綾瀬はるかvs沢尻エリカのドラマ対決の背景(2/5) | Deview-デビュー
2014年11月13日

 綾瀬はるかは1985年3月生まれ。2000年のホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を獲ってデビューし、2004年にドラマ版『世界の中心で、愛をさけぶ』のヒロインに抜擢され、ブレイクした。それ以前は、一般的にはほぼ無名の存在だった。

 名前は芸名で、当初スタッフに「はるかはだからダメなんだ!」と説教されながら、自分のことだとわからず“大変なんだな”と思って聞いていた…との話が取材で出た。紅白歌合戦の司会でも見せた天然ぶりは、昔からのようだ。

 沢尻エリカは1986年4月生まれ。綾瀬より2学年下で、年齢は約1歳差。

小6のときに月刊デ☆ビューを見てスターダストプロモーションのオーディションに応募。書類に付ける写真としてプリクラを貼ったという。本来オーディションでNGなことだが、それでも目に留まるほどの美少女だったのだろう。

 2005年に映画『パッチギ!』でヒロイン。ドラマ『1リットルの涙』でも主役を演じてブレイク。彼女もほぼ無名からの抜擢だった。

 ヒットドラマでの初ヒロインから一躍スターになった綾瀬と沢尻が、その以前にやっていたのはグラビアアイドル。綾瀬はB88の巨乳を売りに。沢尻はスレンダーな肢体で、2002年には香里奈や市川由衣らと共にフジテレビ「ビジュアルクイーンにも選ばれている。

でも、人気は共にイマイチ。ホンワカした綾瀬に対し、沢尻はトガったイメージが強いが、それは「別に」騒動以後のこと。それまでは健気な少女役がハマっていた。

 似た経緯でトップ女優になった2人が現在、同時刻にオンエア中の『きょうは会社休みます。』『ファーストクラス』に主演している。視聴率競争は綾瀬の圧勝が続く。(続く)


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