元AKB48研究生・佐野友里子、新天地での“初の生誕祭”に涙 | ニュース | Deview-デビュー

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2013/01/20 01:11

デビュー

元AKB48研究生・佐野友里子、新天地での“初の生誕祭”に涙

ファンに感謝の気持ちと新たな場所での決意を伝えた、愛乙女★DOLLの佐野友里子(C)De-View
ファンに感謝の気持ちと新たな場所での決意を伝えた、愛乙女★DOLLの佐野友里子(C)De-View

 愛乙女★DOLLのメンバー・佐野友里子のバースデーライブが19日、渋谷O-WESTで行われた。元AKB48第8期研究生で、正規メンバーへの昇格ならぬままAKBを去ることになった佐野にとって初めての「生誕ライブ」。葛藤の末に新しい道を歩みだした佐野は、過去への想いを清算するかのようにソロコーナーでAKB研究生時代の曲を披露。「AKB48で大切な仲間、大好きな後輩たちと頑張ってきた日々は今でも忘れたくない大切な過去。私は今でもAKBが大好きです。そして“らぶどる”のメンバーとしての場所をいただいたので、もう過去を振り返っている暇はないです。私はこれからしっかり前を見て進んでいきます」と、研究生時代からのファン、新しいファンに決意を語った。

 ライブの冒頭、純白の新衣装に身を包んで佐野友里子が一人で登場。「愛乙女★DOLL正規メンバーの佐野友里子です。1曲目にこの曲を歌わせてください」という言葉とともに、AKB48の研究生公演「シアターの女神」から『ロマンスかくれんぼ』を歌い上げた。異例の「オープニング・アクト」に、「不遇の8期研究生」としてのかつての佐野を知るファンは即座に反応、大きな歓声を挙げる。その後、愛乙女★DOLLのメンバーとともに勢いのあるオリジナル曲を披露したあとのMCでは「緊張で泣きそうだったけど我慢しました」と心情を吐露した。

 そしてライブ中盤、生誕のスペシャルとして佐野のソロコーナーに突入。「私の一番の思い出の曲、そして好きな曲を歌わせていただきます」と前置き、『片思いの対角線』と『好き好き好き』を披露した。「(ユニット曲なので)一人ではキツいけどっ! “ゆりりん”って声が聞こえてすごく嬉しかったです。『片思いの対角線』は、私がAKBにはいって初めてやったユニットの曲で、私ダンスが苦手でやったことなかったので、全然踊れなくて。今は練習して一人でできるようになって(笑)。『好き好き好き』はみんなも好きな曲で、私も大好きな曲なので、盛り上がるといいなって思ってやりました」

 さらにアンコールで再び一人で登場した佐野は、「大好きなファンの皆さんへ」ファンに宛てた手紙を読み上げる。「らぶどるに入って4ヵ月が経ったけど、こうやって今みんなの前にいることが、まだ私は不思議に感じます。私はAKBを辞めることになってから、前向きに進まなきゃいけないのに、テレビを観るのも嫌になったり、社会人として働きながらも、“私のやりたいことはこれじゃないのに”なんて思いながら、毎日を過ごしていました、だけど、また挑戦する勇気もなかなか出なくて。でもそんなときにみーたん(愛乙女★DOLLリーダー・愛迫みゆ)が声をかけてくれたことによって、一歩を踏み出すことが出来ました」

 しかし再始動に踏み切るまでには大きな葛藤もあった。「ちゃんとみんなに受け入れてもらえるのかな、元々いた(らぶどるの)ファンの人に嫌がられないかな。そしてまた私に会いに来てくれる人はいるのかな? …いろんな不安があったし、簡単な気持ちじゃ続けられないって分かっていたからです。だけど不安よりも、またステージに立ちたい、挑戦したいって気持ちが大きかったので、戻ってくることを決めました。迷った分本気だし、中途半端な気持ちじゃなくて、ここで本気で頑張ろうって思っています」

 そして「よくファンの人から『AKBの話をするのは辛い?』って聞かれることがあるんですけれども、こうやってらぶどるにいられるのも、AKBに居た日々があるからだし、自分から何かに挑戦したのはAKBが初めてで、あそこで大切な仲間、大好きな後輩たちと頑張ってきた日々は今でも忘れたくない大切な過去です。私は今でもAKBが大好きです。そしてらぶどるのメンバーとしての場所をいただいたので、もう過去を振り返っている暇はないです。私はこれからしっかり前を見て進んでいきます。私にはみんなが必要です、これからもそばで応援してください。こんな私を好きになってくれてありがとう。これからもよろしくね」と、涙ぐみながらも前を向いて歩む決心を語った。そして歌った『タンポポの決心』は、まさに現在の自分の心情をそのまま表したような内容の曲。ファンの振るイメージカラーの黄色のサイリウムがタンポポ畑のようにフロアに咲いた。

 続いてメンバーからも次々に佐野への想いをたっぷり込めた手紙が読み上げられた。するとファンからのバースデーケーキが客席からサプライズで登場。「めっちゃかわいい!」と狂喜する佐野。続いてファンから起こる“顔ケーキ”コール。バラエティで行われる“パイ投げ”の要領で、顔面にケーキをぶつけて生誕を祝おうというのだ。しかしその場にマネージャーが割って入る。マネージャーはケーキを取り上げると「やるって噂はありましたが、そうは言ってもアイドルじゃないですか。このあとチェキ会もあるし…」と制止すると見せかけ、そのまま手に持ったケーキを佐野の顔にビシャリ。ドッキリ(?)でクリームまみれになった佐野は「マジかぁー? ホントにやると思わなかったー!」と叫びながらも嬉しそうな表情。クリームを拭いてすっぴんに近い顔のまま、メンバーとともにアンコールの曲を一気に歌いあげた。

 最後に佐野は「ホントにホントに楽しかったです、みんな大好きです! 誕生日っていままでパーティってやってもらったことが無くて、ほんとに初めてなので、心に残る誕生日になりました。」と幸せなムードがO-WESTを包んだままバースデーライブは終わりを告げた。

関連写真

  • ファンに感謝の気持ちと新たな場所での決意を伝えた、愛乙女★DOLLの佐野友里子(C)De-View

  • 『ロマンスかくれんぼ』を歌う佐野(C)De-View

  • 『片思いの対角線』をソロで歌いとおした(C)De-View

  • 愛乙女★DOLLのメンバーとしてオリジナル楽曲を披露(C)De-View

  • ダイナミックなステージングに定評のある愛乙女★DOLL(C)De-View

  • 『タンポポの決心』ではイメージカラーの黄色のサイリウムでフロアが埋め尽くされた(C)De-View

  • 元AKB48第7期研究生で、佐野を愛乙女★DOLLに招き入れた愛迫みゆが佐野への手紙を朗読(C)De-View

  • サプライズのバースデーケーキに狂喜する佐野友里子(C)De-View

  • 「顔ケーキ」の餌食になった佐野(C)De-View

  • アンコールでも汗びっしょりの全力パフォーマンス(C)De-View

  

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