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2013/07/14 14:01
アップアップガールズ(仮)総出演の映画公開。仙石みなみ「怖くて心臓が飛び出しました!」
映画『讐〜ADA〜』の上映イベント舞台挨拶が、13日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。同作品にはアイドルグループ・アップアップガールズ(仮)のメンバーが総出演。メインキャストをつとめた仙石みなみ(22)は「挑戦の作品となりました」、佐藤綾乃(18)は「この映画で一皮むけました」と充実の撮影を振り返った。
映画『讐〜ADA〜』は「第一部:戦慄篇」「第二部:絶望篇」の二部構成で、進学塾を舞台にした惨殺劇を、夕子(佐藤)と美保(仙石)の、それぞれの視点で描かれている。作中、銃器で殴りつけたり、ナイフでメッタ刺しにするなど、二人は、アイドルの域を超えた演技にも体当たりで挑戦している。
仙石はメンバーのなかでは演技経験は豊富だが「怖い役柄を演じるのは初めて」と話す。普段はほんわかとしたキャラクターで「怒ったところを見たことがないとよく言われます」という仙石だが「この役柄で、私が怒るとこうなるというのをわかってもらえます。あ、でも、ここまでは怖くないですが…」と、場内を笑わせた。今回の役を通して「自分を壊していくという意味で、挑戦の作品となりました」と成長を実感できたようだ。
「優等生で、まじめでピュアな女の子の役」を演じた佐藤綾乃は、「演技経験が少なく最初は不安でしたが、経験豊富な共演者の方たちと交流することで成長できました。この映画で一皮むけました!」と充実の撮影を振り返った。ただ「銃とナイフが本当に苦手」という佐藤は「最後の銃をつきつけられるシーンは本当に怖かったです」
また同じく撮影で印象に残ったエピソードを聞かれた仙石は「初めて、身体に火薬をつけられて、“バッカーン!”ってなったこと。お尻で風船を割るのはよくするんですが(「よくするの!?」と客席からの声が)、今回のそのシーンは怖さで心臓が飛び出しました!」と、おそらく「心臓が飛び出しそうになるほど…」と言いたかったと思うが、独特のコメントで笑わせた。
この作品では、2人以外のアップアップガールズ(仮)のメンバーも出演。森 咲樹は「普段は歌の活動をしていますが、みんな演技も好きで、楽しんで演じていました」と振り返った。なお、この日の舞台挨拶には、相楽 樹、村上東奈、バニラビーンズ、芽依(lyrical school)も登壇した。
映画『讐〜ADA〜』は27日(土)より東京・オーディトリウム渋谷ほかで、全国順次公開。