『水球ヤンキース』で見せた中島裕翔の役者力(1/5) | Deview-デビュー
2014年9月22日

 夏ドラマが相次ぎ最終回を迎えている。ここで推した『あすなろ三三七拍子』は低視聴率のまま、9話で打ち切られた。7話は3.6%。三三七拍子ならぬ3.37%まで落ちるか? なんて話もありつつ、8話は5.5%まで持ち直した。それでも平均視聴率5.2%は最下位。なんでかなぁ。泣けるドラマだったのになぁ。

 でも、低視聴率だったのもわかる。

自分自身、最初はまったく観る気がしなかったから。柳葉敏郎が主演の地味なキャスト、応援団という古臭い題材。とっつきにくいだけに宣伝が大事だった。なのにフジテレビは、『HERO』の10分の1も力を入れてなかったのでは。剛力彩芽の学ランとか、『ごちそうさん』で知名度を上げた高畑充希のチアガール役とか、キャッチになる材料もあったのに。

 自分の感性がズレてるのかとも思ったが、『Yahoo!テレビ』の「クチコミランキング」では『HERO』を上回り、ダントツ1位の『花子とアン』に続く2位になったことも。「本当に良いドラマ」「毎回熱いものを感じて涙してます」といった声が寄せられていた。

 そして個人的に、もう1本ハマったのが『水球ヤンキース』。『あすなろ』は飯豊まりえを取材することになって観たが、こちらは佐野ひなこの取材のために。

そこで「女子水球部の試合シーンもあります」と聞いて。W51のスタイルでグラビア大人気の彼女に加え、ミスマガジン2010の新川優愛、B89の筧美和子らの水着が…となれば当然だ。

 実際に彼女たちの水着姿を拝めたのは一瞬だったが(その一瞬は壮観でした)、マネージャー役で大原櫻子、先生役で大政絢に倉科カナらも出演していて美女指数は高い。それ以上に、中島裕翔が演じる主人公ら水球部員たちの熱さと友情に引きつけられた。(続く)


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