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　いわゆる“アイドル戦国時代”が始まって以来、それまでアイドルグループに手を出さなかった大手事務所が、相次ぎ進出してきた。

　AKB48グループに次ぐ存在のももいろクローバーZが所属するスターダストが筆頭。柴咲コウ、北川景子、岡田将生など人気女優や俳優は多数輩出してきたが、本格的なアイドルグループはももクロが初。それが今や、妹分として私立恵比寿中学、チームしゃちほこも続き、アイドル界でも一大勢力に。

　サザン、福山雅治、吉高由里子らのアミューズ所属のさくら学院からは、派生ユニットBABYMETALが世界的注目を集めている。新垣結衣、能年玲奈らのレプロ所属で、川島海荷がメンバーの9nineは日本武道館公演を成功させた。

　一方、どう見ても飽和状態のアイドル界で、有力事務所が大プッシュしながら伸び悩むグループも。堀北真希、黒木メイサ、桐谷美玲らのスウィートパワー所属のbump.yは6月で活動停止。桜庭ななみ、高月沙良らメンバーは女優業に専念することになった。

　それでもオリコンチャートには毎週のようにアイドルグループが名を連ね、盛り上がってると見えるのか、今から参戦してくる事務所もある。

たとえばインディーズで1stシングルを出したアイドルネッサンスは、ソニーミュージックアーティスツ（SMA）が創立40年で初めて立ち上げたアイドルグループだ。

　SMAといえば、奥田民生、YUKI、木村カエラ、西野カナら大物アーティストに、最近では橋本愛、二階堂ふみら若手女優の台頭も目覚ましい。アイドルネッサンスは昨年の「HuAHuAオーディション」合格者を中心に結成された7人組。先日取材させてもらったら、なかなか面白かった。（続く）

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