アイドリング!!!を卒業した菊地亜美の進む道(1/5) | Deview-デビュー
2014年12月11日

 気がつくと、取材で「今年を振り返って」的な話を聞く時期になっていた。早いですね。アイドル界では今年、グループのリーダーやエース格の卒業が相次いだ。

 2月にはアイドリング!!!の遠藤舞とSUPER☆GiRLSの八坂沙織。6月にはAKB48の大島優子。そして、11月24日にはアイドリング!!!の菊地亜美、26日にはモーニング娘。’14の道重さゆみが卒業ライブを行った。

 菊地はアイドリング!!!内ではリーダーでもエースでもなかったが、ソロでバラエティ出演が多く一番有名なメンバー。いわゆるグループの“顔”だった。

 自慢ではないが(というときはたいてい自慢だが)、自分は菊地が売れる前、アイドリング!!!に2期生として入ったときから推していた。トーク力で頭角を現した彼女だが、単に顔が好きだった。目がパッチリ大きくて。そんなの単なる好みの話で先見の明でも何でもなく、そもそも自慢にならない。

 でも、さらに言えば、アイドリング!!!に入る前から注目していた。彼女は新垣結衣や能年玲奈らが所属するレプロエンタテインメントが2006年に開催した「ガールズオーディション」の出身。最終候補16人に入っていた。

 モデル系オーディションで、審査員もすべて女性。グランプリは身長172pの松原沙織。ほか6人が特別賞に選ばれたが、菊地は入ってない。当時会場で見ていて、確かにモデルという感じではなかったが、男目線では一番引かれた。顔が好みだったのもありつつ、当時16歳でアイドルなら行けるのではと。

 実際、彼女はオーディションが終わって帰ろうとしたら、スタッフに「事務所に入りませんか?」と聞かれた。すかさず「絶対に私を獲ったほうがいいです!! これから本領を発揮するのでぜひ!!」とガンガン言って、「もうわかったから」と所属が決まった…と後に聞いた。(続く)


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