小栗旬、田中圭、綾野剛、木村文乃など、実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメント直営の演技研究所「トライストーン・アクティングラボ(TSAL)」が無料ワークショップを開催。「デビュー」のユーザーを対象に募集を行い、抽選で選ばれた役者志望の男女が参加した。
今回はデビューからエントリーした男女12名が参加。まず前半は「オーディションにおいて最初で最大の難関」である書類審査を突破するための「プロフィールの書き方」を、トライストーンのマネージャーがレクチャー。デビューのオリジナルオーディション応募用紙を題材にして、審査員が注目するポイントや、書き方で注意すべき点について説明していった。
参加者は「志望動機」や「自己PR」の書き方について悩むという声が多かったが、「志望動機の欄に読みやすい大きさで簡潔にまとまっていることも大事。短い中にきちっとまとめる構成力も大事」「自己PRは事実を書くこと。自分なりに頑張って来たものがあれば、そのヒストリーを具体的に構成。学校の無遅刻・無欠席もアピールになる」など、一つひとつの項目についてアドバイスが送られた。
特に「最も重要」な写真の撮り方については、現在TSALに通っている受講生や、トライストーンへの所属を果たした俳優の、応募時の履歴書と現在のプロフィールを「ビフォー・アフター」で比較して説明。意図が不明確な写真とアピールの意図を持った写真の違いを実際に比べて見せ、分かりやすく解説した。
そして後半はいよいよ演技の指導に。トライストーンをはじめ、国内外で俳優の指導も行っているベテラン講師、ダン・コージ氏がレッスンを担当。日本で俳優デビューし、アメリカに渡って本場のメソッドを学び、ハリウッドで幅広く俳優として活動、米国市民権を獲得している“アメリカ人”俳優のダン氏。レッスン場に入ってくるや、いきなり大声で「よろしくお願いします!」と挨拶。気圧される面々に「最初のインパクト、眼が生きているかが大事。相手の目を見て挨拶ができないと演技も見てもらえない」と、目を覚まさせる一言。
参加者は「志望動機」や「自己PR」の書き方について悩むという声が多かったが、「志望動機の欄に読みやすい大きさで簡潔にまとまっていることも大事。短い中にきちっとまとめる構成力も大事」「自己PRは事実を書くこと。自分なりに頑張って来たものがあれば、そのヒストリーを具体的に構成。学校の無遅刻・無欠席もアピールになる」など、一つひとつの項目についてアドバイスが送られた。
特に「最も重要」な写真の撮り方については、現在TSALに通っている受講生や、トライストーンへの所属を果たした俳優の、応募時の履歴書と現在のプロフィールを「ビフォー・アフター」で比較して説明。意図が不明確な写真とアピールの意図を持った写真の違いを実際に比べて見せ、分かりやすく解説した。
そして後半はいよいよ演技の指導に。トライストーンをはじめ、国内外で俳優の指導も行っているベテラン講師、ダン・コージ氏がレッスンを担当。日本で俳優デビューし、アメリカに渡って本場のメソッドを学び、ハリウッドで幅広く俳優として活動、米国市民権を獲得している“アメリカ人”俳優のダン氏。レッスン場に入ってくるや、いきなり大声で「よろしくお願いします!」と挨拶。気圧される面々に「最初のインパクト、眼が生きているかが大事。相手の目を見て挨拶ができないと演技も見てもらえない」と、目を覚まさせる一言。
それに続いて「自分を前に出せるか」ということをテーマに、参加者同士で輪になって「自己紹介」を行う。毎回新しい現場に飛び込んで、自分を見せて、コミュニケーションとるのが俳優。自己紹介も大事な要素となるのだ。今回の参加者には、事務所所属の俳優から、子役経験者、女優兼女子プロレスラー、女性カメラマン、暗算8段の大学生、ダンサー、陸上選手など、ここまでの経緯は様々。それぞれが自分をさらけ出し、演技への思いを語って行く。徐々に心を開いてきた参加者に対し、ダン氏は自身の豊富なキャリアから、実際のエピソードを交えて貴重なアドバイスを送った。
心をウォームアップしたあとは、「自分の体全部を使ってしゃべる」ための呼吸と発声の訓練。言葉を自由に使うための発声や、感情を込めながらの早口言葉などを繰り返し、演技に入る身体になっていく。続いては短いシーンの台本を使った演技レッスンへ。2人一組になって練習した後、全員の前で披露していく。それぞれの演技を見ながら、台本のなかでの感情の流れや、気持ちが動く部分の読み解き方をわかりやすく説明。さらにフレームのなかで芝居を成立させるためのテクニカルな部分まで、現場に即した演技法を伝えていった。
普段何気なく見ている演技の裏側にある、奥深い考えを知り、新鮮な感動を覚えた参加者たち。それぞれのなかに、さらに演技に対して貪欲に取り組む気持ちが芽生えたようだ。