日本のアイドルは海外で通用するか?(2/6) | Deview-デビュー
2014年10月17日

 AKB48の最新シングル「心のプラカード」が100.6万枚を売り上げて1位になった9月8日付けオリコンチャートでは、他にも9位にpalet、10位にバクステ外神田一丁目、11位に愛乙女☆DOLL、18位にひめキュンフルーツ缶とアイドル勢が名を連ねた。

 ももいろクローバーやスマイレージらがメジャーデビューして“アイドル戦国時代”と言われてから4年経つが、いまだ熱は冷めない。そんな中で、国内だけに留まらず、海外に進出する動きも出てきた。

 その筆頭がBABYMETAL。

“アイドルとメタルの融合”が旗印のミドルティーン3人組で、へヴィなサウンドとロリータ少女のギャップに注目が高まり、国内最大のメタルフェス『LOUD PARK』にも出演したが、今年6月には『World Tour』としてフランス、ドイツ、イギリス、アメリカを回った。

 さらに、イギリスの一大メタルフェス『Sonisphere Festival UK』でメインステージに抜てき。レディー・ガガのアメリカツアーのオープニングアクトも5公演で務めている。ガガが3人と撮った写真を自らのインスタグラムに上げたのも反響を呼んだ。

 でんぱ組.incはインドネシア、シンガポール、アメリカ、フランス、インドなどでライブを行ってきた。Cheeky Paradeは先週末にニューヨークで単独公演を開催した。

 先日、ニューヨーク公演に2000人を集めたモーニング娘。は、海外ライブでも先駆者で、2008年に台湾公演を行い、2009年にはロスの『アニメ・エキスポ』で有料ライブに7500人を動員した。同じハロー!プロジェクトのBerryz工房は2010年にタイで初のライブを行い、今年も℃-uteと共にフランスの『JAPAN EXPO』に出演。

 今後、単発のライブやイベント出演を越えて、日本アイドルの海外進出は増えるだろうか?(続く)


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