いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる | Deview-デビュー
2017.03.30
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いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる

 WECに在学する学生たちの最終目標はデビューすること。そのために事務所やレコードレーベルへの所属を目指すうえで重要なイベント「デビューオーディション」。年間3回(7月・10月・2月)行なわれ、大手芸能プロダクション、レコード会社、モデルエージェンシーまで、毎回約300を超える業界関係各社の新人担当を招いて、ステージでの公開形式で行われる。1人あたり1社以上のオファーがあるかどうかを示す「1次通過率」は100パーセント(2016年全開催実績)という高いもので、有望な参加者には数10社から100社以上オファーも届く。まさにデビューに直結したオーディションなのだ。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 ヴォーカル部門の「デビューオーディション」の会場は、幾多の人気アーティストがステージに立った渋谷クラブクアトロ。TeamDの二人が会場に入ると、サウンドチェック、リハーサルの真っ最中。モニターの返りの音量や、照明のタイミングなどをプロさながらにチェックしていく。この日披露するのは、WECで学んだ1年、または2年の間に作り上げたオリジナル曲。入学前には作詞、作曲の経験が無かった学生も、最終的にアレンジまで自分で仕上げた愛着のある楽曲で本番に臨む。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 学生たちは仲間のリハをステージ下から見て盛り上げる。またソロのヴォーカリストにはバック演奏やダンサー、振付等で協力するなど、学生生活で築き上げた絆で、全員でデビューオーディションに向かっていこうという姿勢が見られた。ここに至るまでのレベルチェックで時に厳しく指導してきた教務担当も、この日は「出来てるから、あとは肩の力を抜いて」と本番へのモチベーションが上がる言葉を贈る。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 リハーサルが終わり、客席に集められた学生たち。そこに学長からの激励の言葉が響く。「これから何をするの? フェスをやるんだろう? 一人ひとりが、音楽って楽しいなって初めて思ったときのことを思い出して、楽しめ!」。そして「いいステージをするのは自分の力だけじゃ無理。音響さん、照明さん、案内するスタッフ、そして応援してくれた家族。その人たちがいなければできないんだから、ここに来れたことを感謝しろ」と語りかけた。その言葉を聞いた学生たちの目には、新たに強い意志が宿ったように見えた。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 TeamDのメンバーはリハーサルを観て「今日にかけている気持ちが伝わって、レベルチェックとは全然違うパワーを感じました。全員で“行くぞ”という感じで、ワクワクしていい雰囲気ですね。教務の方の、背中を押すような温かい言葉で、どれだけ緊張がほぐれるだろうって、愛を感じました」(坂東)、「やりたいことに対して行動している力強い姿に、勇気をもらって、ちょっとホロっと来ちゃいました。芸術っていうのは周りの支えがあってできるんだなって思いましたし、みんなが協力し合うことで、自分のやりたいことができているという喜びを感じていると、それは伝わるんだなって思いました」と、それぞれの感想を語った。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 デビューオーディション開演の時間が近づき、クアトロのフロアは芸能プロダクション、レコードレーベルの担当者でいっぱいに。観客が入った会場の雰囲気は、アーティストのライブそのもの。そして本番スタート。学生たちのパフォーマンスは、リハーサルよりも活き活きと輝いているように見えた。出演する学生は、ヴォーカリストから、ダンス&ヴォーカル、ギターの弾き語り、ユニットなどジャンルも様々。楽屋では、学生同士で盛り上げ合い、励ましあう姿も見られた。全員で作る音楽フェスといった様相のオーディションは、好きな音楽が出来る楽しさも伝わるイベントとなっていた。

いいステージを作り上げるのは自分の力だけでは無理 そこに気付き、感謝することで、気持ちが伝わる
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 本番を観終えたTeamDの二人は「審査員の方の反応も様々で、ステージ上の学生も緊張感を肌で感じていると思います。そんな中で今までにやってきたことをどれだけ出せるかが大事。自分たちは審査をする側とされる側の両方の状況を見られたので、空気に飲まれてはいけないなということを感じました」(坂東)、「上手下手というだけでなく、やっぱり届いたら反応があるんだなと思いました。歌い出しで“ガッ!”と掴んだらみんな顔を上げますし。そんな反応の違いも客観的にたくさん見られたのが参考になりました」と勉強になったことが多かったようだ。

デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
ワタナベエンターテイメントカレッジ
 ワタナベエンターテインメントが運営する芸能スクール。アクター、タレント、ヴォーカル、声優、モデルと、様々なジャンルの専攻・コースを用意。多数の芸能プロダクションが参加する「デビューオーディション」など、在籍者全員がデビューのチャンスにチャレンジできる環境を提供している。
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