NMB48の最新シングル『ドリアン少年』でセンターを務めるドラフト1期生・須藤凜々花が4日、初の冠番組『NMB須藤凜々花の麻雀ガチバトル！りりぽんのトップ目とったんで！』の収録後囲み取材を行った。多くの先輩たちに先駆けての冠番組に「本当にありがたやで嬉しい。いつか秋元康先生をハコテンに出来るぐらいに、この番組で成長したい」と意気込みを語った。

　麻雀にはまず漫画から入ったという須藤。「漫画は『咲-Saki-』と福本（伸行）先生の『アカギ （〜闇に降り立った天才〜）』、『銀と金』です。最近は福本先生の『天（天和通りの快男児）』を大人買いしました」。そしてプロデューサー・秋元康の影響で麻雀にのめりこんだという。麻雀の魅力について聞くと「人によって打ち方が全然違って、人生観がすごく現れる。『麻雀は哲学』って秋元（康）先生が言っていて、それを聞いて私も麻雀を極めたいなと思うようになりました。福本先生の作品にも『不合理に身をゆだねてこそギャンブル』って言葉があるんですけど、それはまさに哲学の世界観で！　哲学書を読むかのごとく福本先生の漫画を読んでいます」と、スイッチが入ったようにコメントがあふれ出す。

　須藤の打ち方は攻め一辺倒。「私は、守備は一切勉強してなくて、ただ攻めの麻雀ですね。カッコよさ重視で、常に『単騎待ち』を目指しています。これから守備もちゃんと勉強しなきゃなって思っています。よくオンラインのゲームでメッタメタにされてるので。『全ツッパ』の精神を抑える修行としてもこの冠番組で成長していけたら」と成長を誓う。さらに「秋元先生を倒してみたいという気持ちがあって、いつか秋元先生をハコテンに出来るぐらいにこの番組で成長して行きたい」と、向上心旺盛な須藤。秋元をゲストに呼びたいとも考えているようで、「最終回がいいですね（笑）。4クール目の最終回。長寿番組にして、ラスボスとして戦いたい」と夢を語った。

　この番組にはNMB48の先輩もゲスト出演。ただし先輩達は、須藤がトップを獲れば素晴らしいご褒美をもらえるが、逆に最下位の場合はひどい罰ゲームが待っている。第1回ゲストに登場するのは川上礼奈と三田麻央。川上は「後輩が先に冠番組を持って、成長していく姿が見られて嬉しいんですけど。やっぱり自分ももっともっとうどん好きのうどんパワーを爆発させて、うどんの冠番組を持てるように頑張りたいという気持ちが強くなりました」と刺激を受けた様子。一方の三田も「趣味をこうやってお仕事にできて、冠番組も持てるっていうのはすごいこと。私も趣味が多いほうなので、アニメとか、最近は日本刀が好きで極めてるので、みんなで刀を見て座談会がしたいです」と意欲を見せた。

　そんな二人について須藤も「この二人、めっちゃ麻雀が強くなりそうです。まおきゅん先輩（三田）は分厚い日本刀の本をいつも持ち歩くようなすごいヲタク気質だし、うどん先輩（川上）は、この『うどんキャラ』を何年も続けている忍耐強さで、高い手を粘り強く作ると思います」とリスペクトした。

　CS放送・TBSチャンネル1『NMB須藤凜々花の麻雀ガチバトル！りりぽんのトップ目とったんで！』は8月8日（土）スタート（毎週土曜 深0：00）。なお須藤凜々花のインタビューがオーディション＆エンタメ情報サイト「デビュー」に掲載7月8日（水）にアップされる予定だ。