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2016/03/13 07:01
『動物戦隊ジュウオウジャー』ジュウオウエレファントで注目の若手俳優、渡邉剣が銀幕デビュー
現在放送中のスーパー戦隊シリーズ第40作目『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレ朝系)で、真面目で頭脳派のタスク/ジュウオウエレファント役で出演中の渡邉剣(わたなべ・つるぎ)。この春に公開される映画『みんな好いとうと♪』では、爽やかイケメン・佐々木役でスクリーンデビューを果たす。映画公開を目前に控えた彼に、映画初出演への想い、芸能界デビューのきっかけ、『動物戦隊ジュウオウジャー』のオーディションや撮影エピソードなどを語ってもらった。
彼の芸能界入りのきっかけは、母親が応募した、2014年の『第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』。それまで芸能界は視野になかったものの、審査が進んでいく過程で徐々に気持ちが変化していったという。「僕自身、幼少期は、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーに憧れていたので、この世界に入ると決めたからには“ヒーローになりたい!”と思うようになっていきました。『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』出身者の先輩には、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーに出演されている方々も多いですし、そういう意味でもオーディションが進んでいく中で、だんだんヒーローに憧れる気持ちが本格的になっていきました」。
オーディションの最終審査では、審査員やマスコミ、大勢の観客の前で、地元・博多の祝い唄「祝いめでた」をアカペラで披露。「今まで(オーディションを)経験したことがなかったので、“僕にできることは何なのか”ということをすごく考えたんです。サッカーをやってはいたけど、そこまでの技術もないし。別に歌も普通ですし、ダンスもできるわけではない……。それでいろいろと考えて、僕は福岡出身だし、“祝いめでた”を歌おうって思いついたんです」と、初オーディションで祝い唄を披露した想いを語った。
芸能界入りを決意し、“ヒーローになりたい”という目標を掲げた彼は、その後、2016年2月より放送が開始された『動物戦隊ジュウオウジャー』のタスク/ジュウオウエレファント役に抜擢され、その夢を叶える。当時のオーディションを振り返って「(オーディションは)大変でした。でも、ずっとヒーローになりたかったので、“決まる”“受かる”と信じながら受けていました。確信とかではなく“俺がやる”と思い込んでました。“僕しかいないでしょう!”と、ずっと自分の中で思いながら受けたことで今に繋がっているのかなと思います」と、並々ならぬ想いでオーディションに挑んでいたことを明かした。
渡邉が演じるタスク/ジュウオウエレファントは、ゾウのジューマン(動物の顔と人間の体を持つ生命体)ということで、役作りでゾウを観察するため動物園を訪れたそうで、「どういう風に役作りをしようかと思って、動物園にゾウを見に行ってきたんです。そうしたら、僕が行った時間帯が悪かったのか、全然動かなくて……役作りの参考にはならなかったですね(笑)」と笑顔を見せつつ、「そのあと、動画でゾウが暴れたりする映像を観て。どちらもゾウのあるべき姿だと思うので、役にどう反映させていこうかと今は考えている最中です」。
そして、3月19日(土)から九州で先行公開される映画『みんな好いとうと♪』でスクリーンデビューを果たす渡邉。同映画は、福岡を拠点として活動するアイドルグループ「LinQ」の新木さくらが主演を務める青春エンタテインメント。上京して以来、初めて福岡に帰ったという渡邉は「“福岡の空気が懐かしいな”って感じました。上京してまだそれほど時間は経っていなかったんですけど(笑)。それでもやっぱりすごく懐かしくて。セリフが博多弁だったので、嬉しかったです」と笑顔を見せる。
また、一目惚れをされる爽やかイケメン・佐々木を演じていることについては「イケメンの役だったので、それは大変でした。普段そういうタイプではないので、“どうやったら一目惚れされるんだろう”と、一目惚れをされる男性の立ち居振る舞いを一生懸命に考えて、撮影に臨みました。“ちゃんと佐々木くんになっていたらいいな”と思います。いい出会いになった作品なので、いろんな方にぜひ見て欲しいです」とアピールした。
渡邉剣のインタビュー全文は、オーディション&エンタメ情報サイト『Deview/デビュー』に掲載中。映画『みんな好いとうと♪』は、3月19日(土)からユナイテッド・シネマキャナルシティ13ほか九州9館で先行公開、4月16日(土)からシネマート新宿ほか全国順次公開される。