大学のミスコン受賞者で構成されるキャンパスクイーンが13日、AbemaTVのトークバトルバラエティ番組『VS女子大生〜バトルする女たち〜』にレギュラー出演中の10名を中心とするメンバーで、初のワンマンイベント『Campus Queen Christmas Party』を東京・浅草ＲＯＸシアターで開催した。

　中心となったのは、ＭＣを務めた成蹊大学ミスコン2014グランプリの岡田彩花をはじめ、高尾美有（帝京大学3年・20歳）、エレナ（早稲田大学2年・20歳）、松井りな（中央大学4年・23歳）、松井まり（中央大学2年・20歳）、西村萌（慶應義塾大学3年・22歳）、脇田茉奈（東京理科大学2年・20歳）、佐藤愛美（東洋大学2年・19歳）、榊原莉奈（白百合女子大学4年・22歳）、鈴川りさ（戸板女子短期大学1年・19歳）の、『VS女子大生』レギュラーメンバー10人。

　そこへさらに、和太鼓チームの坂野真理（上智大学4年・21歳）、野村真由美（東洋大学卒業・23歳）、山下由奈（長崎女子短期大学卒業・24歳）、仲美咲（中村学園短期大学卒業・24歳）、長谷川萌花（明治学院大学4年・21歳）、田ヶ原恵美（日本大学卒業・22歳）、晴奈（東洋学園大学卒業・23歳）、高橋茉莉（専修大学4年・22歳）が加わって、合計18人がステージに立った。

　開幕早々「メリークリスマス！」と全員が白い衣装で登場。エレナが『サンタクロース・イズ・カミング・トゥー・タウン』を英詞でリードしながら歌う。続いて岡田彩花と松井りなが新宿警察署の1日警察署長に選ばれたときに交通安全イメージソングとして披露した『明日も・愛・コンタクト』をレギュラーメンバー10人で歌った。

　メンバー紹介の後、松井姉妹が、ザ・ピーナッツの名曲『ふりむかないで』と『恋のバカンス』を振付つきで歌唱。黄色いミニのワンピースを着た姉の松井りなは「小学生の頃から『恋のバカンス』を聞いていて、今回、改めて聴き込んでザ・ピーナッツさんに寄せました」とモノマネの入った歌いっぷり。一方、赤い衣裳の妹・松井まりは「初めて人前で歌って緊張しました…」と言いつつ、綺麗にハモって、セクシーさもアピールした。

　特技アピールのコーナーでは、佐藤愛美が一輪車、榊原莉奈が『NARUTO』のコスプレ、山下由奈と仲美咲は新体操を披露した。山下は新体操歴9年で、インターハイ、国体にも出場している実力の持ち主。仲も小学生から大学2年まで12年間新体操をやっていたという負けず劣らずの実力者で、ボール、リボンの妙技を見せ、会場の拍手を浴びた。

　「うたうまバトル」のコーナーでは、予選を経て、企画の言い出しっぺ・高尾美有と最年少の鈴川りさの2人で決勝。高尾は『タイヨウのうた』をしっとりと聴かせ、鈴川はサクランボの被り物で『さくらんぼ』を歌い元気いっぱいに会場を盛り上げる。結果は36対39の僅差で、高尾の勝利に終わった。

　ライブ会場となった浅草にちなんで「外国人観光客を呼び込もう大作戦」を展開。エレナと松井りなが得意の語学を駆使してゲットしてきたのは、フランス人の老夫婦とアメリカ人のカップル。4人の招待客に「クリスマスタコパ」として、タコのかわりに、ウィンナー、納豆、パイナップル、チョコを入れたたこ焼きを振舞った。結果はウィンナーが一番人気。意外とチョコも抵抗なく食したが、納豆はやはり外国人には無理だったよう。

　そして迎えたクライマックスは、キャンパスクイーンメンバーによる和太鼓演奏。10人の「和太鼓チーム」のうち、経験者はたった3人というほぼ素人の集団。しかし、潰した手のマメをテーピングで隠し、涙を流しながら頑張った猛特訓の成果を披露。『東京音頭』とオリジナルの和太鼓曲『覇』の2曲で、一糸乱れぬバチさばきで圧巻のパフォーマンスを見せた。このライブで和太鼓チームは『ドドンガールズ』と命名され、「東京オリンピック」を目標に定めて活動することを宣言した。

　ラストは新曲『ｅｙｅ×ｅｙｅテレパシー』『おかえりなさい』、そして『ｅｙｅのアムール』を歌唱。アンコールでは『ジングルベル』を全員で歌い、ひと足早いクリスマスパーティーの幕を下ろした。

■岡田彩花のコメント
「あっという間でした。私たちは、まだまだ持ち曲が少ないのでもっと増やしていきたいです。みんなで歌って踊っていると一体感が生まれて、より仲良くなれるし、次を目指そう！もっと上を目指そう！という向上心に変わってきます。こういう機会を与えていただき感謝しています。出来に関しては120点です。和太鼓チームがカッコ良く魅せてくれて締まったし、可愛らしい部分や女子大生の色んな表情を皆様に見て頂けたと思います。『学芸会や文化祭は自分たちが楽しむもの。でも今回はプロのお仕事としてお客様第一に考えてください』と最初に言われたので、それを考えながら、全員で一生懸命表現できたと思います」