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2017/01/23 20:23
「変わりたい」一度夢を諦めた元ジュニアモデル・野中葵さん、『ミス日本2017』で「みどりの女神」に輝く
『第49回ミス日本コンテスト2017』が23日、京王プラザホテルで開催され、元『nicola』の専属モデルの野中葵(のなか・あおい)さん(20)が「ミス日本 みどりの女神」に輝いた。一度モデルの道を諦めた野中さん。「変わりたい」と強く願い、「モデルになる夢を一から追いかけています」とファイナルに臨み、自らの手で再びチャンスを掴んだ。
今年のミス日本は「輝く行動美人」をテーマに、公式サイトおよびオーディションサイト「デビュー」などで募集。2156名のエントリーの中から、最終審査に進んだ19歳から25歳までの候補者13人を対象に、昨年10月から1月まで勉強会を実施。この日行なわれた最終審査では着物、ドレス、水着による審査が行われ、ウォーキング、自己PR、質疑応答の審査が行なわれた。
11歳のとき、ローティーン向けのファッション誌『ニコラ』の『第12回ニコラモデルオーディション』でグランプリを受賞。2013年の5月号まで専属モデルとして活躍していた野中さん。しかし「他人と比較しては自信を無くす。そんな私を好きになれず、一度はモデルの道を諦めてしまいました」と振り返る。
しかし「そんなときも私を支えて応援してくれる人はたくさんいる」ということに気付き、「私は私らしく駆け抜けて、もう逃げないんだ」と決意。「新しいスタート地点に立って、モデルになる夢を一から追いかけています」と再び動き出した。
ミス日本ファイナルの舞台に立ち、「たくさんの人に会って、たくさん経験して、成長していく将来が楽しみです。過去から学び、希望を持って生きて、なんだか今、この場に立ってまた、明日から挑戦が始まるんだという想いです」と心境を語った。
質疑応答で、「自分を花に例えたら」と聞かれ「金木犀です。存在感のある香りを放つのに、小さな花をつける。『謙虚』という花言葉を持つ、金木犀のような人になりたい」と語った野中さん。身長175cmの恵まれた体躯と華やかなルックスを持ち、その一方で挫折を知っている彼女が、今後どんなモデルに成長していくのか楽しみだ。