ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』絶賛上演中!城田「愛に生きて愛に死んでいきたい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2013/09/15 22:31

デビュー

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』絶賛上演中!城田「愛に生きて愛に死んでいきたい」

囲み取材に出席した、ロミオ役の古川雄大(左)、城田優(中央)、柿澤勇人(右)と、ジュリエット役の清水くるみ(左)、フランク莉奈(右) (C)De-View
囲み取材に出席した、ロミオ役の古川雄大(左)、城田優(中央)、柿澤勇人(右)と、ジュリエット役の清水くるみ(左)、フランク莉奈(右) (C)De-View

 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が、3日より東急シアターオーブで開幕。初日公演の前日行われた公開リハーサルと、今作品でロミオとジュリエットを演じるキャストによる囲み取材の模様をレポートする。

 同作は、2001年1月にパリでの初演を皮切りに世界各国で上演され、500万人以上を動員。2011年には日本を代表する演出家・小池修一郎氏が潤色・演出を手がけ、宝塚公演に引き続き、日本オリジナルバーションを上演した人気ミュージカル作品。

 初演につづき、ロミオを演じ、さらにはティボルト役にも挑戦する城田 優は「2年ぶりにまたこの時が来たなと。気が引き締まる思いです。大きな感動を届けられるように頑張りたい」と語り、今作で初めてロミオに挑む古川雄大は「いよいよ迫ってきてるなという感じ。緊張感が高まってきている。でもあんまり緊張せずリラックスしてできたらなと思います」と語り、同じくロミオ役に初挑戦の柿澤勇人は「製作会見の時は着せられている感満載だったんですが、稽古で着ていて、やっと慣れたかな? このままの勢いで頑張りたい」と語り、「大阪公演には一緒に行けず、東京公演のみの出演なのですが、命がけでやります!!」と本番に向けて力強くコメント。

 また、初演で難関のオーディションを突破し、ジュリエットに抜擢され、女優として本格デビューを果たしたフランク莉奈は、再びジュリエットを演じることに対して「2年ぶりで久しぶりな不思議な気持ち。今日から本格的にロミジュリの日々が始まるんだって思うとまた違った緊張感がある」と話し、「この作品とジュリエット役は、本当に大切で思い入れのある作品と役。2度目でプレッシャーもあるけど、絶対に成長した自分を魅せなければならないという課題があるので、それを踏まえて、1日1日精一杯に命がけでベローナでジュリエットとして生きてロミオを愛していきたい」と意気込みを語った。

 そして、今回が初舞台となるジュリエット役の清水くるみは「初舞台なので、どんな感じなのかもぜんぜん想像つかない。とりあえず、感情で突っ走りたいですし、ジュリエットとして舞台上で生きていきたい。そして舞台の楽しさを味わいたいです」と目を輝かせた。

 今回ロミオ役が、城田・古川・柿澤のトリプルキャストということで、お互いのロミオ像について聞かれると、城田は「僕が見る古川ロミオは、影あってミステリアスで内気な部分がわりと見えてくる印象。ジュリエットと出会ってからの愛の花の咲き方がブワァって一番キレイに咲くのかな?と思う」と語り、柿澤ロミオに対しては、「常に自分の思い描く理想を追いかけていて、それを妄想しているような、自分の意思がしっかりある感じ。まったく正反対のイメージだけど、どちらも繊細ですごく優しくて素敵なロミオ。抱かれたい!」とニッコリ。

 それに対して、古川は「城田ロミオは、『ロミオ&ジュリエット』のテーマでもある“純粋”さがすごく出ている。18歳なんですよ、声のトーンからしゃべり方も。フレッシュで純粋ですごく愛にあふれるロミオという印象。柿澤くんは、ジュリエットと出会ってから人生が変わった、情熱的で熱いロミオ」と語り、柿澤は「古川は炎でたとえると赤じゃなくて、青い炎を内に秘めている感じで、壊れそうな繊細さがある。城田くんは、可愛らしいみんなに愛されているロミオ。でもティボルトではぜんぜん違うから、すごい尊敬します」とコメント。

 ジュリエットを演じるフランク莉奈と清水くるみは、「(清水のジュリエットは)すごく純粋で子供みたいに可愛くて。起きている出来事に戸惑っている感じが見ていて愛おしい可愛いジュリエット」(フランク)、「芯の強い、中にちゃんと自分を持っているジュリエット。大人っぽい部分も持ちながらすごい可愛らしい部分もあるステキなジュリエット」(清水)と互いに賞賛。

 また自身が演じるロミオ像について城田は「ジュリエットに出会ってから、自分の人生において、欠かせない存在に出会ったことですごく強くなれる。でも、ジュリエットと引き裂かれてしまった後のロミオは、“これでもか!”っていうくらい弱い。そのボロボロ感は僕が一番ヤバイかも。またに歌えなくなっちゃうことがあるので、コントロールしていかないとなって思ってます」とコメント。

 会見のラストで城田が「初演で高い評価を頂いての再演。たくさんの高い壁プレッシャーとの戦いだったんですが、キャストスタッフで一丸となって、前回の感動を超えられるものを作ろうと頑張ってきました。とにかく1回1回見に来て下さるすべてのお客様のために愛に生きて愛に死んでいきたいと思います。ぜひ劇場でその感動を体感していただければと思います!」とアピール。最後に報道陣から「どちらのジュリエットがタイプ?」と聞かれると、「またそういうまだイジワルなことを(笑)」とやや困惑しつつも「タイプの違うジュリエットなので、ふたりとも大好きです!!」と満面の笑顔で会見を締めた。

 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』東京公演は10月5日(土)まで東急シアターオーブにて上演。大阪公演は10月12日(土)〜27日(日)梅田芸術劇場メインホールにて上演される。

 なお、現在発売中の『デ☆ビュー』10月号には、ロミオを演じる城田 優&古川雄大&柿澤勇人の3人による、ロミオ対談インタビューを掲載中。

関連写真

  • 囲み取材に出席した、ロミオ役の古川雄大(左)、城田優(中央)、柿澤勇人(右)と、ジュリエット役の清水くるみ(左)、フランク莉奈(右) (C)De-View

  • 和気あいあいとした和やかな囲み取材 (C)De-View

  • 観客を魅了するミュージカルならではの歌も、見どころのひとつ. (C)De-View

  • 初演に引き続き、ロミオを演じる城田とジュリエットを演じるフランク莉奈 (C)De-View

  • 城田とWキャストでティボルトを演じる加藤和樹 (C)De-View

  

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