アイドルグループNMB48が22日、開催したNMB48劇場Team BII『逆上がり』公演内にて、12thシングル『ドリアン少年』劇場版に収録されるユニット・難波鉄砲隊其之七の『さよなら、踵を踏む人』のミュージックビデオを初公開した。作品はサッカーをテーマにした青春ムービーとなっており、センターにはサッカー経験者で、ドラフト1期生の磯佳奈江が選ばれた。

　難波鉄砲隊は、NMB48の次世代を担うメンバーで結成されるユニット。このユニットのセンター経験者は、小谷里歩、矢倉楓子、白間美瑠、渋谷凪咲など、その後もシングル選抜メンバーとして活躍しており、新曲の『ドリアン少年』でセンターを務める須藤凛々花も、前回の難波鉄砲隊センターを務めていた。

　今回のミュージックビデオの内容はサッカーをテーマにした青春ムービーとなっており、「熱血スポーツ青春モノ」といえばこの人をおいて他にないという俳優・山下真司も出演。今回センターを務める磯佳奈江は、小学校から中学校にかけての6年間、男子に混じってサッカーに打ち込んだ経験もあるサッカー少女。特技であるサッカーの実力を撮影でもいかんなく発揮していたという。

　ユニットのセンターを任せられた磯は「(発表の時）名前が呼ばれて、ビックリして、不安でしょうがなかったんですけど、ミュージックビデオを撮っていくにつれて、難波鉄砲隊のセンターに選ばれたことを“なんで(センターが)磯佳奈江なんだ”と思われたくないと思って。これまで以上にがんばっていきたいです！」と決意を語った。

　今回の難波鉄砲隊其之七には、センターの磯のほかに、川上千尋(Team BII)、山尾梨奈(Team N)、中野麗来(Team M)、明石奈津子(Team N)、内木志(Team BII)、植村梓(Team M)ら、次世代のメンバーが選ばれている。磯とはドラフトの同期で、Team BIIで活動を共にする内木は「初めて(自分の)ファンの皆さんに嬉しい報告が出来ます」と今回の抜擢を喜んだ。

　FIFA女子ワールドカップ カナダ2015で『なでしこジャパン』が、世界連覇に向かって激闘を繰り広げている今、サッカー少女の磯率いる難波鉄砲隊もアイドル界の“てっぺん”を目指して進んでいく。