美少女だった宮沢りえが40代で手にしたもの(1/5) | Deview-デビュー
2015年1月8日

 サンタフェとはアメリカのニューメキシコ州にある観光都市だが、日本の30代半ば以上には耳馴染みがある。24年前の1991年に発売された宮沢りえのヌード写真集がこの地で撮影され、『Santa Fe』とのタイトルで発売されたから。

 当時、この写真集は日本中に衝撃を呼んだ。まず、宮沢が18歳で時代を象徴するトップ美少女アイドルだったこと。ヌードといえば落ち目の女性タレントの最後の手段…というイメージを完全に覆した。

 しかも、読売新聞や朝日新聞にこの写真集の全面広告が載ったのだ。宮沢りえがおっぱいを出した全裸の写真が、多くの家庭で読まれる新聞にデカデカと。自分も唖然とした記憶がある。今だったらあり得るだろうか。

 『Santa Fe』は155万部を売り上げ、いまだに芸能人写真集でダントツの記録。たぶん2位の菅野美穂のヌード写真集で80万部。近年で売れたとされる前田敦子や小嶋陽菜の写真集では10万部程度だ。  この件以外でも、宮沢は多くの話題を振りまいた。貴花田(後の横綱・貴乃花)との19歳での電撃婚約と僅か2ヵ月での解消とか。

 よく「大人になったら太る」と言われていたことも覚えてる。根拠は父親がオランダ人のハーフなのと(欧米には太った中年女性が多い)、マネージャーとしてメディアにも出ていた“りえママ”こと母親の宮沢光子さん(昨年9月に死去)が太っていたため。不治の病かのように「りえは太る」と。今見ればわかる通り、そうはならなかったが。

 あと、彼女は巨人の川相昌弘のファンだった。地味な職人肌の選手で、言ったら何だが顔はイケメンとはほど遠い。若いのに変わった趣味だな…と思った。てか、そんなどうでもいいことしか思い浮かばないのは、彼女は時代のトップアイドルではあったけど、個人的には全く興味なかったので。(続く)


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