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2014/09/29 17:01
Bitter & Sweet、先輩・吉川友のフェスイベントで個性爆発!?
田崎あさひ(18)と長谷川萌美(20)によるデュオ・Bitter & Sweetが、27日、吉川友が主催するライブフェス『Kikkastock Music and Art Festival 2014』にゲスト出演(東京・AKIBAカルチャーズ劇場)。ライブでは、自分たちの持ち歌以外に、それぞれの個性が表れたパフォーマンスも観せ、観客をわかせた。
事務所の先輩である吉川が主宰した同イベントは、約5時間にわたるステージで、吉川が約40曲披露したほか、その音楽仲間を中心に多彩なゲストが登場、バラエティ豊かな内容となった。
一組目のゲストとして登場したBitter & Sweet。まず長谷川のみが登場。“海外からのゲスト”の体で、“モエミー・マーキュリー”として登場した長谷川は、芸人のスベリー・マーキュリーとともに、ロックバンド・クィーンの『I was born to love you』を熱唱した。
実は長谷川、中学時代からクィーンの大ファンで、今もよくカラオケで歌っているとか。Bitter & Sweetのステージでは見られないような、振り切ったパフォーマンスを観せた長谷川は、「最高でした!」と高揚した表情で語った。その様子を袖で見ていた田崎も「モエミー・マーキュリー、楽しそう!」と笑顔に。
その後、田崎もステージに合流し、Bitter & Sweetの新曲『月蝕』と『誰にもナイショ』を披露。失恋を描いたしっとりしたバラードと、恋が始まったばかりの可愛いラブソングという対象的な2曲を披露し、吉川のファンも魅了した。
自分のファンがBitter & Sweetに魅了されている様子に、先輩・吉川は黙っていなかった。まだ新人の二人に「最近、彼氏とはどう?」と、まさかの“後輩潰し”のMC。そんな吉川の“ぶっこみ”にも、「(彼氏は)いませんよ。いたこともないです」とあっさりかわす田崎だった。
ライブ後半では、改めて田崎が登場し、LoVendoЯのギタリスト・宮澤茉凛とともに、吉川の『さよなら涙』をピアノ弾き語りでカバー。田崎は緊張の表情を浮かべながらも、先輩の大切な曲を大事そうに、心をこめて歌った。田崎のまじめな個性があふれる歌声は観客を惹きつけた。
そして吉川のデビュー曲『きっかけはYOU!』を、田崎がピアノで、LoVendoЯ・魚住有希がギターで伴奏しながら、吉川が熱唱。大歓声を浴びた。
吉川の曲を手掛ける作曲家・michitomoのDJプレイに乗せて、吉川がアート作品を作るコーナーには、再び“モエミー・マーキュリー”が、スベリー・マーキュリーとともにステージへ。クィーンの曲以外に、アップアップガールズ(仮)の曲などでもノリノリで踊り続けた。ここでも弾けるような笑顔が印象的な長谷川だった。
普段のステージでは見られないくらいの弾けぶりの長谷川と、いつも以上に生真面目さで歌に取り組んだ田崎。二人の好対照な個性は、場内の吉川ファンの心もしっかりつかんでいったようだ。
なお、Bitter & Sweetは、10月13日に、東京・ディファ有明で開催されるライブのイベント『本格音楽女子祭り〜其の弐〜』にも出演する。
(プロフィール)
一昨年の『第2回 FOREST AWARD NEW FACE オーディション』でグランプリを獲得し、その後ソロで活動していた田崎と、昨年、第3回の同オーディションでグランプリに輝いた長谷川により結成された。昨年大晦日に行われたハロー!プロジェクトのカウントダウン・コンサートで初披露目。今年3月にシングルDVD『Bitter & Sweet/インストール』でデビューした。
※「崎」の字は、右側が「立」に「可」