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2015/07/22 12:49
ミスiD2015・山田愛奈が女の子たちにメッセージ「個性が見つかるオーディション。迷ってるなら応募して!」
「新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子」を探す、講談社主催の女の子オーディションプロジェクト「ミスiD」が2016年度の募集を開始。今回『ミスiD2015』に選ばれたモデルの山田愛奈に取材。オーディションの様子やミスiDの活動について、そしてこれから応募を考えている女の子達へのメッセージを聞いた。
■ミスiD2015 インタビュー/山田愛奈
「コンプレックスのキツイ目も“他に無い目だよ”と言ってもらえて
自分の『個性』が見つけられたと思います」
――デビューのきっかけは?
「1度だけ祖母が応募してくれてオーディションの最終まで残ったことがあるのですが、自分からなりたいと思って応募したことは無くて。実はずっと保育士か介護士になりたいと思っていました。モデルを始めたのは地元・新潟でスカウトされたのがきっかけですが、全然路線が違っていたので、声をかけてもらってからすぐにOKは出せなかったんです。でも5ヵ月ぐらい何回も電話をいただいて、“新潟で活動出来る『新潟美少女図鑑』(フリーペーパー)でモデルをやってみない?”って言われて。モデルの仕事をやってみたらすごく楽しいなと思ったんです」
――現在は上京して仕事をする機会も増えましたね。
「仕事は楽しいのと大変なのと半々ですね。全てが楽しいばかりの仕事ではないし、学ぶ場でもあるので。でも、毎回毎回良い刺激になっているので、それを自分のものにしていきたいと思っています。そういう向上心もふつふつと湧いてきました」
――ミスiD2015に応募したのは?
「大好きな玉城ティナちゃんを輩出したオーディションなので、私も挑戦してみたいと思いました」
――実際のオーディションはどうでした?
「人と話したりするのは好きなんですけど、初対面の人とは話すのは苦手で。最初のうちはホントにしゃべれなくて、伝えたいことも言葉に出来なかったんです。でも審査員の方が引き出してくれたので、あいまいなことしか言えなかったのが、審査が進むにつれて初対面の人とも面と向かって話せるようになって。自分が成長できたことを実感しました」
――ミスiDは、たくさんの審査員がいらっしゃるブースを周る形式で審査を受けますよね。
「女性審査員と男性審査員のブースが別々なんです。女性ブースは女性ならではのピリピリした感じがあるのかな、とすごく心配していたんですけど、優しく話を進めてくださったので、その流れについていく感じでリラックスして話すことができました」
――どんなことを話しましたか?
「“将来どうなりたいか?”と聞かれて、“雑誌の専属モデルになりたいです”と答えました。一番“どうしよう”って思ったのが“あなたにとってミスiDとは?”という質問で。“そうくるか〜”と思って(笑)。“あなたの『個性』は?”って言われてもわからないので“その『個性』を探しに来ました”と答えました」
――オーディションの間に、審査員の方や、ミスiDのスタッフに、「あなたはこんな人だね」って言われたことは?
「大体皆さんに言われるのが“キツく見える”ということで。内面がこう(子供っぽい)だから…自分でも分かんなくなっちゃって。自分では精一杯やってることがなかなか伝わらなかったり」
――クールに見られがちなのは昔から?
「この目がキツく見られちゃうんですよ。ツリ目なので。自分としてはすっごい大嫌いで、コンプレックスでした。でもミスiDを受けたことで、プロデューサーの小林司さんが、“この目は他に無い目だよ”って言ってくださって。ちょっとずつではあるんですけど、キライじゃなくなって、好きになりつつあります」
――探していた『個性』を見つけられたんですね。
「そーなんです! こういうオーディションを受けないと言ってもらえる機会はなかなかないので、よかったと思います。そしてミスiDの審査が終わったあとで“人としゃべることが出来るようになった”ということが自分のなかでも大きな変化だったと思います」
――ミスiDとしての活動はいかがですか?
「ミスiDのみんなが本当に個性的で。ほかのオーディションだと一緒に受けている子がみんなライバルでギクシャクするのですが、ミスiDはホントに仲が良くて。私は2015年ですが、2013年や2014年の方とも交流できるので、すごくわきあいあい仲良くしています。イベント一つ一つでファンの方々と交流もできるし、そういうことも込み込みですごくいいところです!」
――新しい仲間が増えた感じですね。。
「ミスiDで特に仲が良いのは来夢です。子役からやってる子なんですけど、すっごく変わってて。ハーフで可愛くて。誰に対してもタメ口なんですけど、それが全然イライラしなくて受け入れたくなっちゃいます。でも割とみんなと仲いいです」
――どんな活動が楽しいですか?
「ミスiDカフェですね。初めてファンの方と交流するときは、自分に自信が持てなかったので、ファンの方とうまく絡めるかな、自分を出せるかなって不安だったんですけど、本当にミスiDのファンの方々が優しくて、楽しかったです」
――今はとても充実している感じの愛奈ちゃんですが、これからミスiDに応募しようと思っている方にメッセージをお願いします。
「ミスiDは、これまで自分に自信が持てなかった子にもチャンスを与えてくれるオーディションだと思います。普通オーディションは自信のある子が目立つし残っていくけれど、ミスiDの場合は自信が無くても、その人の奥には何かいいものがある、というのを探して見つけてくれるんです。審査もそんなにピリピリしていないから、私みたいに初対面の人と上手く話せないとか、自信がないとか、オーディションに応募したことがないという人でも受けやすいオーディションなので、たくさんの方に参加してもらいたいなと思います。今は夢があいまいでも、雑誌の専属モデルや、女優やアイドル活動をする子とか、ミスiDの活動の中からやりたいことが見つかっていくので、とりあえず迷ってるんだったら“受けてみて!”って言いたい。たくさんの人に応募してもらえるのを楽しみにしています」
ミス『iD2016』のオーディション応募要項は、公式サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。
■山田 愛奈プロフィール
やまだ・あいな●1998年9月6日生まれ、新潟県出身。趣味・特技/読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、イラストを描くこと。ミスiD 2015、VOCE賞ダブル受賞。