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2012/11/20 18:21
キング80周年オーディショングランプリ・泉 沙世子がスペシャルイベント。“あべちゃん”も応援に
21日にシングル『スクランブル』(詞曲・彩世)でデビューする女性ボーカリスト・泉 沙世子(24)。そんな彼女が18日、ラゾーナ川崎(神奈川県)・ルーファ広場グランドステージでスペシャルイベントを開いた。
泉は、キングレコードが創業80周年企画として講談社の人気雑誌とダッグを組んで行ったプロ歌手を発掘するための全国オーディション『Dream Vocal Audition』で約1万人の応募者の中からグランプリに選ばれた実力派アーティストだ。そのデビュー曲『スクランブル』は、直木賞作家・道尾秀介の同名タイトルの作品を原作にした5人のカラス(プロの詐欺師)が繰り広げる本格ミステリー映画『カラスの親指』(主演・阿部寛)のイメージソングとして彼女自身が作詞・作曲を手掛けた。
イベント当日、泉は約1000人のファンや買い物客らが詰めかける中、「ラゾーナ川崎には何回も来ていて、ずっとここで歌いたいなと思っていましたので、今日はこうして歌わせていただいてうれしいです」と笑顔で挨拶し、『スクランブル』を熱唱。1万人の中から選ばれたときの心境について「1万人というのは、客観的に見てみると多いなと思いますが、10年ぐらいオーディションを受けたり、東京でライブをしたりしてずっと歌手を目指してきたことなので、絶対落ちたくなくて、これが最後だとイメージしていたので、スタートに立てることができて本当によかったなと思います」と振り返った。
また、デビューを直前にして「ここがスタートなので、ここからずっとこの勢いを弱めずに、どんどん先を見て進んでいけるように頑張りたいので、ぜひ皆さん、応援をよろしくお願いします」と意欲満々のコメントも。
その後、同映画に出演しているお笑いタレント・村上ショージがお祝いに駆けつけ、さらにサプライズゲストとしてお笑いタレント・あべこうじがステージに登場。村上は「映画『カラスの親指』に伊藤匡史監督からテツ役に抜擢していただきましたが、今回は関西弁を封じられまして、四苦八苦しながら泣きながら演技させていただきました。詐欺師の面白い映画でして、一つ屋根の下で石原さとみちゃんとか能年玲奈ちゃん、小柳友くんとか、5人の詐欺師が暮らしながらいろんなことにチャレンジしていくんです」と映画をアピールし、あべは「阿部寛さんとは別人なんです。いろんな阿部さんにオファーして、一番暇なあべが来ました」と笑わせながら3人で楽しいトークを披露した。
最後に、「ちっちゃい子から大人まで、家族で楽しめるような映画だと思いますし、箇所、箇所にいろんなトリックとかもあって、それも面白いのでぜひ見てください」(村上)、「この映画は面白くて、最後まで目が離せず、ワクワクしながら見られる映画だと思いますので、ぜひぜひ皆さん、見てください」(泉)と客席に呼びかけた。
なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー12月号に泉 沙世子が登場。かつて多数のオーディションを受けていた経験をもとにしたアドバイスや、曲づくりについて熱く語っている。