日本が誇る人気ゲームを原作とした『BIOHAZARD THE STAGE』のヒロイン役に抜擢 - 倉持明日香 | Deview-デビュー
倉持明日香

撮影/mika(f-me)

今年8月にAKB48を卒業し、新たなスタートを切った倉持明日香が、日本が誇る人気ゲームを原作とした『BIOHAZARD THE STAGE』のヒロイン役に抜擢。卒業後、初の舞台出演に挑む彼女に、舞台への意気込みを語ってもらった。
「今回の舞台は、私にとって新しい経験なので、自分が知らないもう一人の自分が出てきたらいいな」
倉持明日香
――AKB48卒業後、初の舞台出演となりますが、現在の心境は?
「これから稽古が始まるのですが、今はすごくワクワクしています」
――共演される方々とは、製作会見のときが初対面だったそうですが、会見はいかがでしたか?
「年上の方がいるという環境がしばらくなかったので、猫かぶっちゃいましたね(笑)。もともと人見知りな性格なので、会見の控室では共演者の方々と何も会話できず、おとなしくしていました。でも、AKB48時代は最年長だったし、自分がみんなを引っ張ってしゃべらなきゃ!という想いがあったんですが、そういう気負いもなく、リラックスしてしゃべれました」
――新しい環境で新たなことに挑むのって、勇気がいることだと思うのですが、倉持さんはそんなとき、いつもどんな想いで挑んでいるんですか?
「“何か新しいことに挑戦する”というときは、いつも一回ためらってしまいます。AKB48在籍中の今年6月に、ミュージカルを経験させていただいたんですが、そのときも最初は『私、ミュージカルなんてできないです。無理です』って言っていたんです。でも、マネージャーさんから『やってみたら?』って背中を押してもらって、やらせていただいたら、すごく勉強になったし、自分自身、成長できたんです。初めて何かに挑戦するときって、絶対何かを得られるんだなって、そのとき感じました。もし、プラスのことを得られなかったとしても、“私には合わなかったんだな”って気づくことも得ることだと思うんです。それまでは、“自分に合わないことをやるのは時間の無駄なんじゃないかな?”とか、“自分のやれることをやってスキルアップしていきたい!”って思っていたんですが、新しいことに挑戦していくことで得られることもあるし、大切なんだなって思いました」
倉持明日香
――今回の『BIOHAZARD THE STAGE』でも、最初は戸惑いや不安はあったんですか?
「そうですね。原作のゲームはもちろん、映画化もされていてすごく有名な作品だし、私の演じるメアリー・グレイは美人でIQの高い役なので、できるかな?という不安はありました。それと、舞台経験もまだまだ浅いので、この舞台で自分は何を表現できるんだろうという気持ちがありました。でも、今回は自分よりも多くの経験されている先輩方がいっぱいいらっしゃるので、わからないことは、みなさんに聞いて学ぼう!と思ったら、気持ちを切り替えることができたんです。そうしたら、ワクワクしか残りませんでした」
――すでに気持ちは前向きに切り替えられたんですね。
「私の座右の銘が『なんとかなる!』なんです。なので、今回もとりあえずやってみよう!と。周りの方々に身を委ねて、頑張ればなんとかなる!と、自分に言い聞かせて頑張ろうと思っています」
――演じる役柄についてはどのように捉えていますか?
「メアリー・グレイは、原作にはないオリジナルキャラクターで、今の私とは正反対と言っていいくらいの女性です。IQ230というとても頭が良い役なので、本番までにちょっとでも近づけていけたらと。私自身、このヘアースタイルとか、しゃべらなければ大人しいイメージだからなのか、これまでも優等生の役をいただくことが多かったんです。でも、実際はAKB48の若いメンバーとかに『倉持さんって精神年齢低いですよね』って言われるくらい、精神年齢が実年齢に追いついてなくて(笑)。ふざけるスイッチが入ってしまうと、遊んでしまうし、イタズラ好きなので、そこがまったく違うなと思いました。今までもミュージックビデオとかで真面目な役を演じる機会はありましたが、今回は舞台なので、何時間も優等生を演じなければいけない。それが私にとって新しい経験なので、この機会に自分が知らないもう一人の自分が出てきたらいいなと楽しみにしています」
倉持明日香
――この舞台は、アクションもみどころの一つだと思いますが。
「AKB48時代に、ヤンキー役でアクションをやる機会があったのですが、練習は誰よりもやっていたんですけど、実際にはあまり戦わないで負けてしまう役だったので、今回3、4年越しにそのときの成果が出せればいいなと思っています」
――倉持さんといえば、趣味:プロレス観戦ということで、何か活かせそうですか?
「そうですね! アクションの中にプロレスの技とか入れていただけたらすごく嬉しいです」
――どんな技をやってみたいですか?
「一番好きなのは『不知火』なんですが、リングとロープがないとできないので……。『ラリアット』とか『エルボー』とかなら、アクションとしてバレずにいけるかなって思います。『逆水平チョップ』ができたら、なお良しなんですけど、逆水平やるとき、絶対に小橋(建太)さんのように逆の手をグーにして拳握ってしまうので、バレちゃうなと(笑)」
倉持明日香
――倉持さんのアクションに注目して観ていたら、もしかするとプロレス技が紛れているかもしれないですね。
「“あれ? 今、逆水平してなかった?”みたいな(笑)。もちろん、アクションに関してもそうですが、お客さんが何度見に来ても楽しめるように、回を重ね度に成長していきたいと思っています。“ここまで本格的なアクションに挑戦する私”というのを、ファンの方々も見たことがないと思うので、新しい私を見ていただけるのかなと思います」
――改めて、2007年にAKB48のオーディションを受けてから卒業までの約8年間、倉持さんにとって、どんな時間でしたか。
「AKB48に居たときは、レギュラー番組や劇場公演はあっても、毎日同じ仕事ってなくて。毎日違うスタッフさんだったり、一緒に仕事するメンバーも違っていたり、毎回新しいお仕事だったんです。そういう経験って、普通に生活していたらなかなか経験できないことですし、この8年間がなかったら、得られなかった感情がたくさんありました。高3でAKB48に入ったので、私にとっては“もう1つの学校”という感覚で、高校を卒業しても学校生活がずっと続いているという感じでした。その中で社会というものも勉強できた。中・高と部活もやっていなかったので、それまでは同級生としか関わってこなかったけど、AKB48に入ってからは10歳も年の離れたメンバーもいて、若い子からこんなに教えてもらうことがあるんだってことがたくさんあったんです。考え方が変わったというか、精神的に成長できました。精神年齢は止まったままですけど(笑)」
倉持明日香
――倉持さんは、AKB48に合格する前も、『Deview』を見たりして、何度もオーディションに挑戦されていましたよね。その後、AKB48に入った後もなかなか成果が出せなくて悩んでいた時期があったと聞きますが、途中で諦めずに続けてこれた原動力ってなんだと思いますか?
「たくさんのオーディションを受けては落ちてきましたけど、落ちれば落ちる度に、“絶対、芸能界に入りたい”という想いが強くなっていったんです。そこで負けん気に火がついて、諦めずにオーディションを受け続けていたから、今があると思っています。オーディション受けては落ちて悔しい想いをして、それでも父にお願いして『ダメだ』と言われながらも、またオーディションを受けて……という日々を送っていたので、そういう初心というか、最初に“この世界に入りたい”と思った気持ちを忘れないというのは大切だと思います。AKB48のオーディションの時は、父に『これが最後だから』って言っていたんです。実際にAKB48に入ってみて、自分が思っていた理想の“楽しそう”というようなことばかりじゃなくて、悔しいとか悲しいとか、負の感情もたくさんあったけど、父に宣言したからには曲げたくなかったし、それすらも原動力でした。それと、なによりもファンの方いるというのが支えでした。一緒に同じ時間を歩んでくれていると感じることがたくさんあったし、支えてくれるファンの方や家族が居たから続けてこれたんだと思います」
――そんな倉持さんから、まさに今、芸能界デビューを目指して頑張っている『Deview』ユーザーへ、応援メッセージをお願いします。
「私も今まで何回も落ちて、その度に“なんで私は受からないんだろう”とか、“今日はうまく歌えたのに、なんで落ちたんだろう”って悔しい想いをしてきました。でも、落ちたとしても、たとえ失敗したとしても絶対に学ぶことってあると思います。その想いをぜひ手帳とかに日記をつけてほしいなって思います。私も今でも日記を書いているんですが、その時の感情って、その日だけなんですよね。日が経つにつれてそういう悔しい想いって、だんだん薄れていってしまうし、思い出フィルターにかかって綺麗な思い出になってしまう。でも、そういう想いは綺麗な思い出にせずに、バネにするべきだと思うので、そのときに感じた気持ちを大事に忘れないでいてほしいと思います」
Profile
倉持明日香
くらもち・あすか●9月11日生まれ、神奈川県出身。ワタナベエンターテインメント所属。TBS『ひるおび!』お天気コーナー、FM横浜『もちくらさんでーらじお』レギュラー出演中。BS朝日『SPORTS X』にキャスターとして出演中。フレンチ・キスの最初で最後のアルバム『French Kiss』が10月14日に発売。また、11月5日にさいたまスーパーアリーナにて、フレンチ・キスの5年間の集大成となる解散コンサート『LAST LIVE〜LAST KISS〜』を開催。

『BIOHAZARD THE STAGE』
10月22日(木)〜11月1日(日)EX THEATER ROPPONGI
『BIOHAZARD THE STAGE』
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
全世界で累計6500万本の大ヒットを記録し、ハリウッド映画がシリーズ化されている日本発の人気ゲーム『BIOHAZARD』が世界初の舞台化。 物語の舞台は、西オーストラリアの大学フィロソフィー・ユニバーシティ。突如、同大学でバイオテロ事件が勃発。現地に到着した対バイオテロ部隊「BSAA」のピアーズとクリスは、その大学で教鞭をとる元S.T.A.R.S.隊長レベッカらと協力し事態の鎮圧を図る。そこに現れた謎の青年タイラー・ハワード。彼は一体何者なのか? そして彼の口から聞かされた事件の裏にある驚愕の真実とは? 蔓延するウィルスと迫りくるゾンビの群れ。果たして、彼らは事件を収束させることができるのか?
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