ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった! | Deview-デビュー

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

2018.03.22
[PR]

 Team Dメンバーが向かったのはWECの恵比寿A館。2018年度の入学を検討している人に向けた体験レッスンに参加するのが今回の目的だ。講師を務めるのは、アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』などに出演し、現在はフリーで俳優・声優として活躍する井上優さん。「先生」というより、俳優の先輩といった気さくな雰囲気。井上さん本人も、上から教えるのではなく、自身の経験を伝えるという姿勢を大事にしているようだ。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 講義の最初に井上さんが伝えたのは「自分を“商品”だとわかっていないといけない」ということ。もう一歩進めて、役者は「自分を媒介にした演技を商品とする個人事業主」とも。だからこそ「自分がこういう商品だと説明できないとだめだし、自分に必要なメンテナンスや管理も行って、誰よりも自分のことを知っていないといけない」という。そのうえで「自分の身体が声を出す“楽器”であること」を理解し、呼吸や発声の技術を学ぶことの重要性も知るべきだと伝える。そして身体の各部を意識したストレッチを行っていく。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 さらに指導は「発声」の実践へ。演技未経験者でも「腹式呼吸」が大切なことは知っているが、実際にはどういうものか正しくは知らないことが多い。そこで、全員を仰向けに寝かせて深く呼吸させ、「『となりのトトロ』でトトロがやっていること」と説明。「仰向けだと自然にできるけど、立っているとできないもの」が腹式呼吸だが、「ハラミ(横隔膜)を下に引き下げて強制的に息を吐く」と、身体で覚えた感覚を無理やりやってみて、また仰向けになって答え合わせをするという「コツ」を持ち帰ってもらうところまでで、発声についての時間は終了となった。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 続いては参加者全員で「シアターゲーム」を体験。「シアターゲーム」は舞台上で芝居をするためのルールをゲーム感覚で覚えるもの。全員が手をつないで輪になって、手を握られた感触を受け取って隣に伝えて行くゲームや、アイコンタクトを取ってテンポ良く言葉をやり取りしていくゲームなど、初対面の相手とのコミュニケーションに全員が集中する。「“俺、セリフ言ったよ”“聞いてろよ”ということじゃない。コミュニケーションを成立させるには思いやりも大切」と、演技に入る以前に必要な感覚を養うヒントをもらった。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 その後、パイプ椅子を中央に置き、椅子を自由に何かに見立てる即興演技へ。「電車の座席」や、「洋式トイレ」など次々に演じていくなかで、TeamDの2人も積極的に手を挙げて挑戦。坂井さんは、シートベルトを締め、ハンドルを握る動作を加えて『自動車の運転席』を表現。一方、加園さんは背もたれを前にして座り、ムチを打つ動作と掛け声で『将軍が乗る馬』を表現。井上さんは「自分が思い込んでいるイメージと、見ている人のイメージが合致しないと。演技では、気持ちも大事だけど、見ている人に伝わらなければ成立しない」といい“主観と客観”の視点を持つことを教えていた。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 また、「火照った体にのどカラカラの状態を冷たい飲み物で潤す」「遅刻だと思って飛飛び起きたら休みだった」といった、簡単な状況設定だけが与えられて即興で演じるという課題には、参加者もノリノリで取り組む。それを見て井上さんは、よりリアリティを生むにはどんな方法があるかをアドバイス。井上さんが実際に演じて見せると、皆なるほどと納得。役者としての観察眼や表現力を目の当たりにして、さらに演技というものへの興味が増したようだった。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!

 最後には質疑応答の時間。実際、現役の俳優・声優として活動する井上さんが語る、経験を踏まえて得た知識は、分かりやすく腑に落ちるものだった。「演技審査で選ばれるポイントは?」という質問には「自分の演技プランが出せる人。演出家の芝居の好みもあるから、正解はないので、自分の軸は忘れないほうがいいと思う」と回答。また、俳優を続けていくためには「演技をしたいと思った一歩目の初期衝動は忘れないであげたほうがいい。それが一番の原動力になる」とアドバイスを贈った。

ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
井上優さんインタビュー
ワタナベエンターテイメントカレッジの体験レッスンに潜入 役者の基礎から心構えまで、たくさんのお土産をもらった!
ワタナベエンターテイメントカレッジ
 ワタナベエンターテインメントが運営する芸能スクール。俳優・女優、タレント、ヴォーカル、声優、モデルと、様々なジャンルの専攻・コースを用意。多数の芸能プロダクションが参加する「デビューオーディション」など、在籍者全員がデビューのチャンスにチャレンジできる環境を提供している。
×