AKB48じゃんけん大会と八百長説(1/6) | Deview-デビュー
2014年10月7日

 AKB48が最新シングル「心のプラカード」で24作連続オリコン1位を達成した。2009年10月発売の「River」から続いてる記録だ。AKB48の天下はもう足かけ6年になる。

同時に初週売上げで100万枚を突破して、18作連続ミリオンセラーにも。こちらは2011年2月発売の「桜の木になろう」から続く。

 ちなみに「桜の木になろう」の1コ前のシングルが、第1回「じゃんけん大会」で決まった選抜メンバーによる「チャンスの順番」で、1位は獲ったが売上げは70万枚。もう1コ前のシングル「Beginner」が103万枚を売上げているので、仮に「チャンスの順番」もミリオンだったら、すでに20作連続となっているところだった。

 「チャンスの順番」でセンターを務めたのは、第1回じゃんけん大会で優勝した内田眞由美。当時は(今もだが)選抜入りを一度もしてないまったくの無名メンバー。テレビなどに出るメディア選抜(8位まで)にも、3位の小嶋陽菜以外に“神7”と呼ばれていた常連の姿はなく、売上げの落ち込みは最初から予想されていた。

 第5回となった今年のじゃんけん大会では、渡辺美優紀(NMB48/SKE48も兼任)が優勝。ステージ上でも、その後の会見でも「八百長じゃないんです!」と口にした。大会後に毎年、ファンの間で“八百長説”が流れるので。

 その根拠のひとつは、第2回以降の優勝者は篠田麻里子、島崎遥香、松井珠理奈と、じゃんけんで勝たなくてもセンターになれそうなメンバーが続いたこと。

“すべてを運に委ねる”趣旨で始まった大会だが、ガチの第1回で無名の内田が優勝してCD売上げが落ちたので、運営があらかじめ優勝を決めるようになった…という謀略説じみたものだ。だが、八百長説の根拠とされるのは、そこだけに止まらない。(続く)


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