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2013/11/18 21:21
撮影現場の「監督は怖かった(笑)」 映画『ジンクス!!!』女子高生限定 試写イベント
K-POPグループ・T-ARAのヒョミン、若手役者の清水くるみ、山崎賢人が出演する映画『ジンクス!!!』。その試写イベントが都内で開かれ、清水、山崎がステージに登場、トークショーを繰り広げた。
日本と韓国の恋愛文化の違いをコミカルに描いた映画『ジンクス!!!』は、熊澤尚人監督と、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『タイヨウのうた』などを手掛けるROBOTによる完全オリジナル企画。韓国から来た留学生が、恋のジンクスで日本の男女の恋を応援する物語となっている。
おせっかいな留学生のジホ役で主演を務めるのは、韓国の若手女優として注目を集め、K-POPグループT-ARAでも活動中のヒョミン。そして、恋愛指南を受ける恋にオクテな大学生・楓役に清水くるみ、その初恋の相手・雄介役で山崎賢人が共演する。
すでに試写を観終わったお客さんに感想を聞いてみると「良かった〜!!」の一言に、清水も山崎もホッと一安心。清水も完成版を観たそうで「自分でもキュンキュンして、観てて恥ずかしかったです(笑)」とコメント。そんな甘いラブストーリーの撮影現場はというと「もう必死でした。監督怖かったし(笑)。私が褒められたら成長できないタイプなのを見抜いて『ヒョミンに負けてるよ!』」と叱咤されたそう。「悔しくて、ホテルのロビーとかでふたりで自主練しました(清水)」「清掃のおばさんとかに見られながらね(山崎)」とふたりの苦労話が明かされた。
劇中で披露される恋のテクニックについて清水は「実際自分はやったことないですが、一度誘われても最初は断って、もう一回誘われたら“向こうも気があるんじゃないか”って確かめるのはちょっとわかりました」と共感。これについて男性代表・山崎は「断られ方によりますよね。『嫌い、無理!』ってなったら“無理なんだ”ってなっちゃうので……」と苦笑いを浮かべていた。
そんな恋愛話も盛り上がり、本作のタイトルにかけて「信じているジンクス」について聞かれた清水は「好きな人に会う前にもやるんですけど、朝食べるフルーツの数を自分の好きな数字にしたり。あと、信号の横断歩道の白い線だけ踏んでいけたら成功するみたいな」と可愛いエピソード。一方の山崎は「昔はサッカーの試合の前日にかつ丼を食べて『勝つぞ』って」や「新しいサッカーシューズを買ったらみんなに踏んでもらう」など語りつつも恋に関してのジンクスは出ず。「意外とありますね、ジンクス」と話す山アにしびれを切らしたMCからは「でも恋のはないんですね」とツッコミ。「恋はないですね。恋のジンクスはこの映画観てもらいたいです、ただただ。僕にはジンクスがないんで」とうまくアピールに繋げ会場からは笑いが溢れた。
また、この日のイベントは女子高生限定招待ということでMCが「やっぱり女性は男性から告白されたい?」と質問すると、全員大きくうなずき清水も「されたいですね!」と。会場中から視線が集まった山崎は「はい……。します」とタジタジ。
恋愛話をさらに聞き出そうと清水が「何か好きな女性の仕草とかは?」と山アに聞くと「『ん?』みたいな」と仕草つきで説明するものの「わかんない(笑)」と清水には伝わらず。「たとえば、話をしていて『ん?』って聞き返すときの『ん?』な感じが好きなの。ちょっと眉毛が上がる感じの。それ可愛いと思う」と一生懸命伝えても「あんまり聞かないよね」とバッサリ。この日唯一の男性だが「(男性代表としては)あんまり参考にならないですね」と申し訳ない顔をしていた。
最後、青春真っ盛りの女子高生にふたりは「映画を観て、ジホから学んだ恋愛のテクニック、ルールみたいなのを自分の経験に活かしてもらいたいです(清水)」、「自分の気持ちを好きな人にストレートにぶつけることが大事だと思うので、素直になることが大事だと思います。だから頑張って素直な気持ちを好きな人に伝えてください」と恋のメッセージを投げかけた。
映画『ジンクス!!!』は現在公開中。
※「山崎」の「崎」の字は、右側が「立」に「可」。