AKB48じゃんけん大会と八百長説(4/6) | Deview-デビュー
2014年10月10日

 第5回となったAKB48のじゃんけん大会。日本武道館には今年も1万2千人のファンが詰めかけたが、選抜総選挙1位の渡辺麻友ら以上に多くの歓声が起きたのが、研究生時代から“三銃士”と呼ばれている小嶋真子、岡田奈々、西野未姫や、HKT48と兼任の宮脇咲良、兒玉遥ら10代の若手。

 前田敦子に続き大島優子も卒業し、現在は渡辺麻友がエースとなっているが、ファンはさらなるニュースターを求めている感じ。

 大島が「ヘビーローテーション」のセンターの後継者に指名した向井地美音が、連覇を目指す松井珠理奈と2回戦で対戦したときは、珠理奈より向井地への声援が多かったほど。

負けてしまったが。ちなみに、向井地は子役出身。『アンフェア』では篠原涼子の幼い娘を演じて、誘拐されたりもしていた。

 そんな若手の中で勝ち進んで行ったのが大和田南那だ。向井地と同じ15期の中3。とにかくかわい子ちゃんで、春クールの深夜ドラマ『セーラーゾンビ』では演技未経験で主役に抜てきされた。じゃんけん大会には、このドラマの衣装のセーラー服で出場。

 見ていて途中で、出来レースなら彼女を優勝させるのでは…と思えてきた。運営は間違いなく推している。中学生というのも話題性として大きい。とは言え選抜総選挙にまだランクインしたことはなく、世間的には無名。優勝させても島崎遥香や珠理奈ほどゴリ押し感はない。要は、もともとじゃんけん大会の理念だった“シンデレラ誕生”にピッタリな気がしたのだ。勝手な妄想だが。

 前田亜美との3回戦では、パーを出した大和田に対し、前田がグーからチョキに“後出し”したと、ビデオ判定して大和田の勝利に。

前田は「指が引っ掛かって」と言ってたが、大和田が勝つはずなのに何かを間違えたのか、そしてフォローしたのか…と勘繰ったり。でも結局、彼女も準々決勝で負けた。(続く)


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