2014年10月15日
“みるきー”こと渡辺美優紀は、山本彩と並ぶNMB48の2枚看板。いかにもアイドルらしい風貌とふるまいで、握手会に来たファンをトリコにする“釣り師”と言われていた。
昨年の選抜総選挙では15位で選抜入り。だが、男性モデルとのお泊り交際が報じられ、今年は18位と選抜から漏れた。山本が14位→6位と躍進したのと対照的に。
交際そのものより、彼女から何の弁明もないことにファンの失望が大きかったようだ。恋愛禁止の48 グループで、過去には同じようなケースで解雇された例もあり、指原莉乃はHKT48に移籍、峯岸みなみは坊主になって研究生に降格。なのに渡辺は完全スルーというのが、何かモヤモヤさせて。
それでも熱心なファンは応援を続けた。渡辺が今回のじゃんけん大会で優勝して「やっと恩返しができた」と涙した中には、そんなファンへの想いがあったのだろう。
過去のじゃんけん大会で彼女は、地方グループの代表を決める予備選で1回勝ったことがあるだけで、AKB48と兼任時代に出場した本選では一度も勝ってない。ところが今年は予備戦で3連勝して本選に進み、さらに5回続けて勝ち、ソロデビューをつかんだ。
今年も人気メンバーが優勝。運営のプッシュ感のあった島崎遥香や松井珠理奈と比べ、渡辺は落ちた人気を挽回させるために? まあ、優勝が小嶋陽菜や川本紗矢だったとしても、やらせ前提の理由付けはできたわけだが。
じゃんけん大会と関係なく、業界歴の長い関係者がよく言うのは、「勢いのあるアーティストは理屈抜きに運を持ってる」と。たとえば上り調子の乃木坂46は、野外でのPV撮影日が雨で、“ここでやまなければ、もう撮れない”というタイミングで一瞬だけ晴れたとか。
渡辺も挽回のチャンスを神様に与えられたのだろうか。ソロデビューについて「歌はうまくないけど、かわいらしさでは絶対負けない自信があります」と笑顔で話していた。(終わり)
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