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2012/11/13 15:11

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男性デュオ“アルマカミニイト”が南米ペルーのイベントに出演

9日、ペルーの日秘文化会館にてファンミーティングを行なった男性デュオの“アルマカミニイト”。
9日、ペルーの日秘文化会館にてファンミーティングを行なった男性デュオの“アルマカミニイト”。

 男性デュオ“アルマカミニイト”が9日、ペルー・リマ市内の日秘文化会館にてファンミーティングを行なった。日系3のエリックにとっては、3年ぶりの帰国であり、初となるペルーでのイベント。会場には、開場予定の1時間以上前からファンが長蛇の列を作った。

 ペルー国籍、日系三世のエリックと、日本舞踊の師範でもある宗彦のヴォーカルユニット・アルマカミニイト。9日に行われたファンイベントでは、二人がステージに登場するなり、集まった約四百人のファンから大歓声が上がった。エリックはもちろん、ペルー初上陸となった日本人の宗彦も「オラ(やあ)!宗彦です」と、公用語のスペイン語で挨拶。

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 「セビーチェ(ペルー料理の一つ)最高!愛してますペルー!」と叫ぶと、また大歓声。二人はファンと一緒に『雨粒パール』のミュージックビデオを観賞して盛り上がった。また、質問コーナーでは、「舞台に立つ時はどんな気持ち?」と聞かれた宗彦は、「もともとすごく緊張するタイプで、二人とも眠れなかったりすることもあった」と告白。「二人で疲れた顔になっていることもあるよね、こんな風に」と、お互いに疲れた表情を作って見せると、ファンから日本語で「カワイイ!」と黄色い声が飛んだ。

 その後、ファンのリクエストで『茜』を披露。エリックのギターに乗せ、マイクを使わず生声で歌う二人に、ファンも日本語で大合唱。歌いながら、客席に“乱入”してハイタッチするパフォーマンスも見せ、会場のボルテージは最高潮となった。「こんなに温かい空気で迎えていただいて、うれしいです。グラシアス(ありがとう)!」と、二人は声をそろえてペルーのファンに感謝。サイン&握手会では、ペルー人のファンから日本語で「ありがとう」、「頑張って下さい」と声をかけられるなど、心温まる交流が見られた。

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 10日には、リマ市内のラ・ウニオン運動場で行われたペルー日系人コミュニティ最大のイベント『-祭り-”Asociacion Estadio La Union』に出演。地元アーティストのライブや神輿、沖縄太鼓のパフォーマンスに続き、アルマカミニイトがステージ上に登場すると、約2万人の観衆から大歓声が上がった。

 「日系社会に育ち、いろんな人の応援を受けて日本に行きました。そして日本に行く前、最後に歌ったこの(「MATSURI祭」の)ステージに戻ってこれました。感謝しています」(エリック)、「遠い日本から来た日本人を応援してくださってありがとうございます!感謝の気持ちを込めて歌います」(宗彦)と、それぞれが挨拶をすると、この日はデビュー曲の『茜』と『Blue Horizon』を歌い上げた。

 また、宗彦は着物に着替えて日本舞踊を披露。「人前で舞うのは5〜6年ぶり」だという宗彦だが、ノーミスで「師範」の腕前を大観衆に見せつけた。すると、エリックも負けじとソロで細川たかしの『望郷じょんから』を熱唱。コンテストで南米王者に輝いた声で、故郷ペルーへの思いを込めた。

 その後は再び二人で『青にのせて』と2ndシングル『雨粒パール』を披露。大トリのTHE BOOM・宮沢和史、アルベルト城間、大城クラウディアによるステージに招かれ、『島唄』などを全員で合唱し、同イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

 11日には日秘劇場で、THE BOOM・宮沢和史がプロデュースしたイベント『NIPPONIA(ニッポニア)』に参加。今回で五回目を迎える同イベントに、第一回から出演しているエリックが、ソロで『望郷じょんから』、自身の『雨粒パール』など三曲を披露すると、客席を埋めた1000人から大きな拍手が起こった。

 この日もスペイン語で、日本行きを応援してくれた日系人にしっかりと感謝の気持ちを伝えるとともに、宗彦と力を合わせてさらに飛躍することを誓ったエリック。ライブのアンコールでは、『島唄』に宗彦も飛び入り参加した。この日も会場から黄色い声援を受けた二人。宮沢が「日本で頑張っている二人をペルーから応援してあげてください!」と会場に呼びかけると、歓声と拍手に包まれた。

 3日間のイベントを終え、宗彦は「本当に楽しかったし、温かく迎えてもらって嬉しかった。これからも、気持ちの部分を大切にしながら、(18歳で)歌を歌い始めた頃の初心を忘れずに歌い続けたい」と決意を新たにし、エリックも「本当に、この環境(日系人社会)に感謝したい。ペルー人であることを、改めて誇りに思います」としみじみと語った。

関連写真

  • 9日、ペルーの日秘文化会館にてファンミーティングを行なった男性デュオの“アルマカミニイト”。

  • 「オラ(やあ)!宗彦です」と公用語のスペイン語で挨拶をしたペルー初上陸の宗彦。

  • 3年ぶりの帰国であり、アルマカミニイトとして初となるペルーでのイベントに出演したエリック。

  • サイン&握手会では、ペルー人のファンから日本語で「ありがとう」、「頑張って下さい」と声をかけられたアルマカミニイトの二人。

  • 10日に行われたペルー日系人コミュニティ最大のイベント『-祭り-”Asociacion Estadio La Union』で日本舞踊を披露した宗彦。

  
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