AKB48じゃんけん大会と八百長説(3/6) | Deview-デビュー
2014年10月9日

 “研究生がいきなりセンターになるかも”というのが、AKB48じゃんけん大会の本来の醍醐味のはずだった。ところが、第1回で実際に無名の内田眞由美が優勝してセンターに立った“じゃんけん選抜”は盛り上がりに欠け、第2回からは人気メンバーが優勝。出来レースだったのか?

 もちろん本当のところは知らない。第3回の島崎遥香×仁藤萌乃の決勝で島崎が勝った瞬間、スタッフがホッとした顔をしたと、たまたま近くで見ていたカメラマンに聞いたが、上の人がトップシークレットで決めていた結果かもしれないし。

 前にも書いたが、個人的には八百長であっても構わないと思う。スター誕生の礎となるなら。そもそもアイドルという存在自体、どこまで真実で、どこまで虚構かわからないもの。全部ひっくるめて楽しまないと。それに、誰がどうお膳立てしようと、光らない人は光らない。どうせなら、うまい筋書きを描いてほしい…と思いながら、日本武道館で5回目のじゃんけん大会を観ていた。

 今年から優勝者に与えられるのはAKB48のシングルのセンターではなく、ソロデビュー(すでにソロデビューしてる場合はソロコンサート)。毎年2位以下は選抜に入っても、注目されるのは結局1位=センターだけだったから、妥当だろう。あるいは今年はガチ勝負となり、無名メンバーが優勝してもAKB48の連続1位&ミリオン記録が途絶えないようにするため?

何はともあれ、出場メンバーを見ていて、AKB48も随分と若返ったなと実感した。この1年ほどで篠田、板野友美、大島優子らに加え20歳を越えた中堅が相次ぎ卒業。逆に13〜15期の若手が正規メンバーに昇格し、ドラフト生も加わって。そんな中、もし筋書きがあるなら、この子が優勝? と思ったメンバーがいた。(続く)


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