2015年2月18日
AKB48の新たな姉妹グループがなぜ新潟に? 秋元康プロデューサーは755で「クリエイティブなことだけ任されてるので理由は知りません」としていた。ホントかよ? とは思うが。
開発業者から運営側に「新潟の活性化のために」とオファーがあったとも報じられている。Jリーグのアルビレックス新潟も地元企業のバックアップを受けて、様々な経営努力を重ねながら県民に根付いてきた。最初はタダ券も配り、とにかく試合を観てもらったり。
NGT48も、名古屋、大阪、福岡のこれまでの姉妹グループより拠点の都市規模は小さいだけに、より地域との連帯がカギになるかも。そんな中で、12年前から活動している新潟の地方アイドルNegicco(ねぎっこ)とNGT48の対決がネットで取り沙汰されている。
Negiccoはもともと新潟名産のやわ肌ねぎのPRキャンペーンのために結成された3人組。地方アイドルの先駆けだったが、当初は東京でさえアイドルブームではなくて。ネギを持って歌うことで田舎のイロモノ扱いされ、「ライブの控え室がゴミ置き場だった」「ステージが駐車場でマネージャーの車のヘッドライトを照明代わりに歌った」など、苦労話には事欠かない。
だが、2011年にタワーレコードが新設したアイドル専門レーベル「T-Palette Records」の第1弾アーティストとなり、全国展開を開始。昨年12月発売のシングル「光のシュプール」は初のオリコンTOP10にして5位と躍進した。
幅広い人気を得たNegiccoと48グループのNGT48はどちらが上を行くのか? マツコ・デラックスが「Negiccoがかわいそうだよ。頑張ってきたんだよ、10年も。邪魔するなよ」とテレビで発言したりもしているが、この対決の図式には違和感がある。(続く)
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