに聴くと頑張れるし、奮い立たせることが出来る曲です。つんく♂さんの曲の特徴かもしれないんですけど、聴けば聴くほどに好きになってきて、耳にも残る『スルメ曲』が多いです。闘争心って表には出しづらいじゃないですか。そういう気持ちをストレートに歌った曲が、共感しやすくていいなって思います」
神崎「『バイトファイター』は、これぞバクステ! という象徴的な曲だよね」
――では最後に、11期デビュー枠に応募しようと思っている子にメッセージを!
志賀「私は3年間、普通科の高校に通いながら活動してもちゃんと卒業できるので、学業とアイドルが両立できるところです。プロの方のダンスやボイトレのレッスンも受けられて、アルバイトも出来る。いろんないいことがあるので、今高校生に通っている子にも入って欲しい。一緒にステージで踊って歌いましょう」
神崎「バクステはカフェ業務をしながら、毎日ステージに立つことができて、本当にいろいろな人の目に触れるので、きっと誰かが自分を見つけてくれる。頑張っていれば、本当に絶対輝ける場所だから、勇気を持って応募してくれたら嬉しいです」
久保田「最初はつまづくことも多いかも知れないけど、続けていくうちに自分でも知らなかった魅力に気付けたり、認めてもらえたりするので、諦めずに続けられる子に入ってきてほしい。あとバクステは学校みたいで、青春! 部活!って感じがする。女の子だけだから、ギスギスした部分があるかと思いきや、全然違って楽しい。私は大学生活をバクステで過ごしたので、まだまだ青春したい!って思う人に入ってきてほしいです」
――デビュー枠ということで特別な同期の絆も生まれるようですね。
久保田「休憩時間もみんなでワイワイするからホントに楽しい。同期は特に仲がいいんですが、この3人のグループLINEもあって、毎日のように連絡してます」
神崎「この取材が決まったときも、すぐにLINEしてすごく喜んじゃいました」
志賀「まさかこの3人での取材があるとは! ありがたいです」
久保田「デビューさん、今後もよろしくお願いします」
国内最大級のアイドル育成型エンターテイメントカフェ『AKIHABARAバックステージpass』と国内最大級のオーディション情報サイト「デビュー」がコラボする『バクステ11期デビュー枠オーディション』は現在応募受付中。カフェでアルバイトしながらアイドル活動ができ、ダンス、ボーカルレッスンを無料で受けられるほか、常設ステージがあってステージに立つチャンスが多いなど、本気でアイドルを目指す人にとってメリットは大きい。応募資格は中学卒業〜26歳の女性。応募要項はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている
■6期生デビュー枠メンバープロフィール
★久保田玲子(くぼた・れいこ)/1995年4月1日生まれ、群馬県出身。特技/ムーンウォーク、運動全般、硬筆。趣味/ミュージカルや映画鑑賞、ディズニーランド、シーに行くこと。『クラシカロイド』(Eテレ)挿入歌歌唱参加。
★神崎しほ(かんざき・しほ)/1997年3月1日生まれ、大阪府出身。特技/水泳。趣味/アイドル、アニメを観ること。アイドルユニット「エラバレシ」メンバーとして、3rdシングル『バスケットクイーン』を3月1日にリリース。
★志賀琴和(しが・ことわ)/1998年6月2日生まれ、埼玉県出身。特技/書道、茶道。趣味/映画鑑賞、アニメ、音楽鑑賞、猫カフェに行くこと。『つんつべ♂バク音』(TOKYO MX)つんくま役ナレーション経験あり。『ニノさん』(日テレ)出演。