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2013/02/26 20:31
札幌、伊那、仙台からご当地アイドルがアキバに集結!『ご当地アイドルお取り寄せライブ!』
スカパー!でガールズエンタメ専門チャンネル「PigooHD」を放送しているつくばテレビが22日、アイドル専用劇場TwinBox AKIHABARAにて地方アイドルをフィーチャーしたライブイベント『ご当地アイドルお取り寄せライブ!』をスタートした。
地方に本拠地を構えた、地元を中心に活動する地域密着型アイドル=ご当地アイドルは、全国で約300グループが存在していると言われる。そのなかから今後全国区での活躍が期待されるグループを、毎週金曜日に秋葉原に“お取り寄せ”するのが同イベントの趣旨。第1回となるこの日、登場したのは北海道・札幌のフルーティーと、長野県・伊那市のオトメ☆コーポレーション、そして宮城県・仙台のみちのく仙台ORI☆姫隊の3組だ。
トップバッターは長野県伊那市市長公認・伊那市宣伝アーティストでもあるオトメ☆コーポレーション。「新規参入アイドル企業」というキャッチフレーズのごとく、“会社”をコンセプトにしており、メンバーを“社員”、ファンを“株主さん”と呼び合う一体感が楽しい。OL風衣装のスカートを翻しながらパフォーマンスする姿には、きっと元気をもらえるはず。ラストにはファンと手を合わせ円陣を組み、ファンとの団結をアピールしていた。
続いて登場したのはみちのく仙台ORI☆姫隊。石巻、塩釜、名取市、宮城野区など、震災の影響が大きい地区の小中学生を中心に結成された震災復興支援アイドルだ。若いメンバーが中心ながら全員が高いダンススキルを持っていて、躍動感のある、アクロバティックなパフォーマンスでファンを楽しませる。セクシーからキュート、清楚まで、バラエティに富んだ衣装も見どころだ。
トリを飾ったのは「北海道発!育成型フルーツアイドル」フルーティー。昨年12月に行われた『ご当地アイドルNo.1決定戦2012』で優勝を果たした実力派で、すでに東京での知名度も高い。個性的なメンバーや、楽曲のクオリティ、エネルギッシュなパフォーマンスもメジャー級の勢いを感じさせ、ファンもそれに呼応して熱い声援を送っていた。
このライブはニコニコ生放送で中継され、ライブ終了後には人気投票の結果が発表された。最も多くの票を獲得したのはフルーティーだったが、ご当地アイドル同士の交流は深まり、それぞれのグループの個性は充分視聴者にも伝わったことだろう。今後の『ご当地アイドルお取り寄せライブ』のラインナップは、3月1日/栃木のアイドル「T!P」のワンマン、3月7日/「ななパラ(千葉)」「ROOTS(千葉)」「WELOVE(名古屋)」「MAGIC(高知)」、3月15日/「R☆M(北海道)」「ぶどう党(山梨)」「CAMOUFLAGE(名古屋)」が出演する。