デビューオーディションを終えた学生にインタビュー | Deview-デビュー
2017.03.17
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デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
笛木陽子さん(ふえき・ようこ/20歳/栃木県出身)
――今日のオーディションまでに、ここは一番頑張ってきたということは?(中村)
笛木「すごくプライドが高いのもあって(笑)、一番を目指したくて。学長のレベルチェックで毎回毎回バーッて言われてメンタルをやられても、ここで負けちゃいけないって、今日のこの日を目標に、誰よりも頑張ってやろうって思っていました。学長が設定しているレベルに達するように、“自分にはこういう特技があるんですけど、どうでしょうか?”とか、攻める姿勢を表して頑張りました」
――前回学長のレベルチェックを見せてもらったんですが、なかなか厳しいことも言われますよね?(デビュー)
笛木「でも、今回観てくれた友達が“良かったよ”って言ってくれた演目は、学長が演出をつけてくれたもので、観客に伝わりやすいものなんだなって思いますし、言ってくださることは全部ためになるんです。最初のうちはめげて“もうヤダ”って思ってたんですけど、だんだんと“もっと意見を言ってほしい”と思うように変わりました」
――実際すごくいいパフォーマンスでした。でも、出番が終わって、このインタビューの前に流されていた涙はどういう感情から来たのかを聞きたいと思って。(今村)
笛木「WECに入って1年なんですけど、ほぼ休みなしで突っ走って来て、挫けそうになったときに電話で、“負けんじゃないよ”って言ってくれたお母さんの言葉だったり、終わったあとに、宮本学長が“良かったよ”って言ってくれたんです。もうそれで、今まで頑張って泣かないようにしてきたのがバーって出ちゃって。泣いてしまいました。ごめんなさい」
デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
――すごく演技が上手で鳥肌立っちゃいました。体型を見て“モデルさん志望なのかな”って思ったら演技が上手くて。ブックを見たんですが、見せ方を自分で分かってらっしゃる感じがして。自分の見せ方ってどうやって掴んだんですか?(政所)
笛木「たくさん写真を撮ってもらったというのもあります。ブックを作成するにあたっても何千枚も写真を撮っているんです。“だいたいこの角度が私の盛りポイント”みたいなことも分かってくるんですけど、ブックの撮影では、そこに固まらないようにいろんな角度を撮って載せていくんです。学長が入学式のときに『毎日鏡を見ろ』って言って下さったんですが、毎日自分のことを見て“可愛い”って思うようにしたら、ヘアやメイクにも凝るようになりました。見せるお仕事なので、外見も内面も磨いていかなきゃいけないと思って、この日までコツコツやってきました」
――笛木さんがWECに入ったきっかけは?
笛木「ずっとモデルになりたいと思っていたんですが、群馬に住んでいたので、上京も出来なくて。“マジメに勉強しなさい”っていう、親の用意してくれたレールに乗って大学にまで通ったんですが、大学のミスコンでグランプリをいただいたんです。そのときに浴びたスポットライトが忘れられなくて“私はやっぱり見てもらう仕事がしたい”って思って。そしてWECのオーディションを見つけて応募して今に至ります」
――確かにミスコンでグランプリを獲りそうなルックスとスタイルで。
笛木「スカウトをされることもありましたが、一人で上京できる環境ではなかったんです。グランプリを獲ってから、サロンモデルもやり始めて、写真をいっぱい撮ってもらって、『可愛い』と褒めてもらえることもあって嬉しかったので、オーディション応募を決意しました」
デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
――家族の協力はどうやって得たんですか?(政所)
笛木「父は、昭和のガンコ親父みたいな人で、私の言うことを一切聞いてくれないので、まずは母に協力をしてもらいました。“一週間かけてお父さんを説得するぞ!”って勢い込んでいたら、すんなり“良いよ”って言ってもらえて。後で聞いたら、母が一生懸命“この子がやりたいって言ってるんだから”って説得してくれたらしいんです。それを聞いてボロ泣きしてしまったんですが、父に“お前、そんなツラで東京に立つんじゃねえぞ”って(笑)。今はアルバイトをしているんですけど、苦しい月は親が協力してくれて。“絶対夢叶えてね”って応援してくれています」
――いい話を聞き出せた(笑)。三ヶ国語が話せると聞いたんですが、お母さんが海外の方?(今村)
笛木「母がフィリピンの方なんです。英語は小中学校で学んでネイティブ並に話せますし、フィリピン語は母が良く電話で友達と話すので、日常会話は話せます。ハーフには見られないんですけどね(笑)」
――笛木さん、個人的にイチオシです! まさかインタビューする方が笛木さんだとはと思って。みんな大興奮だったんです。
笛木「ありがとうございます」(この後、TeamDと笛木さんの握手会に…)
デビューオーディションを終えた学生にインタビュー
――近い将来の目標を教えてください。(中村)
笛木「WECの在学中に、ドラマなどへのキャスティングをしてもらえるんですが、ドラマのレギュラーエキストラで現場に行って、役者さんの演技を生で見られるんですよ! 今は今年中にドラマでレギュラーを一本取りたいと思っております。まだまだタマゴですが、画面を通してたくさんの方に観てもらえる女優になりたいです」
ワタナベエンターテイメントカレッジ
 ワタナベエンターテインメントが運営する芸能スクール。アクター、タレント、ヴォーカル、声優、モデルと、様々なジャンルの専攻・コースを用意。多数の芸能プロダクションが参加する「デビューオーディション」など、在籍者全員がデビューのチャンスにチャレンジできる環境を提供している。
今回参加してくれたTeamDメンバーの感想
今村航くん(いまむら・わたる/神奈川県出身・21歳)
「本番のホールの中は紙をめくる音しかしなくて、こんなアウェイな舞台に立つことは、すごくいい経験になるんだろうなって思います。客観的な立場で見たことで、印象深い人と、サーッと終わっちゃう人が分かる気がして、今後に活かせそうです。今は映画学科のある大学で自主制作映画を作っています。上映して皆のリアクションを見るのがすごく楽しいので、表舞台に立つ人になりたと思うようになりました。夢は大きく“大河ドラマの重要人物を演じること”です。今回WECを取材して、本気で芝居が好きなことが伝わったし、お互いに励まし合える、いい環境なんだなって思いました」
政所沙弓(まんどころ・さゆみ/埼玉県出身・21歳)
「審査員の目でオーディションを観られて、どんなところに注目しているのかが分かって勉強になりました。挨拶の最初の発声量で、審査員を注目させることも大事なんだなとか。そして、みんなの“楽しい”って気持ちが伝わってきて、なんか悔しくなりました(笑)。スタッフさんに愛情を持って育ててもらったことが伝わって羨ましかったです。今、大学3年生なんですが、就職活動はせずに芸能の道を目指そうと決めています。6歳のときにモーニング娘。に憧れてオーディションを受けてから、いろいろと道を探しているうちに、声優という夢にたどり着きました。夢は『プリキュア』と『アイドルマスター』、そして特撮番組に出ること。子供たちに笑顔になってもらうのが夢です」
中村早希(なかむら・さき/東京都出身・22歳)
「リハと本番の両方を観て、事務所の方々が客席に座るだけで空気が変わるのが分かりました。緊張感でシャキッとして、リハーサルより上手くできた人も、そうではない人もいるかも知れない。でも本番は皆、精一杯キラキラしてカッコいいなって思いました。客観的に観ることで、いい部分が目に入って、真似してみたいと思う新しい発見がありました。今私は声優としてゲームを中心に出演していますが、今年中に地上波のアニメに出演することが目標です。あとはゲームがすごく好きなので、ゲーム実況番組やイベントなど、声だけじゃなく新しいジャンルにも積極的に挑戦したいと思っています」
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