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2013/06/07 20:41
雨待ちでキャスト仲良く、スタッフギスギス? 映画『サンゴレンジャー』完成披露上映会
映画『サンゴレンジャー』(6/15公開)の完成披露上映会がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演を務めた劇団EXILEの青柳 翔をはじめ、田中 圭、佐々木 希、監督の中前勇児らが出席した。
映画『サンゴレンジャー』は、南の国、美しいサンゴの海が広がる沖縄県石垣島を舞台に、島の開発計画からサンゴを守ろうと奮闘する若者たちの青春を描いた痛快エンターテインメント。自然保護官として環境省一の問題児・矢島役に青柳 翔、正義感溢れる矢島に惹かれていく同僚・岸谷を田中 圭が、さらに佐々木 希は本作で初の教師役に挑んだ。
本作は沖縄県石垣島が舞台とあって、当然撮影は石垣島でのロケを慣行。大自然に囲まれた島での撮影について「梅雨時期だったんですけど、天候も……良かったですし、海もきれいでしたし、食べ物もおいしかったですし、島の人も温かいし、スタッフさんも優しかったですし、ホント明るい現場でした」と青柳が話すと、監督からは「今、良い天気でって言ってたんですけど、梅雨でしたね。けっこうな確率で雨が降ってました」と訂正。これには青柳も「まぁまぁまぁ」と苦笑いを浮かべた。
また、MCからここだけの撮影中の裏話をと要望された田中は「ここだけのですか?どっかでしゃべってることは言っちゃだめですか?」と真面目に聞き返し。お客さんの反応を見て「バツが出たか〜。ここだけ?いやちょっとそうなってくると、時間がもうちょっと必要になってくるので〜〜……」とゆる〜い空気を醸し出した。
もちろん、この後ちゃんと裏話も披露してくれ「決して天候に恵まれたわけではないんですけど、監督がみんなの気持ちを鼓舞して、ちゃんとリーダーシップを取って盛り上げてくれました。それと、雨待ちになればなるほど、キャストの仲が良くなるっていう。雨が降る度に僕と翔は、ずっと歌を歌ってたんですよね。雨が降ると歌う曲があって、雨でも気持ちを落とすことなく、逆にテンション上げていこうぜっていうことで、ずっと歌ってたよね」と。
ところが、そんな雨待ちは監督含めスタッフチームでは逆の空気が流れていたらしく「雨が降ってキャストさんたちが仲良くされてた一方で、スタッフはギスギスしちゃって。雨でどうするんだってなり、後日に回そうかって言っても、後日も雨なんですよ、また。じゃあどうしようかって。けっこうギスギスしちゃって、今連絡取ってないですからね、スタッフと」と冗談めかしたコメントで会場を笑いに包んだ。
また、本作で初めて教師役に挑戦した佐々木は「最初は不安はたくさんあったんですけど、現場に入ってから子どもたちが『先生』って寄ってきてくれたので、役作りが大変だったというよりは、自然と先生と生徒の関係性になれたかなっていう気はしました」と撮影を振り返った。
さらにこの日は、映画『サンゴレンジャー』の主題歌を歌うBREATHEも応援に駆け付けた。宮田から「今回映画の主題歌に選んでいただいた『So High』を歌わせていただきたいと思います。一つのことを思い続けていくことの大切さ、諦めなければきっとその先に光はいつか照らしてくれるそんなメッセージがこもった曲です」と挨拶が終わると、早速生歌披露のプレゼントなされた。
舞台袖で生歌を鑑賞した青柳は「ホントカッコイイ。しかもめっちゃいい歌だし。夏がくるのがワクワクするような歌で、これから圭くんとカラオケ行ったときにはこの曲を。ちょうど2人なんで」と感動を伝え、主題歌のPRも。
ほか、ゲストに前環境大臣で沖縄担当大臣も務める小池百合子衆議院議員も登場するなど、豪華な完成披露上映会となった。
映画『サンゴレンジャー』より沖縄・スターシアターズ先行ロードショー、6月15日東京・渋谷HUMAXシネマ・お台場シネマメディアージュほか全国ロードショー。また、現在発売中の月刊デ☆ビュー7月号、特集『合格までのLINE』では、この日ゲスト出演したBREATHEがインタビューで登場。