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2014/03/19 13:12

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スマイレージ和田彩花、今は仏像に夢中。「日本人はもっと奈良に行かなきゃいけないんですよっ!」

初の著書『乙女の絵画案内』の発売記念イベントを開催したスマイレージ・和田彩花。(C)De-View
初の著書『乙女の絵画案内』の発売記念イベントを開催したスマイレージ・和田彩花。(C)De-View

 アイドルグループ「スマイレージ」のリーダー、和田彩花(19)が初の著書『乙女の絵画案内』を発売。その記念イベントを、18日、東京・福家書店新宿サブナード店で開催した。イベント前の記者会見では、美術品の中でも特に仏像への思い入れを語り、「奈良へ仏像を見に行きましょう!」と呼びかけた。

 マネ、モネ、ルノワールなど西洋絵画を中心に、菱川師宣、黒田清輝など日本の絵画まで、数々の名画を10代の女のコの視点で紹介した本書。ハロプロメンバーの中でも著作の書籍を出すのは和田が初である。

 和田が絵画に目覚めたのは15歳の時に、『マネ展』を観たことがきっかけ。「そこで魅せられて、美術に興味を持つようになりました。自分がそれまで持っていた美術のイメージと全然違って。一番印象的だったのは『死せる闘牛士』という、人が横たわってる絵で、倒れている姿を描いちゃっていいのかという……」

 最近は仏像への興味も高まっているという和田、「次に本を出せるなら『乙女の仏像案内』を出してみたいです」と笑う。

 絵画や仏像への関心は、アイドル活動にも生かされていることがあるとのことで、たとえば曲の世界観をつかむ時に、絵でイメージしたほうがわかりやすい時があったり、ステージで「仏像さんのような綺麗な姿に見えるように踊ったり」することもあるという。

「この本を出したことによって、ファンのみなさんが美術に興味を持っていただいた実感はあります」という和田。「日本中の方に観ていただいて、西洋の絵画ももちろんですが、日本の絵画も観て、それを通して日本の良さを実感してもらいたいです」

 また仏像について「日本の良いものを大切にしなきゃいけない!」と話しながら、和田は次第にヒートアップ。「日本人はもっと奈良に行かなきゃいけないんですよっ!」と猛アピールした。「仏像は都内でも観れるが…」との記者の声にも、「都内じゃダメです、奈良です!! 奈良はすばらしいところ! 奈良にある仏像の良さをもっともっといろんな人に知っていただきたいし、こんなすばらしいものが身近なところにあるということにもっと多くの日本人が気付いていいんじゃないかなと思うんです!!」と取材陣を圧倒する勢いでまくし立てた。

 現在、スマイレージは全国ツアーの真っ最中だが、「空き時間にその土地土地の美術や仏像を観て回りたいです」と微笑む。またスマイレージとして「マネのように斬新なことにどんどん挑戦していきたいです。ハロプロでは考えられないこともどんどんやっていきたい」と意気込んだ。

 また将来の夢として「学芸員の資格を取りたい! そして自分で小さな美術館を作りたいです」と目を輝かせて語った。

 最後に「美術の入門書っていう形で、これをきっかけに美術の世界に興味を持っていただけたらうれしいです」と本書をアピールした。和田彩花『乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる』はPHP新書から発売中。920円(税別)

関連写真

  • 初の著書『乙女の絵画案内』の発売記念イベントを開催したスマイレージ・和田彩花。(C)De-View

  • 可憐な花柄のワンピース姿で登場した和田。(C)De-View

  • 笑顔で、絵画と仏像への思いの丈を語る和田。(C)De-View

  

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