100cmヒップを武器に、ツイッターの「＃グラドル自画撮り部」部長として活躍する“尻職人”倉持由香が13日、3冊目となるDVD付きムック写真集『ふなばしり』の発売記念イベントを秋葉原・書泉ブックタワーで開催した。

　倉持由香3冊目の写真集は、タイトルにもなっている「船橋」で撮影。「私の実家が千葉県の船橋なので、実家や九十九里で撮影しました。写真集にも『素尻』って書いてありますが、私のナチュラルなお尻と表情が詰まった作品になりました」。

　今回の見どころはやはり実家での撮影。「そんなに綺麗なお家じゃなくて、砂壁だったり、畳だったりだいぶ年季の入ったお家なので恥かしかったんですけど、記念の3冊めの写真集なので、思い切って出しちゃいました。実家のお風呂場で撮影したり、隣でお母さんが夕食作ってるのに、私は居間でお尻を出していて“何やってるんだろう？”みたいな気分にもなったんですけど（笑）、なかなか味のある写真になったと思います」。

　実家ロケ実現に当たっては、両親を必死に説得したという倉持。「これまでバラエティ番組の企画でもずっと断ってたんですよ。でもBOMBさんに“どうしても実家で”とお願いされて、そう言っていただけるならと。写真集ってグラビアアイドルにとって特別なものですし、この大変な紙（出版）不況の時代になかなか出せるものじゃないんですよ（切実）！　だから必死に両親を説得しました。“紙媒体が不況で写真集なんか出せないんだから！　ここで結果出さないとダメなんだよ！”って。あとは3冊目ともなるとネタ切れになるし、ファンの方からも今までにないものを求められるので、肌の露出に頼るんじゃなくて、シチュエーションの変化で新しさをつけようとは、すごく考えていました。両親は娘の撮影現場を見るのは恥かしいみたいでしたが、両親ともグラビア活動は応援してくれていて、撮影の前日にはお父さんがお風呂掃除をしてくれたり（笑）、協力してくれました」。

　実家の中や玄関以外にも、生まれ育った地元で様々なシチュエーションで撮影を行った。「実家近くの、小さいときからずっと遊んでいた公園でも撮影しました。この公園には思い入れがあって、私が初めて告白して初めてフラれた公園なんで、悲しい思い出も詰まってる公園なんです。そのあたりは写真集の後半に、4時間かけて取材していただいた10ページほどのロングインタビューが収録されていて、生い立ちから尻職人になるまでが詰まった一冊になっています。まさか中学生のときは尻職人になって、またこの公園で撮影するなんて、想像もしてなかったですね（笑）」。

　公園で撮影した写真にもお気に入りの一枚が。「ショートパンツで鉄棒をしてるんですけど、ショートパンツの隙間からほんの数ミリ縞パンが見えてるんですよ！　この写真がすごく気に入っていて。これは綿の生パンなんですよ、パンツは綿じゃないですか！　綿の縞パンがショーパンの隙間から見える、『青春ラッキースケベ』みたいな感じになったと思います。肌面積の多さや露出だけが全てじゃないという一冊になっていると思います。縞パンは水色と白がベストです」。

　3冊目が完成したばかりだが、4冊目の構想については「ファーストが『#東京尻百景』、セカンドが『台湾驚異的美尻集』で、全部地名シリーズなんですよ。だから次回も地名を入れたい。ブラジルとか行ってみたいですね。リオのカーニバルとか“尻まつり”のなかに混じった私とか。オファーお待ちしてます！」と意欲的。ブラジルと言えば尻の本場だがそこで日本の尻が勝つヒケツはあるのだろうか？「以前、世界の美尻選手権で日本の方が最下位だったというのをネットニュースで見まして。その日本代表の方が日本人好みのスレンダーな体型の方だったんですね。ブラジル、世界と戦うにはボリュームだと思うので、今私は100cmなんですけど、もう少し鍛えて120センチぐらいにして挑みたいですね」と尻職人のプライドを見せた。