【WCS卒業生インタビュー】岩間よいこ | Deview-デビュー
2017.10.17
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ワタナベコメディスクールの学生が運営するイベント『大喜利マウンテン』の現場に潜入!

(プロフィール)
1985年4月生まれ。愛知県名古屋市出身。ワタナベコメディスクール(5期)卒業後お笑い芸人を経て、2016年にYouTubeで動画配信を開始。
よいこチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZcxXkNVD5VJZ5oEDjiRsBQ

「YouTuberの活動でもWCSで学んだ『お笑いの理論』は役立っています」

――今回のイベントに向けてどんな準備をしたんですか?
「テレビで放送した過去の大喜利番組やDVDとか、上手な人の大喜利を観て、イメージトレーニングをしてきました」
――今日のイベントの感想は?
「これまでも卒業生として出させていただいていたんですが、今日はすごくいいお題が多くて。自分も、ほかの生徒さんも、面白い答えが普段より出ていたと思います。お題もここの作家コースの生徒さんが作っているんですが、一つのライブをみんなで創り上げている感じがします」
――大喜利はお笑いの基礎なんですね。
「大喜利は、センスや感覚でやるだけじゃなくて、ちゃんとスクールで教えてもらうような『理論』があって、勉強してできるようになるものなんです。何回も参加していくうちに、どんどん上手くなれていると思いますね。技術の練習の部分が多いんじゃないですかね」
――岩間さんがお笑い芸人をめざしたきっかけは?
「私が高校生のときにM-1グランプリが始まったんですけど、そのときにテレビでお笑いを観て好きになって、ラジオやテレビにネタの投稿もしていました。大学に進学したんですが途中で辞めて。そのときにWCSを知って、地元の名古屋から上京して芸人を目指しました」
――お笑いにそこまでハマるきっかけになった人は?
「当時、ますだおかださんが正統派の漫才をやっていて、カッコいいなって思っていました。名古屋に住んでいたので、東京や大阪にはライブを観に行けなかったんですけど、名古屋にも名古屋吉本があって、そこでライブを観るうちに『プロになりたい」って思いました」
――WCSを選んだのは?
「WCSは各地方で説明会やネタ見せ会をやっていたので応募しました。当時、ザブングルさんもいらしていたんですよ。人前でネタをやったことはなかったんですけど、そこでネタを評価してもらったことがきっかけになりました。名古屋だと、なかなか東京に体験も行けないし、当時は簡単にインターネットで調べることもできなかったので、地方に来てくれたことは大きかったです」
ワタナベコメディスクールの学生が運営するイベント『大喜利マウンテン』の現場に潜入!
――WCSで学んだことや、卒業後も役に立っていることはなんですか?
「WCSでは、面白いことにはちゃんと法則があって、理論的に説明できるようなやりかたがあるという、『お笑いの理論』をキチン教えてもらいました。今はもう芸人を辞めて、YouTuberとして動画をアップする活動をしているんですが、何の企画をするにしても、WCSで習った面白く見せるというやり方は活かせていると思います」
――例えばどんなことを教えられましたか。
「笑いの『フリ』『オチ』という基本を習うんですが、出来事を面白く見せるためには『フリ』の部分が大事なんです。『ボケ』それ自体が面白いんじゃなくて、設定やその場の状況をきちんと作りこんでこそ、面白いことが活きると言うことを学びました。その考え方は、何をやるにしても共通していると思います」
――WCSに通って良かったことは?
「先輩・後輩のつながりができて、いろんなイベントに呼んでもらったり、食事の席でいろんなことを話したり。様々な情報交換ができるのは大きかったですね。学生時代はクラスでも友達はいなかったんですけど、芸人になってからは先輩・後輩・同期は信頼し合える仲間だなって。同じものを目指しているという意味で、共感できたんだと思います」
――これからの夢や目標を教えてもらえますか?
「今はガジェット系の商品レビューなど、YouTuberの活動を主に行なっているんですが、チャンネル登録者数は5500人ぐらいで、まだまだそれだけで食べていける状況ではないので、もっと視聴者を増やしたいですね。私は、芸人としては瞬発力が足りないと思っていたんですが、人に面白いと思ってもらえるような動画の構成や編集には、芸人時代の経験が活きていると思っています」
――芸人を辞めて、新しい道に進むときにはどんなことを考えましたか?
「『爆笑レッドカーペット』が放送されている頃に主に活動していたんですが、番組も終わって、お笑いブームが少し落ち着いてしまった時、芸人を続けるべきか考えました。その時に、これまで通りにコントを書いてライブに出るという形での芸人は辞めようと。WCSを卒業するとき、先生から『ずっと続けることが大事』と言われたんですが、それは『お笑い』という活動の形にこだわって続けろという意味ではなく、芸人として学んだことや経験を人生のなかで活かし続けるということだと思っています。芸人時代も今の活動も全部が続いているから、広い意味で見ると、必ずしも何かを諦めるということではないのかなって、思っていたところです」
ワタナベコメディスクール
 ワタナベコメディスクールは、エンターテイメント業界で60年以上の歴史を持ち、イモトアヤコ、フォーリンラブ、ハライチ、やしろ優、あばれる君、厚切りジェイソン、サンシャイン池崎、平野ノラらを世に送り出すなど、今なお新しい人材を輩出し続ける総合エンターテイメント企業“ワタナベエンターテインメント”の売れるためのノウハウを凝縮したスクール。 お笑い/バラエティの世界のプロが集結し「学ぶだけでない。この業界で活躍できる人材」の育成を実現する最高の環境を用意している。
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